花、岩、花、岩、花!花!花!の早池峰山 ~梅雨雲の中を行く~


    突然ですが、「早池峰山は男性でしょうか?女性でしょうか?」

    チッチッチッチッチッチッ・・・・・「ハイ、時間切れ~。」

    正解は「女性です。」

    だって早池「姉さん」ですもの。

    ・・・・・この下らない文章を書きたくて、わざわざ早池峰山へ行ってみた。





    前夜、某所で車中泊。

    夜中目が覚めたら、寝る前は曇ってた空に少し太り気味の半月が浮かんでた。
    こりゃ明日の天候は期待できるなーとニヤニヤして再び眠る。

    明けて3時頃目覚めて空を見るも、あの半月が居ない。逃げられた。
    ロープで固定して置けば・・・・・。

    そんな訳で今日は梅雨らしい曇天の中、早池峰登山拠点の一つ「岳(だけ)」の駐車場へ向かう。

    近づくに連れ霧雨が・・・・・、大丈夫かな?

    5時頃、岳の大きな駐車場に到着(94台、トイレ有)。

    で、ここから朝一のシャトルバス(片道¥700)に乗って小田越登山口へ向かう。

    ※交通規制だったりシャトルバスの時刻だったり注意事項だったりは下記のサイト等でお確かめの上お出掛け下さい。

    花巻市のサイト⇒観光情報⇒自然⇒早池峰国定公園トップページ



    準備して切符買ってバスに乗車。車内はほぼ満員で立って乗る。

    カーブの多い山道を揺られること約25分、小田越着。

    降りたら小雨で風もあった。

    空を見上げながら準備運動して、雨が治まったタイミングで出発!






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    小田越登山口(標高約1,240m)

    15分程歩くと岩がゴロゴロ。スリップ注意!






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    すぐに森林限界で「ビュー!」っと強風にさらされる。

    道はしばらくこんな感じだったと思います。

    何せ濃い霧&雨混じりで前半の景色はほぼ皆無状態だったもので・・・。

    ただ、花は沢山咲いてました~♪






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    ミヤマオダマキ(深山苧環)/キンロバイ(金露梅)






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    ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)/右のは別の種類かも?






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    途中雨が強くなり岩陰でやり過ごして(5分程)から三合目を通過。

    辺りにはお花畑が広がってるのかな?






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    ナンブトラノオ(南部虎の尾)






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    五合目「御金蔵」

    何も見えん。おまけにここから風の強さが3割増し。






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    ナンブイヌナズナ(南部犬薺)






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    天狗の滑り岩(鎖場、梯子)

    足の大きな人は踏面に爪先(つまさき)しか乗らない箇所も。

    だからと言って足を横に置くと「ゴネッ!」となるので注意しましょう。

    ここらで前後に人影が無くなり不安になった。






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    散々な天候ですが、お花がいっぱいで本人は結構楽しんでおります。

    余談ですが、今回撮影した写真枚数は660枚と過去最高でした。

    枚数の割にはピンボケだったりレンズに水滴だったりで、天候に合わせたかのような散々の内容でしたが・・・・・、そんだけ沢山のお花が咲いてたんだなーと思って頂ければ。






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    八合目/岩場を登る。

    この辺りこの日一番の強風でした。






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    剣ヶ峰への分岐を過ぎると道は木道に。

    ミネザクラ(峰桜)が風雨に耐えて残ってた。






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    門馬コースへの分岐を経て行くと霧の中からぼんやり山頂。






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    看板を確認して改めて早池峰山山頂(標高1,917m)(^_^)v



    避難小屋にて休憩。

    悪天候の中を歩いて来たもん同士、会話も弾んで賑やか賑やか。楽しいひと時。






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    20分程して小屋を出たら青空が!

    でもこれは一瞬の出来事で、再び雲の中へ。



    ここで「青空待ち」するか迷ったけど、今日は縦走コースを歩くつもりで来たので時間が無いみたい。






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    ミヤマキンバイ(深山金梅)に見送られ、中岳~鶏頭山目指し再スタート!






