「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    田村市 ~弁天桜~



     ちょっと不思議な場所にある一本桜を見つけたので行ってみた。

     田村市の旧滝根町、広域農道の田村トンネルの北側に弁天桜の看板と共に駐車場があります。駐車場の端(トンネル側)から下りて行くと休耕田に出ます。今度は左に上がって行くと弁天桜が見えてきます。





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     その桜は、人家から少し離れた山の中、杉林に守られるように囲まれて、ひっそりと咲いていました。





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     説明板には弁天桜に関する、悲しい伝説が書いてありました。「菅谷村の某家」と書いてあるところをみると、伝説ではなく実話だったのではと思ってしまいます。又、「この山田の池」とありますが、この場所に池は見当たらず、湿地のようになっています。当時は池だったのでしょう。


     不思議なのは、この場所の条件で約400年もの間、桜が成長した事です。山の北側斜面で日当りも悪く、当時はわかりませんが、桜より大きい杉林に囲まれています。山なので放って置けば荒れてしまい、桜の樹も朽ちてしまいます。又、広域農道が開通したのは12年程前、田村市(旧滝根町)の天然記念物の指定を受けたのも7年前なので、それまではこの地に住んでいる方々しか知らない桜だったと思います。と言うことは、地元の方々がこの桜を400年もの間、手入れして守ってきたと思われます。それならば、周りの木を倒して日当りを良くする手もあったと思います。

     自分の妄想話が長くなって申し訳ないですが(^_^;)、言いたいのは、昔のこの地区の人々が弁天桜を隠して、他の地区の人目につかぬように花見を楽しんでいたのではないのかなーと言うことです。根拠の無い理由ですが、敵に存在を隠すためとか、大事な池の水を守るためとか、色々考えられます。ただ、年に一度の花見だけは楽しみたい。そう思って弁天桜を守ってきたのかなーと。・・・勝手な妄想話でした。





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     肝心な桜の花ですが、やはり他の場所と比べて遅く、咲き始めでした。幹や枝は何度も折れ曲がり、かなり苦労して成長しているようです。しだれ桜ですが、それほど枝垂れてなく、何か「シャッキ!」っとしています。例えるならば、背筋の伸びた猫のようです。(自分の例えの分かりにくさには定評があります。^^;)





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     実は、上3枚の写真を撮ってから約一週間後に近くを通ったので寄ってみました。桜の花は散り始めていて、葉桜になりつつありました。

     桜の正面にはベンチがあり、そこから眺めると、舞台挨拶する女優さんのように、森の舞台で弁天桜が挨拶しています。



    行ってみた日 2012.4.29




    詳しくはこちらへ⇒滝根町観光協会

    詳しくはこちらへ⇒田村市






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