山開きの三ツ岩岳&窓明山 ~くわばらくわばら~


    先週に引き続き・・・、突然ですが「窓明山は男性でしょうか?女性でしょうか?」

    答えは後ほどってことで。



    2年前(2015)の真夏に登った三ツ岩岳。

    あの時は暑さにやられて三ツ岩岳のみで窓明山へは辿り着けなかった。

    真夏の三ツ岩(三岩)岳 ~旧道の急登に汲々とする~ 2015.8.1

    「いつかは」と思ってて、涼しくなる秋まで待とうと考えたけど、人が多い「山開き」なら挨拶したり言葉交わしたりで他人様の見えない力で乗り切れるんじゃないか的な発想で再び行ってみた。







    「キキィィィィーーー!」真夜中の山中にブレーキ音を響かせてしまう。

    目の前を大きな鹿がピョンピョンと駆けて行った(衝突したら大事故です。スピードの出し過ぎに注意しましょう)。

    この一件があった為か車中泊の場所に着いてもドキドキして寝つけない・・・・・、けどいつの間にか寝てて、翌朝、寒さで目覚める。

    準備して山開き式典会場の小豆温泉駐車場へ。

    が、近場の駐車場は満車らしく、係りの方の案内で「花木の宿」から入って行った奥のスペースへ。

    そこから式典会場まで車で送って頂いた。

    会場に着くと、ザワザワザワザワ・・・・・人、人、人!

    パッと見、150~200人は居るように映った。

    実は山開きなるものに参加するのは初めてでして、もっと和気あいあいとした雰囲気なのかなーと思ってたけど、ある種、殺気だった様なものを感じてちょっと怖い・・・、それだけ皆さん気合いが入ってるってことなのかなー。

    終盤を向かえてた式典にちょっとだけ参加して、登山届と引き換えに記念バッチや入浴割引券を頂きました。
    ただでこんなに貰っていいんですか?ありがとうございます。

    貰うもん貰ったし、じゃー帰りますか。「お疲れ様でしたー」とはさすがに言えず、式典で挨拶してた地元の実力者?に見送られ「行って来まーす!」






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    横断幕や幟(のぼり)が並ぶ歓迎ムードの国道を登山口へ向かう。






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    国体コース(旧道)の登山口をスルーして保太橋(窓明山)登山口(標高約760m)から。

    もうあの旧道の急登は御免被りたいとの思いからこちらを選択したが・・・・・、こちらも序盤は急登。



    ※保太橋(窓明山)コースの印象としましては、急登と感じるのは最初の1km弱ほどでその後は普通の斜面かと。ただ距離は長いです。登りに関しては国体コースよりはこちらが楽かなーと個人的には思いましたが、周回される方は自己判断で・・・。






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    急登を終え、でっかいブナ(山毛欅)に癒され中。






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    樹々の間から三ツ岩岳の顔色をちょいちょい窺(うかが)いながらの歩き。






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    巽沢山に到着。「たつみさわやま」と読むそうです。居合わせた方に教えて貰った。

    日向ぼっこするギンリョウソウ(銀竜草)って初めて見たかも?

    いつもお会いするのは暗い所ばかりで・・・。






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    登りは続いて、背中から陽射しのおまけが付く。・・・「今はいらん。」






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    家向山尾根到着。「いえむかいやま」と読むそうで、山頂は藪尾根の先にあるとの事。これも巽沢山と同じ方に教えて頂きました。

    山開きって周りに常にどなたかが居るので心強いし有難い。

    /右の花はヤマサギソウ(山鷺草)・・・多分?






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    窓明山が見えた!

    けど、まだ遠いし、結構高さもある。






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    家向山手前辺りから体が動くようになって、この調子で窓明山まで行けちゃうなーなんて思いで意気揚々と一旦下る。

    で登り返しに入り背中から再び太陽・・・・・あれ、汗が止まらない。

    もう上半身だけじゃなくて、ズボンから靴下まで5分足らずでびっしょり。

    こりゃ脱水症だね。もう毎度の事で慣れっ子になってるしー、手足もしびれてくるしー、脚に力も入らないしー、って駄目じゃん!