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    ミヤマタネツケバナ(深山種漬花)/チングルマ(稚児車)






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    縦走コースは岩だらけ~。

    「ズルッ!、ドデッ!」早速尻もち(^_^;)

    濡れた蛇紋岩はよく滑る・・・・・。

    でもー、縦走コースは花だらけ~♪
    (ちょっと大袈裟に言うと足の踏み場に困るほど)






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    イワウメ(岩梅)







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    ミヤマシオガマ(深山塩釜)






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    2本のロープが無けりゃ、何処が道なのか分からんかもねー。






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    ミヤマアズマギク(深山東菊)

    /タカネスミレ(高嶺菫)もしくはキバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)







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    ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)/イワカガミ(岩鏡)






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    岩場を歩くと花々の視線を感じてちょっと照れる。

    自意識過剰もほどほどに・・・・・。






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    あれ?花を見てたら陽射しが!

    青空~!

    タイミング悪く窪地に居たから早池峰の見えそうな所までダッシュ!






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    うー、見えそーで見えなかった。

    だったら進行方向は・・・。






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    中岳も見えそーで見えず・・・・・二兎を追う者は一兎をも得ず。



    10分間ぐらいだったろーか、雲間から時折陽射しがあって気持ちが軽くなった。

    このまま晴れるだろーなんて思ってた。

    が、結果的にはこれが今回の山歩中一番の青空だった。






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    ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶)/岩場を降りてハイマツ帯へ






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    振り返ったら結構降りて来てた。






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    早池峰山頂から1.5km地点を過ぎると、岩場⇒樹林帯⇒岩場⇒樹林帯てな感じになる。






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    再びガスってきて、どんな景色が広がっているのか想像と不安が膨らむ。






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    基本、岩場は登って降りて、樹林帯は平坦な道。






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    ミツバオウレン(三葉黄蓮)/コバイケイソウ(小梅蕙草)






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    中岳(標高1,679m)に着いたみたい。

    右の画像の上辺りが山頂だろーか?

    これじゃ何も見えないのでスルー。

    早池峰山から2.1km、鶏頭山へは3.0km。






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    この中岳付近の岩場は危険地帯。

    段差があったり、親不知子不知的な所もあったりするので、集中して慎重に。

    「ズルッ!ザーッ!熱っ!」言った傍から岩の斜面を滑り落ちた。

    自分がマッチだったら燃えてるとこですよー。






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    チシマゼキショウ(千島石菖)/ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)






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    ちょっとお花畑っぽい所を見つけたので休憩。

    ロープの向こう側で入れない場所なんだけど若干踏み跡が・・・、注意しましょう。



    休憩とは言っても、立ったままでパン食って花見て終了~。






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    また段差があって立ち止まる。

    どーやって降りればいいのか考えなきゃ降りられない。

    その先には蟻の戸渡り的な場所も。

    二度滑ってるから頭の中が「岩=滑る」になってて恐怖心が・・・。

    濡れて無きゃもう少し楽に歩けるのになー。






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    ミヤマハンショウヅル(深山半鐘蔓)/ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)






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    樹林帯を行くと途中に水場を知らせる道標があった。未確認。

    花はゴゼンタチバナ(御前橘)






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    水場の入口から約5分、南側が切れ落ちた怖い場所に出る。

    左の画像の岩と岩の間に枝が出てるけど、その下に「陸」が無いので気をつけましょう。

    右の画像はそこを過ぎてからの道を振り返って・・・、「怖っ!」






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    岩場で時間を使うので、その分を樹林帯で取り返すしかない。

    泥濘はストレートに「グチャッ!」、倒木には「ゴンッ!」、気にしない気にしない。

    で、また岩場があって考える。この繰り返し。






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    コケモモ(苔桃)/ミヤマヤマブキショウマ(深山山吹升麻)






