「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    昭和村 ~矢ノ原湿原~



     会津の山々には数多くの湿原があります。その一つ、昭和村にある矢ノ原湿原へ行ってみた。

     昭和村を通る国道400号線を北から南へ走ります。左手に村役場、右手に中学校と過ぎて行きます。小学校の手前に信号機(確か押しボタン式?)があり、そこに矢ノ原湿原の案内板があるので右折です。その道(舗装)を上っていけば右側に沼が見えてきます。そこが矢ノ原湿原です。

     専用の駐車場らしいものはありませんが、沼の看板を通り過ぎ、数百メートル行くと右側にスペースがあります。そこに4~5台駐車可能です。沼の入口にある農道は畑所有者以外の車輌は通行禁止のようです。昭和村の山は春の山菜、秋のキノコと山の幸が豊富なようです。山に入るためには入山料を支払い、許可を得てから入る必要があるようです。なので、無闇に遊歩道以外に入らないようにしましょう。




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     まずは、説明板です。実はもう一つ説明板がありまして、そちらには約8万年前に形成された日本で2番目に古い湿原と記してあります。また、生息植物の数は約280種だそうです。




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     湿原の見取り図です。今回は左(南)の遊歩道入口から入り、一周します。




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     伝説で大ナマズや、大ウナギは聞きますが、大ドジョウは珍しいのでは?くれぐれも伝説の真似をして、沼に帽子を投げないようにしましょう。




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     入口にはクマ注意の看板があります。念のため熊除け鈴を装着して歩きます。遊歩道を進んで行くと、田んぼに出てしまいました。田んぼの手前に左に分かれる道があり、そちらが遊歩道のようです。それに気付かず、田んぼを一周してしまいました。



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     田んぼの畦(あぜ)にはクマ用の罠が仕掛けてありました。野生のクマに出会ったことはありませんが、身近にこのようなものがあると、やはりクマの恐怖を感じます。

     昼時でお腹を空かした自分も罠にかかりそうなので、足早に退散します。


     遊歩道の周りは草など刈り払われており、歩きやすいです。短めの木道もありました。




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     最初に湿原が見えてきました。草は茶色に色づいていましたが、山の紅葉はこれからのようです。トンボが沢山飛び交ってましたが、ハッチョウトンボは見つかりませんでした。




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     何の花か分かりませんが咲いていました。現在調査中です。

     ⇒リンドウのようですが何リンドウかは分かりませんでした。フデリンドウというのが近そうですが。花期が春なので・・・?





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     広葉樹の林を抜けていくと沼が見えました。水面には水草などが浮いています。その間をコイなどの魚が泳いでいました。


     西側の道は木々に阻まれてあまり沼を見渡せる場所はありません。又、傾斜地を歩くので滑らないように注意しましょう。




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     まだ数は少なかったですが、赤く色づいたモミジもあり、秋を実感させてくれました。




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     沼の北側にある農道から見るとこんな感じです。





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     カモも紅葉見物でしょうか?




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     東側には沼を見渡せる場所が多いので、じっくり観察するにはこちら側が良さそうです。

     
     歩くだけなら一周30分程度だと思いますが、自分はのーんびりしすぎて1時間以上かかりました。遊歩道の途中で昼飯にしようと持ち歩きましたが、そのような場所も無く・・・。キャンプ等禁止の看板があったので、煮炊きもしてはいけないようです。ただ、代官清水と源兵衛清水という2つの清水があり、水は飲み放題?(飲みすぎに注意)です。



     国道400号線から矢ノ原湿原へ曲がらないで、そのまま国道を南へ1~2km程進むと、「からむし織りの里」という道の駅風の施設がありますので、そちらで休憩してから矢ノ原湿原を散策するのも良いのではないでしょうか。





     載せようか載せまいか迷いましたが、矢ノ原湿原にはこんな標柱がありました。


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     明治元年(西暦1868)の旧9月24日(現在の11月8日)にこの場所で戦があり、会津藩士の野村新平という方が25才の若さで戦死したそうです。左奥に見えるのがその方のお墓のようです。




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     標柱の裏に刻まれた文字を読んで「ハッ!」としました。会津藩はこの戦の2日前(旧9月22日)に新政府軍に降伏していました。それを知らずに戦いを挑み、命を落としてしまったようです。あまりにも可哀そうです。




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     144年前に、最後にこの景色を見て「きれいだなー」と思って、あの世に逝ってくれた事を願うばかりです。



    行ってみた日 2012.10.20



    詳しくはこちらへ⇒昭和村の公式サイト






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