    道端に腰掛けて栄養補給しながら、原因を探る。



    家向山まで少し暑くなりかけの斜面を登って来た。家向山尾根のピークからの下りは、まだ朝の涼しい空気が残っててこの日一番気持ちよく歩けた。登り返しに入って急に暑くなった。

    要するに自分の体が急激な気温変化に対応出来てないのが原因でして、今に始まったこっちゃ無いんですが、改めて認識してみました。

    余談ついでにどんくらい温度変化に弱いかと言うと、夏の場合はエアコンの効いた部屋から30℃以上の屋外へ出ると1~2分で背中びっしょりです。
    なので自分の部屋のエアコンは未使用で扇風機対応です。たとえ室温が40℃になっても。

    まあ夏は汗かいても不思議じゃない季節だからいいのですが、冬は困るんです。

    寒い屋外から、20℃ぐらいのお店とかに入ると汗が止まらなくなるんです。決まって店員さんに「具合悪いんですか?」って声掛けられて、対応に苦慮します。
    ちなみに冬場の自分の部屋の温度は5~15℃で、普通の方には激寒かと。

    ただ、夏でも冬でも体に風を感じられれば問題ないんですが、冬の室内でなかなか風は吹きませんよねー。

    全くと言っていいほどデリカシーの欠片も無い人間なんですが、この部分だけはデリケートなんですねー・・・・・、はぁ困った困った。



    話を戻します。

    休憩後、力の入らない脚をマイナス思考の精神力で一歩一歩窓明山へ運ぶ。






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    暑~(~_~)

    早くも下山される方やシャクナゲ(石楠花)に励まされながら登る。






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    イワナシ(岩梨)の咲き残る草付きの尾根に出て風を感じる。

    精神的にちょっと楽になった。






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    三ツ岩岳

    凄く大きく見えた。

    この時点で向こうの山頂は無理っぽいと思ってた。






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    ふー、やっとこさ窓明山山頂~。

    風が気持いいー。

    直ぐ下の雪渓で賑やかに休憩されてる方々から独り離れ、こそーっと端っこの方で体力の回復に努める。

    家向山を見下ろしながら。



    「あっ、ここで冒頭の窓明山は男?女?の正解発表。」

    「正解は男性。だって標高が1,842.3mで、癒し兄さん(18423)だもの・・・」

    こちらとしては癒されるなら兄さんよりは姉さん希望ですが、具合が悪いのでおとなしく癒され中。



    足が攣って脱いだ靴を履くのに苦労したけど、かなり体力は回復したみたい。

    三ツ岩岳へ行けそうな雰囲気になってきたので向かってみる。






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    ワタスゲ(綿菅)の向こうに三ツ岩岳/これから歩く稜線



    今回の行程上、窓明山~避難小屋間が景色も良くて花も咲いてて印象に残る稜線歩きだったなー。






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    薄っすらと平ヶ岳






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    こちらも薄っすらと荒沢岳や越後駒ヶ岳






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    歩いた道を振り返る/保太橋沢の雪渓






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    小さな池や小さな湿原を経て登り返し/コバイケイソウ(小梅蕙草)



    暫く登って行くと水場があり、ゴクゴクと喉を潤す。

    辺りには花が・・・・・、






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    シナノキンバイ(信濃金梅)/シラネアオイ(白根葵)

    どちらも清涼感があって、見てるだけで風に吹かれてる感覚。






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    避難小屋への登り/ハクサンコザクラ(白山小桜)/三ツ岩岳への登り

    避難小屋(標高約1,850m)に着いた頃には陽が陰り暑さも和らいだ。小屋周辺では大勢の方が休憩中。



    そこから三ツ岩山頂へ向かうと、一株のハクサンコザクラがいつものピンクよりちょっと濃い紫の花を咲かせてた。

    山頂への道は少々泥濘もありましたが一種のアトラクションと思えば難なくクリア。






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    残雪の先に大戸沢岳。






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    三ツ岩岳山頂/三ツ岩

    今シーズン初の2,000m超え!(^^)!