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    道は草付きの斜面になり植生が変わってくる。






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    ハクサンチドリ(白山千鳥)

    /チシマフウロ(千島風露)もしくはハクサンフウロ(白山風露)






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    ヨツバシオガマ(四葉塩釜)/シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)






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    又ですかー。そろそろ岩場は飽きてきたなーと思ったら・・・・・。






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    やっとこさ鶏頭山山頂(標高1,445m)

    長かったー。(ここまでの道のりが)

    休憩しようかと思ったけど風が冷たく感じたのでスルーして先へ。






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    イソツツジ(磯躑躅)/マルバシモツケ(丸葉下野)






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    登ったり下ったり/ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)






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    梯子を登ってニセ鶏頭山頂(標高1,370m)

    福島にもニセ烏帽子山があるけど、山頂に「ニセ」って名前を付けるのはどーなんだろー?

    ここにはお地蔵様(石仏)が居られて歴史もありそうな場所なので「ニセ」はちょっとお気の毒かと・・・・・。






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    ここに来てようやく下界の景色が見えた。



    今朝駐車した岳の集落を眺めながら休憩。

    帰る場所が見えるって安心する。








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    チシマフウロ(千島風露)もしくはハクサンフウロ(白山風露)






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    休憩を終え下山開始。

    登った梯子の反対側の梯子を降りて行く。






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    2つ、3つと梯子を降りて行くと七折滝への分岐に着く。

    当初この滝経由で戻ろうと考えていたけど、歩くルートをなんとなーく俯瞰したら、かなり遠回りするみたいだし、時間は無いしでキャンセル。

    岳方面へ真っ直ぐ下る。






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    オオカサモチ(大傘持)/鶏頭山避難小屋






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    樹林帯に入るとちょっとした岩場が1ヶ所あるけど、あとは普通の登山道でホッとする。

    ウツボグサ(靭草)に出会う頃には、カメラのレンズが曇るほどの蒸し暑さになってた。






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    鶏頭山登山口に出て車道を駐車場へ戻る。

    すると、向こうから地元らしきおばあさんが歩いて来て立ち止まり、路肩の土手に座って一休み。

    挨拶して5分程世間話を楽しみ、「又来ます!」とお別れした。






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    早池峰から水を集める岳川の流れを見て思った。

    次は晴れた日に来よう。そして花をもっと楽しもう。
    そして山を下りた時に再びあのおばあさんがあの場所に居たら楽しいだろーなー。
    もしそうなったら、あの方を「早池姉さん」と呼ぼう。






    行ってみた日 2017.7.2









    <感謝録>

    ●二合目辺りから何度か会って、山頂避難小屋でも休憩ご一緒させて頂いた新潟の男性
    花の名前や見分け方を教えてもらいありがとうございました。
    お陰で楽しい花旅となりました。

    ●山頂避難小屋でお会いした方々
    前日の栗駒でもすれ違ってたらしい女性4人組&ソロの男性
    菓子や飴ご馳走様でした。楽しい会話で良い思い出となりました。ありがとうございます。

    ●中岳0.5km手前辺りですれ違った男性
    先の道の状況&アドバイス、ありがとうございました。

    ●中岳付近で三度お会いした同方向へ向かってた男女ペアのお二方
    先の道の状況&アドバイス、ありがとうございました。
    何よりお二人の元気な声が聞こえてくるのが頼もしかったです。

    ●早池峰山頂とニセ鶏頭でお会いした男性
    ニセ鶏頭からの眺めを共有出来て光栄です。
    早池峰山頂で1時間粘り少しの時間青空の下の景色を楽しんだとか・・・羨ましい。

    ●車道で会った地元のおばあさん
    早池峰山の元で生活されてる方と話が出来て良い思い出となりました。ありがとうございます。
    鹿の食害に負けず畑仕事頑張ってください。又来まーす。






