「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    田村市 ~大乗寺の桜~



     田村市の旧大越町の役場(現田村市役所大越行政局)の前(南側)の道路を、そこから西に500m程行ったところに大乗寺と言うお寺さんの入り口があります。細い道ですが、その先に大きなしだれ桜が見えたので行ってみた。


     駐車場と看板があったので、その細い道を入り奥の駐車場へ車を止めます。観光客用と言うよりはお墓参りに来た方の為の駐車場だと思いますが、空いていたいので失礼しました。





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     駐車場から見ると道の上まで枝が伸びていて、よく見ると桜の影が出来ています。





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     正面から見ると、階段をトンネルのように包み込みながら伸びています。枝の先は根元より低い位置にあるようです。


     階段を登り、お寺さんに手を合わせ、振り返ると、境内にはもう一本のしだれ桜がありました。





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     樹高は低いですが、きれいな円形に広がった枝の桜は、散り始めて葉が顔を覗かせています。あれ?よーく見ると異常に幹が太く、樹高とアンバランスです。


     境内を掃除していたお寺の方(こちらのご住職かも?)が手を休めてお話を聴かせてくださいました。





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     まず、大乗寺の桜と言われている桜はこちらの樹でした。自分はそうとは知らずに、大きな桜ばかりに夢中になり、あやうく見逃して帰るところでした。

     
     このしだれ桜、樹齢約580年になるそうです。大きな樹だったそうですが数年前、強風によって折れてしまったそうです。その時、支えになった隣のチャボヒバ?(多分)の幹が変形して、当時のアクシデントの痕跡を残しています。又、桜の幹の先には蓋が付いています。ばい菌が入るのを防いだり、中の空洞化を防ぐためだそうです。

     言い方が悪いかもしれませんが、自然に負けて折れてしまったこの老木(古木)、今年も花を咲かせ、葉もつけました。その生命力の凄さに、人も「負けられない」と力をもらいます。復活や復興、口で言うのは容易いですが、実際、あせりが先行してうまくいきません。この桜だって、一年、一年花を咲かせながら、徐々に復活しています。一気にではなく少しづつにが、歴史を積み重ねる大切さだとも教えてくれます。




     こちらの大乗寺さんでは、三春滝桜の子孫の桜が育ち、境内北側の斜面には芝桜、その斜面の上にはアジサイや芍薬などのたくさんの花々を育てているようです。数年後には、しだれ桜をはじめ、花いっぱいのお寺さんになりそうで楽しみです。お忙しい中、お話を聴かせて頂き有難うございました。



    行ってみた日 2012.4.29




    詳しくはこちらへ⇒田村市






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