    今日は無理か?と思ってたけど何とかなったよ。えがったえがった。






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    山頂から続く大戸沢岳~会津駒ヶ岳の稜線

    三角点にタッチして先程の残雪地帯に戻り休憩。






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    一番涼しそうな場所に陣取って休憩。

    腰を下ろした直後はトンボ(蜻蛉)が飛んでたけど、寒くなったのか姿が見えなくなる。

    合わせるかのように賑やかだった登山者もポツリポツリとなり、静かになっていく。



    40分ほど休憩したら空に黒い雲がかかり始めた。

    「まずっ!」雷が頭をよぎる。

    下山せねば、と思ったら足が攣ったし、関節は痛むしで・・・・・。冷やし過ぎたみたい。

    軽く揉み解し、もう一度山頂へ登り直して体を温めそのまま下山開始。

    ここにきてようやく体が普通に動く・・・・・、遅過ぎる・・・・・。






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    避難小屋を通過。休憩する人も数えるほどになってた。

    小さな湿原辺りで後方から「ゴロゴロ・・・」と聞こえてきた。

    「怖っ!」ちょっと急ぐ。






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    サンカヨウ(山荷葉)



    で、この後は雷が怖くて怖くてどーしようも無いので、写真は殆ど撮らずに下りに集中しました。(カメラのフラッシュに雷が落ちるかもって思ってます。)

    とにかくここの道は急斜面なので慎重に下るよう宜しくお願いします。



    途中の小さな地蔵様に「くわばらくわばら」と呪(まじな)いを唱えて下り続ける。

    ※「くわばらくわばら」⇒これを唱えれば雷様(らいさま)が落ちない&へそを取られない、とひい婆さんが言ってた。「くわばら」は確か関西の地名だったような記憶が。そんなのを「まんが日本昔ばなし」で見たような気がします。

    今じゃ死語かもねー。



    「ゴロゴロ、ゴロゴロ」って後ろから追いかけて来る雷音にビビリながらも急ぐ。

    が、一瞬腰から背中にかけて「ピリッ!」と気持の悪ーい痛みが走りスローダウン。

    箇所が箇所だけに無理は出来ない。






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    旧道分岐(標高約1,300m、黒檜沢への道は通行禁止でした。2017.7.9現在)に辿り着き小休止。

    この案内板が怪しく光り、これに雷が落ちるかもって想像したら怖くてゆっくり休めない。

    ポツポツと雨も降り出した。



    その後、多少の雨はあったものの雷からは逃れられて無事に下山。



    ※同時刻、檜枝岐村では約100mm/時の雨を観測した場所もあり、このエリアにも大雨、洪水警報が発令されてたみたい・・・・・、一つ間違えば下山不能に陥ってたかも。もっと早く雷雲に気づくべきだった。






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    登山(下山)口で居合わせた方達とホッと胸を撫で下ろして「お疲れ様でした~」。

    山開きの式典会場へ戻り下山届を提出。

    この時頂いた麦茶の味は格別でした。一生の思い出です。(・・・あんた、三ツ岩岳や窓明山の景色や花よりも麦茶が一番の思い出ですか?)

    スタッフさんに言えば駐車地点まで車で送ってもらえるんだろうけど、足元がドロドロに汚れてたので遠慮して徒歩で戻った。今日一日を回顧しながら。

    体調不良で一時はどーなることやらだったけど、結果的に念願の「窓明け」に成功し三ツ岩も登れて満足の歩きだったなー。

    でも、性格的には窓は開けっ放しじゃまずいから、またいつか閉めに来なくちゃかな?

    てな事を考えながら歩いても、まだ辿り着かない駐車地点だった。

    「遠っ!」






    行ってみた日 2017.7.9









    <感謝録>

    ●山開きに携わった皆様
    お陰様で楽しい思い出が出来ました。ありがとうございます。

    ●登山口~窓明山間でお会いした皆様
    何度も同じ方と会うので勝手に親しみ感を持って歩いてましたし、こちらの問いかけ等にも答えて頂きありがとうございました。

    ●下山時、地蔵様の所で会った男性
    地蔵様のある訳、山と神様の事等、教えて頂きありがとうございました。

    ●下山時途中から旧道分岐まで一緒に歩いた本宮市の男性
    このお方、以前鎌倉岳(常葉)でお会いした方でびっくり!
    ラジオでの雷探知、とても勉強になりました。ありがとうございます。又どこかで。