    この日の行程

    岳駐車場⇒(バス25分)⇒小田越登山口(休憩10分)⇒(1時間15分+雨宿り5分)五合目⇒(45分)⇒早池峰山山頂(休憩30分)⇒(1時間20分)⇒中岳⇒(2時間+途中休憩10分)⇒鶏頭山⇒(20分)⇒ニセ鶏頭(休憩15分)⇒(1時間)⇒鶏頭山登山口⇒(5分+立ち話5分)⇒岳駐車場

    以上8時間25分(バス移動25分、休憩等1時間15分含む)の行程でした。

    早池峰山1
    地理院地図(電子国土Web)より

    早池峰山2
    地理院地図(電子国土Web)より



    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)早池峰山









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    テーマ : 登山・ハイキング
    ジャンル : 旅行

    tag : 岩手

    表情豊かな秋田駒ヶ岳 ~霧中の国見温泉から~



    前日の岩手山から一夜明け、日本海側の天気が回復するらしいって言うんで秋田駒ヶ岳へ行ってみた。






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    国道46号から折れ岩手秋田県境の国見温泉(駐車場、トイレ有)に到着。

    霧雨降ってるしー・・・・・、ここに車中泊した方に尋ねると、今朝降り出したらしい。

    雲は流れてるようなので大丈夫だろうと判断し、準備して出発!






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    舗装路を終点の森山荘まで歩くと登山口。少し行くと案内図や登山ポスト有り。

    この時点で雨は止み、あとは霧が晴れるかどうか・・・。

    国見温泉登山口=標高約850m






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    ブナ(山毛欅)の森を行く。横長根(県境尾根)に出合うまで階段状の区間が多い。






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    少し長めの擬木階段が終わると横長根に出る。右に折れて緩やかな傾斜を横岳方面へ向かい高度を上げていく。






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    真っ白な第二展望台に着く。第一展望台は何処にあったのか??? まぁ場所が分かったところでこの天候じゃ何が見えるわけでも無いか・・・・・。先へ進む。






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    砂礫帯に入り男岳分岐。何も見えん。

    グルッと回って帰りはこの分岐に戻る予定。






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    大焼砂(おおやけすな)の道

    最初は黒い砂礫でそれほど苦にならなかった。が、高度を上げると少し灰色に変化して足が沈む感覚。歩幅が3割程カットされてるかのような歩きになる。なかなか進まない。






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    でも、大焼砂はコマクサ(駒草)の群生地。

    まだ頑張って咲いていた。こちらも頑張らなくては!






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    ん?「下」の景色が見えてきた。駒池かな?






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    砂礫帯が終わるとハイマツ帯。

    ハイマツの中に明かりが灯る。シャクナゲ(石楠花)だった。






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    横岳に着いた。ブリキ・・・・・じゃなくて、途端(トタン)に視界が開けた!!!!!






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    来て良かった~~~(^^)v

    男女(おなめ)岳と阿弥陀池。しかも紅葉してるしー(^^♪






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    振り返って、歩いて来た大焼砂。






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    小岳を見下ろす。






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    馬の背はパスして避難小屋へ降り、浄土平へちょっと寄道。






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    リンドウ(竜胆)の歓迎を受け意気揚々と進んで行ったら、下草に覆われた道で足元びっしょり(+_+)

    浄土平って名前・・・・・福島県人であるが故(ゆえ)に足を運んでしまった。






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    阿弥陀池から男女岳へ。






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    振り返って阿弥陀池や横岳。写真左の木道が浄土平。






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    男女(女目)岳山頂(おなめだけ、標高1,637m)\(^^)/



    残念な事にこの後霧に包まれる。居合わせた方と話しながら10分程待つも回復せず・・・・・降りる。








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    山頂で話した方と阿弥陀池の西まで歩きお別れする。

    なんとこの方、この日の夕方から東京でお仕事だそうです。タフですなー。






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    男岳方面へ少し歩いたら陽が射してきた。分岐にあったベンチまで戻り休憩にする。

