「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    下郷町・那須塩原市 ~流石山・大倉山・三倉山(1)~



     先日、下郷町の観音沼の先の日暮滝を訪れた際に、更にその先に道が続き、旧街道の松川街道が那須に向かう登山道になっているらしいと書きました。その後、調べてみたところ、「裏那須」と呼ばれている地域で、栃木県那須塩原市との境に流石山・大倉山・三倉山と山々が連なり、かなり景色の良いところのようです。とは言っても、最近、山岳観光が多かったので、今回は平地観光と思っていたのですが・・・。実はこの日は海の日で、あまのじゃくの自分には山に行く絶好の日と、訳の分からん理由で行ってみた。(実は前日に山開きが行われており、登山道などが整備され、歩きやすくなっているのかなーと思ってこの日を選びました。山開き関係者の皆様、登山道の整備等ありがとうございます。)



     下郷町の国道289号から観音沼方面へ。観音沼、日暮滝と過ぎ、道はやがて未舗装になります。ところどころ段差が激しいので、底を擦らないようにゆっくり進みます。何とか駐車場らしいところに着きました。朝の早い時間でしたが、既に数台の車が止まっていました。なおトイレは無いので、到着前にお済ませてください。


     まずは栃木県境の大峠(標高1,468m)を目標に歩き出します。

     


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     最初は林道(車道)なので難なく歩け、10分ほどで林道終点の駐車場に着きました。こちらにも既に数台の車が止まってました。車高(底高)の高い車で路面状況が良ければ、ここまで来れるようです。





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     先へ進むと、松川街道(会津中街道)の面影を残す、一里塚を案内する石碑がありました。江戸時代の数年間はこの道を参勤交代の行列が江戸に向かったそうです。






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     林の中の道は緩やかな上りが続き、石や岩が多いのでつまづかないよう注意して歩きます。徐々に細くなり、途中、旧道と新道が交差するのでどちらを選択するか迷うところです。1ヶ所、土手を登る(ロープ有)ところがありましたが、ルートの選択によっては回避可能のようです。自分は往路にこの土手を登りましたが(ロープ未使用でも登れます)、復路は出会いませんでした。その土手が一番急な上りで、思ったほど急勾配はありませんでした。やがて周りの木々が低くなり、林道終点から約30分で大峠に到着しました。






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     東を向くと、那須連山から太陽が顔を出しました。こちらへ向かうと三本槍岳に行けるようです。





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     南へ向かうと三斗小屋温泉へたどり着くようです。





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     西を向くとお地蔵様が立って居ます。その奥に見える山が流石(ながれいし)山です。写真では分かりませんが山の中腹辺りから上の斜面が、黄色い花で染まっていて、テンションが揚がります。しかも、自分はこの時点で、写真に見える高いところが流石山の頂上だと思っていたので、かなりの急勾配ですが、割と近いのではと思って登り始めます。もちろん、お地蔵様への挨拶も忘れずに。「いってきます!」



     道は、土と岩が混じった不均等な段差の階段を登っていくような感じです。滑らないように注意しながら登ります。10~15分ほどで黄色い花がたくさん見えたところに着きます。





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     黄色の正体はニッコウキスゲでした。斜面を吹き抜ける涼しい風に、たくさんの花が揺られています。





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     先を見ると、まだまだ上の方までニッコウキスゲが続いています。黄色がばかりが目立つのですが、他にもたくさんの種類の植物が見られます。その紹介は帰り道でさせて頂こうかなと考えております。





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     両側にニッコウキスゲを見ながら登れるので、疲労感も多少は軽減されていると思います。





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     たくさん密集して咲いてるところと、そうでないところを繰り返しながら登っていきます。ニッコウキスゲのお花畑を過ぎると、今度は低い笹の斜面を登っていきます。





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     坂を登り切り、視界が開ける場所に出ます。自分はここが頂上と思っていたので、達成感から後ろ(東側)を振り返ります。那須の山々(左から三本槍岳、朝日岳、茶臼岳)が間近に見え、迫力があります。




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     少しづつ北側に目を移すと、遥か彼方(写真の一番奥)に安達太良山が見えました。その手前には会津布引山の風車群も写ってました(肉眼では分からず、帰宅後、写真を見て気付きました)。





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     更に北から西の方には観音沼など下郷の町が一望でした。





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     あれ、頂上のはずが尾根道は、更に登って続いています。ここで自分の勘違いにようやく気付きます。流石山山頂はこの道の先のようです。気を取り直し歩き続けます。





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     徐々に標高を上げていき、振り返ると、茶臼岳と同じぐらいの高さの目線になっていました。右下には先ほどまでは見えなかった三斗小屋温泉が見えています。





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     栃木県側(南側)には沼原(ぬまっぱら)の調整池や湿原、更には深山(みやま)ダム(写真中央右)が見え、その先の関東平野には雲海が広がっていて、壮大な景色でした(ただ、自分の写真では肝心の壮大さは伝えられないので、ぜひ自分の目で確かめていただきたいと常日頃思っております。ご了承ください)。





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     登りも緩やかになり、笹の間には白い花が咲いていて、歓迎ムードを造り出してくれていると勝手に思いながら進むと・・・





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     ようやく流石山山頂(標高1,813m)に到着です。大峠の看板には1時間と表示がありましたが、自分は1時間と25分かかりました。もっとも景色を堪能しながら(休憩しながら)の牛歩戦術だったので仕方ないのですが、体力の無さも遅さの原因であることには間違いありません。



     ~つづく~


    行ってみた日 2012.7.16





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