    ●下山時後半から登山口まで一緒に歩いたいわき市の女性
    健康の事、体力の事、日頃の鍛練の大事さ、沢山教えて下さりありがとうございました。
    ちょっとづつ実践していきます。

    ●今回は山開きと言う事もあり沢山の皆様と挨拶したり話したりで、もうお世話になりっ放しで・・・、ありがとうございました。







    この日の行程

    小豆温泉駐車場⇒(10分)⇒保太橋登山口⇒(55分)⇒巽沢山⇒(60分)⇒家向山尾根⇒(75分+途中休憩20分)⇒窓明山(休憩45分)⇒(50分)⇒避難小屋⇒(40分)⇒三ツ岩岳山頂(休憩40分)⇒(25分)⇒避難小屋⇒(45分+途中休憩5分)⇒旧道分岐(休憩5分)⇒(60分+途中休憩5分)⇒国体コース登山口⇒(5分)⇒小豆温泉駐車場⇒(15分)⇒駐車地点

    以上9時間20分(休憩2時間含む)の行程でした。



    三岩岳
    地理院地図(電子国土Web)より

    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)三岩岳







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    テーマ : 登山・ハイキング
    ジャンル : 旅行

    tag : 福島 会津

    須川温泉からの栗駒山 ~待つのも登山~


    今回は暗い時間に起きてちょっと遠出。

    宮城岩手県境&一部秋田県にも跨る栗駒山(須川岳=岩手県側の名称)へ行ってみた。

    ずーっと下道(一般道)で行くもんだから、長ーい道中の小ネタでもう一記事書けそうなのをグッとこらえて割愛。

    「ブーン」(今の車はこんな音しません)、一路秋田県側の須川湖に着いた。

    当初は須川湖から車道を歩き須川温泉から栗駒山、下山は秣(まぐさ)岳経由と周回しようと思ってた。

    が、辺りは濃い霧、しかも雨混じりときたもんだからもうふて寝するしかない。

    30分毎に起きて目の前の須川湖を確認するも1度目、2度目と天候変わらず。






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    3度目を経て4度目(到着から2時間後)、ようやくガスがとれ須川湖が姿を現す。

    この時点で秣岳周回は時間的に無理と判断して、須川温泉から栗駒山の往復に予定を変更。

    以前として小雨がパラつくので様子見を兼ね、近くのイワカガミ湿原を散策することに。

    湿原近くの路肩Pに車ごと移動して、傘をお供に少し歩くと雨は上がった。






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    イワカガミ湿原






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    須川湖への道は通行止め(2017.7.1現在)/ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)






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    湿原の名にあるイワカガミ(岩鏡)は端っこの方で終盤を向かえてて、代わりにワタスゲ(綿菅)がわんさかわんさか。






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    ただ、みーんなぐっしょり・・・。






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    ツルコケモモ(蔓苔桃)






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    ツマトリソウ(褄取草)/マイヅルソウ(舞鶴草)






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    ゴザンタチバナ(御前橘)/アカモノ(赤物)






    湿原で30分ほど雨上がりの澄んだ空気を吸って・・・・・、「グゥーーー」っと腹が「空気だけじゃ腹は膨れん」と鳴った。

    須川温泉の駐車場へ移動して、ザックの中から山頂で食べるはずだった食料を取り出し半分消費。

    準備完了で出発しようとしたら、再びガスって白い世界に逆戻り。

    雨も交じって、さて困った・・・。



    ビジターセンターの三角屋根が目に入りそちらを見学しながら空模様を伺う。

    居合わせた方々と話をしたりして暫くすると、天候回復。

    雨の心配は無いと判断して、着いてから3時間半、よーやく栗駒山へ向けて出発!