    ポカポカして気持ちいい。いつの間にか太陽の有難味を感じる季節になっていた。






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    25分後、再び霧に包まれた。男岳へ向かう。






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    男岳への道は岩が多くちょっと険しい。






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    振り返って馬の背。






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    男岳(おだけ)山頂



    「パン!パン!」まずはお参り。・・・・・景色は見えず。

    少し手前で一緒になった地元ベテランさんによれば、天気が良けりゃ鳥海も見えるよとの事。それから、次に来るときゃ花の咲く7月頃にしなさいとの事。

    「はいぃー!何時になるかはお約束出来ませんが、又来させてもらいます。ありがとうございましたー。」(^^)/~~~






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    男岳から金十郎長根を降りて行く。なんか両側崖っぽい・・・・・見えなくて助かったかも?

    足元が安定しないし、下に人が居るかもだし、岩を転がさないよう慎重に進む。






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    降りてったら分岐らしい場所があった。

    地図だと駒池方面へは五百羅漢って所から折れるらしいけど、その五百羅漢が何処にあるのか見えない状況。ここでいいのかな?






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    1段降りたら、岩に文字が。「女岳、MEDAKE」って書いてあるから方向的には大丈夫らしい。ここも足場が安定しない。慎重に進む。






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    降りて行くと急斜面になる。ん?地図の道と違う地形の様な・・・・・?

    地図によれば五百羅漢を折れると緩やかな等高線・・・、駒池方面へ下る道が2本あるってことなのか?






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    頭の中を???マークいっぱいにして降りて行くと、鮮やかな赤の向こうに木道が見えて一安心。

    平坦な場所まで降りたら、右(西)から来る道と合流した。恐らくこの道が五百羅漢から来る道なのだろう。で、ここにも女岳と書かれた岩があった。地図に道は無いけど女岳にも登れるらしい。でも、今回はパス。






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    降りた道を振り返る/通称ムーミン谷の分岐






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    一般的に男岳へはこの谷を登るらしい。/駒池へ向かう。



    ムーミン谷の風景を楽しみながら歩く。

    ※天気次第ですが、ムーミン谷は大焼砂から入って男岳へ抜けた方が感動がより大きいかも?自分は逆コースだったので景色を振り返るパターンが多くて・・・・・。






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    男岳

    ギザギザの山容。






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    女岳

    煙(水蒸気)がちょっと怖い。






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    駒池

    異国の雰囲気・・・・・、行ったことはありませんが・・・。









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    馬の背

    風と共に「ザァーーー!」っと笹原が騒(ざわ)めく。








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    かたがり泉水

    戻ってもう一度歩きたくなる風景。






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    大焼砂

    自然の大きさ、自分の小ささを実感。






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    再び霧に包まれながら登山口に戻る。



    もう一つの目的、国見温泉のグリーンの湯で疲れを癒し、昨日の岩手山、今日の秋田駒ヶ岳の様々な表情を思い浮かべながら福島に無事帰宅。



    又何時か・・・・・、今回の旅を懐古しながら行ってみたい2座となった。






    行ってみた日 2016.9.19






    今回の行程

    国見温泉⇒(50分)⇒横長根分岐⇒(35分)⇒男岳分岐⇒(35分)⇒横岳⇒(30分)⇒男女岳(休憩10分)⇒(10分)⇒阿弥陀池西(休憩25分)⇒(20分)⇒男岳⇒(25分)⇒ムーミン谷の分岐⇒(25分)⇒男岳分岐⇒(20分)⇒横長根分岐⇒(25分)⇒国見温泉