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    登山口は須川高原温泉の建屋西側。

    シンプルな手書きの地図を見てから観光客に混じって歩く。

    ちなみに須川温泉の標高は1,126m(いい風呂)なんだって。「へー」

    しかも栗駒山頂が標高1,626mだから、丁度500mの高低差なんだって。「へー」






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    川の様な湯量の豊富さに圧倒されながら行くと、急にひっそりとしたコンクリートの道になった。

    途中のおいらん風呂(蒸かし湯)から先は土の道(雨上がりで水溜り多発)になり、道標を頼りに名残ヶ原へ進む。

    ※この道標に間違いを発見!
    賽の碩(さいのかわら)だけど、ローマ字表記が「さいのせき」になってるしー。
    漢字も「碩」じゃなくて「磧」が正しいみたいだしー。
    まぁ、誤字脱字の達人から言わせてもらえば、こんなん間違いのうちに入らないかなー。




     

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    進んで行くと煙シューシューの湯気山が見えて、道端に穴が・・・・・。

    顔近づけたら「熱っ!」

    お子様やお子様の様なおじ様はご注意下さい。






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    名残ヶ原






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    イワイチョウ(岩銀杏)/ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)

    名残ヶ原では他にワタスゲ(綿菅)も目立ってた。






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    少し行くとケモノ道ならぬアカモノ(赤物)道(ちょっとだけですが)。






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    苔花台(たいかだい)

    産沼コースへの分岐点。今回はパスして往復とも昭和湖経由。






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    イワカガミ(岩鏡)を見ながら行くと渡渉有り。

    雨上がりの岩は滑るのでビビリながら渡る。
    流れてる水は冷たい。
    温泉だったらドボンしてもいいかな?なんて思い・・・・・ません!

    その先は硫黄臭が立ち込めて地獄谷へ進む。






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    地獄谷

    どーせ自分は地獄行きが9割方確定してるので、折角だから福島に近いここの地獄に配属希望届を出しておこう、閻魔様に。
    住所は地獄の一丁目と、ん?郵便番号は何番だ?



    道が木道に変わり、目の前に湖が現れた。






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    昭和湖(標高1,285m)

    ベンチやトイレも有り、多くの方が休憩中で賑やかでした。






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    昭和湖を過ぎると勾配のきつい木段が始まる(胸突坂)。

    登って行くと少し開けた場所(賽走り)に出て雪渓が残ってた。

    登りはまだ続く・・・・・。






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    ミツバオウレン(三葉黄蓮)/ヒナザクラ(雛桜)






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    稜線に出て天狗平(標高1,540m)

    ガスって何も見えん。

    ※ここは変則十字路の分岐です。行先に注意しましょう。






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    山頂へ向かって3~400m行くと天狗岩の横を通過。

    右側(南側)が切れ落ちてるところも有り、突風に注意して進む。






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    栗駒山(須川岳)山頂(標高1,626m)\(^・^)/

    こんな天候でしたが結構な数の方々が休憩されてました。

    自分は神社に手を合わせてから、来た道をとっとと帰ります。






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    イワオトギリ(岩弟切)/ハクサンボウフウ(白山防風)?自信無し






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    ハクサンチドリ(白山千鳥)/コケモモ(苔桃)






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    この日は団体さんが多かった。
    皆さんマナーの良い方ばかりで見習わなくては。

    昭和湖まで戻り休憩。
    チキンカツサンドを頬張りながら思った。
    ここで食べると硫黄臭が邪魔して、タマゴサンド食ってる感覚になる。






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    休憩後、少し歩いて昭和湖方面を振り返る。

    雲の位置が高くなってきたから、今から登りゃ晴れるかもねー。

    勿論、時間も体力も無いので下山しますけどねー。






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    名残ヶ原まで戻り、帰りは賽の磧経由で。






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    剣岳






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    賽の磧(さいのかわら)

    荒涼とした場所。誰も居ないとちょっと怖いかも?






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    ゴザンタチバナ(御前橘)/須川温泉へ続く道






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    あれ?登り始めた所と違う場所に出た。

    県境(岩手秋田県境)登山口と言うらしい。

    ちょい先に旅館建屋もビジターセンターも見えるので、問題無く無事に下山完了。



    須川高原温泉は人が多いかなーと思い、国道を岩手県側へ下りて(車で約30分)真湯温泉交流センター(入浴のみ¥600)へ。

    ラッキーなことに広い露天風呂に客は自分一人で貸切状態。
    のんびりさせていただきました(自分が帰る頃にお客さん多数有)。

    この後、今シーズン初の車中泊する場所を求めて広ーい岩手県を彷徨った。






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    途中、気配を感じて車を止めたら、栗駒山が見えてた(左)。

    「又来いよー」と言われてる気がしたけど、どーせなら最後まで隠れといて欲しかったなーって思いと、ガスってた山頂の悔しさから、「あっかんべー!」と大人げない対応で別れた。

    心では「又来ますー(^^)/~~~」と叫びながら・・・・・。






    行ってみた日 2017.7.1








    <感謝録>

    ●ビジターセンターで会った男性2名
    栗駒のことや花のことを教えて下さった上に、出発の際には見送って頂きありがとうございました。
    このお二方、山のガイドさんだったらしく、後に団体さんを引き連れて登って来られ、下山時に再開!
    初めての山で心強いアドバイス本当に感謝です。

    ●天狗平から山頂までご一緒させて頂いた仙台市の男性
    須川コース以外のルート情報、晴れてれば見える景色等教えて頂きありがとうございました。
    復路に賽の磧ルートを薦めて下さり感謝です。特異な景色が見られて良かったです。

    ●下山時に苔花台の分岐で会った女性
    産沼コースの情報ありがとうございました。






    この日の行程

    須川温泉⇒(おいらんコース経由45分)⇒昭和湖⇒(60分)⇒栗駒山⇒(50分)⇒昭和湖(休憩20分)⇒(賽の磧経由45分)⇒須川温泉

    以上3時間40分(休憩20分含む)の行程でした。

    栗駒山
    地理院地図(電子国土Web)より



    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)栗駒山








    テーマ : 登山・ハイキング
    ジャンル : 旅行

    tag : 宮城 岩手

    花咲く道を不忘山へ ~硯石から再び~


    ひと月ばかり前のこと。

    硯石から不忘山を目指したものの、山頂1km手前で冷たい強風に煽(あお)られ尻尾を巻いて逃げ帰った。

    花咲く不忘山へ向かうも・・・  ~硯石から挫折編~ 2017.5.28



    なもんで、再び硯石から不忘山へ行ってみた。

    今回は用意周到、尻尾は外して部屋のタンスに閉まってきた。これで尻尾を巻いて帰る心配は無い。

    ・・・・・、何か違う気がする。






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    ちょっと霞みがかった不忘を見ながら硯石(南蔵王)登山口に到着。



    硯石登山口(標高約720m)

    路肩駐車6~7台(この日は6:30頃で1台、下山時6台)

    トイレは登山道を100m程行った先に一応有り(非水洗&水道無)
    近くだと不忘平和記念公園にも有り(水洗&水道有)






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    4km先の不忘山を目指して出発!

    最初は平坦な道で足取りも軽い。

    が、早速「プ~ン」と蚊の歓迎を受ける。






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    エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)/ギンリョウソウ(銀竜草)






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    平坦からいきなりの急登。

    結構長ーく感じる。

    おまけに風が無く蒸し暑い。






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    ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)・・・多分。

    急登が終わり平坦な道に、・・・・・メリハリのきいた登山道。

    少し風が出て蚊から解放されたと思ったら・・・、今度は「ブーン」とブヨ(蚋=ブユ)の歓迎を受ける。






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    辺りはエゾハルゼミ(蝦夷春蝉)が「ギーギーヒャーヒャー!」と賑やかで、こちらも大歓迎ムード。

    「あなた達はトンボみたいに蚊やブヨを捕らないんですか?」

    返事は無い・・・・・ムシだけに
    (;゜0゜)






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    サラサドウダン(更紗満点星)






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    平坦な道が終わると岩の多い登りに。

    花々も多くなる~♪

    ササバギンラン(笹葉銀欄)






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    タニウツギ(谷空木)/ナナカマド(七竈)






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    ハクサンチドリ(白山千鳥)/ヒロバヘビノボラズ(広葉蛇上らず)

    ヒロバヘビノボラズの枝はトゲだらけ~。だからアイツも上らないだろうと、この名前らしい。






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    ミネザクラ(峰桜)の実/ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)






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    道はガレ場に入り、前回引き返した「山頂まで1km地点」。






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    隣の稜線が見え、その先を辿(たど)ると不忘山頂(左の画像右端)が見えた。