    以上5時間10分(休憩35分含む)の行程でした。

    秋田駒ヶ岳-1 秋田駒ヶ岳-2
    地理院地図(電子国土Web)より


    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)秋田駒ヶ岳






    テーマ : 登山・ハイキング
    ジャンル : 旅行

    tag : 秋田

    壮大、雄大、器もデカイ岩手山 ~日本唯一、県名山名一致の山~



    シルバーウィーク前半の3連休で岩手山へ行ってみた。



    福島からずーっと下道で岩手山の麓、焼走り溶岩流に到着(広~い駐車場、トイレ有)。かなり遠い道のりだった割にはブログだとほんの1~2行・・・なんか虚しい。



    目の前にどっしりと構えた岩手山。で、でかい(^_^;)、そして高い。辿り着けるのだろうか?そんな不安を打ち消したくて、駐車場で隣り合わせた秋田のベテランさんに岩手山の聞き込みをして落ち着く。準備してしゅっぱ・・・・・、このタイミングで岩手山は雲に隠れた。うー・・・、気を取り直して出発~。






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    焼走り登山口(標高約570m、山頂まで約6.7km)



    樹林帯で曇り空も手伝っての薄暗い中(暗くて写真無しです)を行く。道の傾斜は緩い。

    登山口から0.7kmの標柱辺りに溶岩流へ出られる枝道。覗いてみる。






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    岩手山を隠してた雲は消え去り、荒々しく広がる溶岩流の先に再び雄姿を拝んだ。

    「行くぞ!」気合いを入れ直す。






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    道は高度を上げる毎に傾斜が増す気配。し・ん・ど・い・・・。

    気合いが続かない。






    005_20160921173633dfe.jpg

    登山口から3.1km。第2噴出口跡の標柱に着く。

    道からちょっと左に外れ、見晴らしの良い場所で一息。

    もやもやっとした雲海の上に近隣の山々が頭を浮かべてる。






    006_20160921173757c33.jpg

    登山道へ戻ろうと振り返ったら山頂が・・・。ここまでかなり登って来たつもりの筈が、まだまだ目標は遥か上だった。






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    少し高度を上げると、ボタ山のような黒い小山が現れ第1噴出口跡。

    写真の左端は七時雨山だろうか?






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    下界を覆う雲海がうろこ状に変化。






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    砂礫の道を行く。ここもしんどい。足を動かしてる割にはなかなか前へ進まない。






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    砂礫の道の両側は国内最大のコマクサ(駒草)群生地。

    株の多さ、大きさに驚かされる。満開の時期に訪れれば見事だろう。ただその花々を楽しむ余裕があるかどうかは別の問題だけどねー。

    まだ咲き残った株に励まされる。「咲いてて良かったー」






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    振り返って、雲海の向こうに姫神山。






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    砂礫帯を越すと、少しの間だけ道は平坦になる。それだけで幸せな気分。

    上坊コースと出合う「ツルハシの分れ」に着く。






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    ツルハシを過ぎると再び登り。岩場も加わり、慎重に進む。

    途中、下山する方(地元の方?)から「天気は下り坂ですよ。午後から雨になるかも。」と教えて頂いたので、余力の範囲で急いでみる。



    やがて傾斜も緩みヒメコマツ(姫小松)の道に入る。






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    左手に山頂。稜線の登山者が確認出来る程に近づいていた。

    自分的には「ここで帰っても悔いは無いなー」とかなりの満足感。

    だからと言って帰りませんけどね~。






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    平笠不動避難小屋の前で休憩してた方々と挨拶を交わし、いざ山頂へ!






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    少し登って振り返る。平笠不動避難小屋。

    バックの神殿チックな岩山がカッコいい。






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    屏風尾根?、奥に見えるのは八幡平?






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    西に延びる山並み(多分、三ツ石山方向)

    もっといろいろ調べて来りゃ良かったなー。






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    イワギキョウ(岩桔梗)を愛でながら砂礫の急登を行く。

    ここ、辛い・・・・・。避難小屋付近で休憩してから挑むのが正解かも。






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    御苗代湖






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    染まり始めた草花






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    何度も足を止めながら登り、ようやくお鉢の淵に出る。






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    山頂(薬師岳)は直ぐそこ!






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    火口を覆う秋色






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    想像以上にデカイお鉢(噴火口)。

    お鉢の中にも山がある。写真左の妙高山(岳)。






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    岩手山山頂(=薬師岳、標高2,038m)\(^^)/



    弱く冷たい風が吹く山頂。何故か若い方が多く、こりゃ岩手山じゃなく「若手山」じゃんと思い、賑やかさが「苦手山」の自分はお鉢を巡りながら休憩場所を探すため山頂を後にする。






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    振り返って山頂






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    お鉢には石仏が並ぶ。






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    雲海を眺めながら休憩。

    最悪、ガスガスで真っ白な山頂を想定して来たので、この景色だけでも十分な御馳走だった。






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    岩手山神社奥宮と妙高山(岳)

    水蒸気が立ち込める。地面に触れると温かい。






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    八合目避難小屋が見える。

    避難小屋?のイメージとミスマッチなとても大きな小屋。






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    噴火口とお鉢

    淵を歩く人の姿が絶えない。馬返から不動平を経て登ってくる方が多いようです。






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    お鉢を一周(約1.7km)して焼走りに下山開始。

    このタイミングで道はガスに包まれ、山頂も見えなくなった。






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    コマクサ(駒草)の群生地辺りまで降り、下界の景色が見えるようになった。






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    焼走り溶岩流(第2噴出口跡から)

    写真左上の白い小さな四角が駐車場。溶岩流(黒い所全部)の規模のデッカさに驚愕!






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    素晴らしい岩手山だけど、残念に思ったのが耳を劈(つんざ)く「爆音」。

    麓に自衛隊の演習場があり、訓練の音らしい。この日は日曜日だったけど、お鉢で休憩してる頃から下山時までずっとこの「爆音」にびっくりしながら歩いた。

    休日返上でお国の為に一生懸命訓練されている方々には申し訳ないと思うけど、何とかならないのかなーと考えてしまう。これじゃ周辺住民の方々も大変だろーなー。



    滝沢市のサイトに演習予定が載ってます。ちなみにこの日は迫撃砲の実弾訓練でした。

    滝沢市のサイト⇒たきざわ行政情報⇒情報発信⇒自衛隊情報






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    ナナカマド(七竈) 






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    ミズナラ(水楢)の森を経て無事登山口へ戻る。






    登山口の手前に腕章をした監視員らしき方を見かけて話しかける。

    まずは自然を活かし、しかも手作業で直して整備されてる道に感動しましたとお伝えする。聞けば、この焼走りコースと上坊コースを合わせ、たった3人で管理しているとの事。凄っ!

    続けて岩手山の話もしてくれた。県名と山名が一致する場所は日本で岩手だけな事。約20,000あると言われる日本の山で標高ランキング654位?(ちゃんと聞いてたつもりだったけど忘れた)な事、宮沢賢治も36回?(これも定かじゃない)登った事。そのつながりで宮沢賢治の事や焼走り溶岩流の事までいろいろと教えて頂いた。

    冷静な口調の中にも「岩手愛」が感じられる話に、聴いてるこちらも熱くなった。ありがとうございます。






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    姿の見えない岩手山にそっと一礼して焼走りを後にした。

    「ありがとー、又来ま~す(^^)/~~~」






    行ってみた日 2016.9.18






    この日の行程

    焼走り登山口⇒(75分)⇒第2噴出口跡(休憩5分)⇒(45分)⇒ツルハシの分れ⇒(50分)⇒平笠不動避難小屋⇒(45分)⇒岩手山山頂⇒(お鉢巡り40分+休憩40分)⇒平笠不動避難小屋⇒(30分)⇒ツリハシの分れ⇒(25分)⇒第2噴出口跡⇒(55分)⇒焼走り登山口

    以上6時間50分(休憩45分含む)の行程でした。

    岩手山
    地理院地図(電子国土Web)より


    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)岩手山







    テーマ : 登山・ハイキング
    ジャンル : 旅行

    tag : 岩手

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