    見えてからが結構遠い・・・・・。






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    言われなくても頑張ってるつもりだけど、歩みは亀以下・・・。

    (右の画像の岩が、自分の目には亀っぽく映った)






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    振り返ると霞の向こうに蛤山。






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    イワベンケイ(岩弁慶)/不忘山は目の前。






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    不忘の碑

    ここで白石スキー場からの道と合わせる。






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    にらみ合う魚と蛙(カエル岩)。

    背後に見える川原子ダムの水をめぐる争いが未だに続く。(自分の勝手な想像です)






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    ハクサンイチゲ(白山一花)/ミヤマキンバイ(深山金梅)






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    ハクサンイチゲ(白山一花)

    かなり終盤の様でしたが見られて良かった良かった。






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    「屏風」の眺め






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    不忘山頂(標高1,705m)
    \(^o^)/

    コースタイム通りの約3時間で着いた~。

    で、この日は南屏風岳まで行くつもりだったから、神社に手を合わせてからそちらへ向かう。






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    南屏風へ続く道を眺めて・・・・・、ん?風に違和感有り。

    ここまでどこか蒸し暑さを感じる空気に覆われてたのに、谷からは冷たい風が吹き上げる。

    下界では30℃近い予想最高気温なのに、風が冷た過ぎる。

    「こりゃ、曇るなー、場合に寄っちゃ雷も・・・」なんて頭に浮かんじゃったから、不忘山頂へ戻り待機(休憩)にします。






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    タカネバラ(高嶺薔薇)/コメバツガザクラ(米葉栂桜)かな?






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    ユキワリコザクラ(雪割小桜)は終盤。

    風が冷たい谷沿いのハクサンイチゲは今が盛り。

    ミヤマキンバイの隣で早めのランチ。



    暫くして登山口で挨拶を交わした方が登頂。

    ここまで歩いて来た登山道を互いに振り返って楽しいひと時。






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    歩いて来た道を見てたら谷からガスが上がってきて、やがて真っ白に。

    振り返ると西の谷からも一気にガスが押し寄せる。

    それでも上空に青い部分も有り、時折陽も射すのでちょっと粘ってみる・・・。






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    ・・・・・が、南屏風への道が消えてゆく(見えなくる)。

    上空も真っ白になり、この更に上で雲が発達してたら怖いなーってことで南屏風は諦めて下山開始。



    まだ昼前だったこともあり、登って来られる方も多い。

    この日は女性グループが特に目立って華やかな雰囲気。

    「美人」が登ると山が嫉妬してガスる的なことが言われるけど・・・・・、すれ違った女性グループを振り返る。

    ・・・・・微妙な間(ま)・・・・・

    ・・・・・「な、な、なるほどー」(^_^;)、納得して歩く。






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    同じ道を「ザザーッ」っと滑らないように戻る。

    この後、大仕事をこなさなきゃならんので怪我は出来ない。






    「エイ!ヤー!トー!」

    「バキッ!グフッ!ジャキーン!ボフッ!グワッキーーーン!」






    054_20170626153107097.jpg

    見事ヤマタノオロチ(八岐大蛇)を退治!

    気分はスサノオノミコト~(須佐之男命)!!

    これで麓の村にも平和が戻って、めでたしめでたし。



    あんたの言ってた大仕事ってこれのことですか?

    まだオロチの目が×になってませんけど大丈夫ですか?

    あんたの頭の中身も大丈夫ですか?






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    登山口に戻る頃には陽射しも戻って暑~。

    下山後、鎌先温泉(最上屋旅館入浴のみ¥500)の湯(この日は熱めでした)で汗を流したつもりが、更に汗だくになって無事帰宅。



    硯石からの道は急な登りもあるけれど、それを越えた先の花々&眺めが抜群!

    達成感があって又歩きたくなる道でした。






    行ってみた日 2017.6.24






    硯石登山口⇒(2時間35分)⇒不忘の碑⇒(15分)⇒不忘山(休憩1時間25分)⇒(10分)⇒不忘の碑⇒(1時間20分)⇒硯石登山口

    以上5時間45分(休憩1時間25分含む)の行程でした。



    不忘山
    地理院地図(電子国土Web)より



    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)不忘山









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