伊達市・相馬市 ~霊山(秋)~



     福島県でも高い山々から初雪の便りが届き始めました。まだまだ秋を満喫していないのに、冬になってしまうのではとの焦りから、紅葉の名所「霊山(りょうぜん)」へ行ってみた。


     福島市から相馬市へ向かう国道115号線。伊達市に入り、カーブの続く道を上がっていくと「霊山こどもの村」の看板がありますので、そのこどもの村を目標に進みます。近くなると登山口の看板も出てくるので、それに従い坂道を上がっていくと、りょうぜん紅彩(こうさい)館という宿泊施設(日帰り入浴可:温泉ではありません)があり、更に上がると登山道の駐車場(約80台可、水洗トイレ有)に着きます。




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     登山口の駐車場か見た霊山です。標高825mと控えめな高さですが、切り立った岩が林立していて独特の風貌です。新日本百名山にも選出されていて、人気の山のようです。ちなみに登山口の標高は530mだそうです。




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     登山口にある案内図です。実際のものはもっと大きいですが、今回まわったルートのみ抜粋しました。現在地から茶色のルート(周遊コース)を左から時計回りに歩きました。


     周遊コースの登山道は歩きやすいですが、落ち葉の下に岩が隠れていたりするのでつまづかない様に注意してください。特に下りは転んだら大変です。又、小さい石コロだと思って蹴ったりすると、大きな岩の一部だったりするので気をつけましょう(霊山にはこの氷山の一角的な岩が多いです)。


     又、霊山には「ホニャララ岩」と名の付いた名所が多く、歩いていて飽きません。岩の上からの眺めは絶景です。但し、高所恐怖症の方にはお薦めできない場所ばかりですが・・・。




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     大体、岩に登るには2パターンでして、一つはこのような鋼製の梯子です。日の当たらない時間帯は少々冷たいかも知れません。自分もそうでしたが、ほとんどの方が下りに手間取りますので、先客が居る場合には気長に待ちましょう。

     岩に膝をぶつけない様に注意しましょう。




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     もう一つは階段です。岩と岩の間に設置してありますが、下が見えるので・・・。下を見ないように歩きたいのですが、階段を踏み外しそうなので、どうしても下を見てしまいます。まあ短いものばかりなので、修行(何の修行だ・・・)と思って我慢しましょう。



     ただ、このような梯子や階段を通らなくても頂上にはたどり着けますのでご安心ください。




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     宝寿台からの眺めです。最初の梯子ポイントです。




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     登山道途中からの眺めです。紅葉が凄いことになっています。赤や黄色に松の緑と岩の黒が手伝って絶景を見せてくれます。




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     霊山を代表する国司沢の景色です。登山道の下へ梯子を降りた所から撮影しています。




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     甲岩へ登ると国司沢を見下ろせます。




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     遠くには吾妻山系や福島盆地(信達平野)が見渡せます。前日の雪で白くなってる所が浄土平で、手前の街が福島市内です。




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     護摩壇への入口(左折)にある看板です。スリルは苦手ですが、絶景に引かれて護摩壇へ向かいます。高所恐怖症の方は国司池方面へ向かう(直進)ルートをお薦めします。




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     親不知子不知と名付けられた岩を削ったような道?を歩いていきます。この日は天気は良かったのですが、西風が強く、遮る物がないので風をまともに受けました。ただでさえ怖いのに・・・。




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     このような所も潜り抜けます。つっかい棒の様な岩です。これを外したら大きな岩が崩れてきそう?


     ちょっとスリルのある道の先、護摩壇からの景色は絶景です。ぜひ行って見てください。




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     霊山は景色の素晴しさだけではなく、歴史的にも意味深いところです。歴史に「たられば」は禁物ですが、この場所が日本の中心になっていたかも知れない場所です。今は登山者の休憩する「あずまや」があるのみです。




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     霊山城跡にある説明板です。ここから北へ分岐して霊山寺跡へ向かうことが出来ます。地図によると片道40分で行けるようですが、今回は予定してなかったのでパスです。ここ霊山城跡には石碑が並んでいます。又、きれいとは言えませんが一応トイレも設置されています。




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     西物見岩からの眺めです。紫明峰の奇岩と紅葉が青空の下に広がっています。写真左奥には半田山が見えます。




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     こちらは霊山最高地点の東物見岩です。標高825mのここからは東に太平洋を望むことが出来ました。

     


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     昔、僧が修行したと伝えられている学問岩です。岩の下に行ってみましたが、いつ崩れてくるか不安で学問に集中できる環境ではありません。ただ夏は涼しそうなので、そういう意味では集中できるかも? もっとも、学問とは縁の無い自分には、場所や環境以前の問題ですが・・・




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     「蟻の戸渡り」から見た東物見岩(中央の高いところ)です。この辺りも紅葉がきれいでした。




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     弁天岩付近から見た日暮岩(写真中央左)方向です。 日暮岩の上には時折人の姿が見られます。




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     弁天岩から東側の風景も絶景です。この辺りも紅葉がちょうど見ごろでした。




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     日暮岩から先程の弁天岩方向を眺めます。右の黒い岩肌が弁天岩です。




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     日暮岩から望洋台方向です。何ヶ所か岩への昇り降りを繰り返していると、梯子にも慣れてきます。ただ、基本的に岩の上は、手摺やフェンスがありませんので、落ちないように十分注意してください。



     この後、登って来た道と合流して、駐車場へ戻りました。約4時間(休憩30分含む)の道のりでした。



     駐車場は車が溢れて、紅彩館の下の方まで路上駐車状態でした。ナンバーを見ると、福島県内だけではなく、東北各地、関東、東京方面と遠くから来られてる方も多いようです。


     

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     霊山は人を寄せ付けない山容の岩山ですが、虫達を引き寄せる為に綺麗な花を咲かせる植物の様に、秋には見事な紅葉で着飾り、人々を魅了します。(と言うことは、自分は虫か?まあ、そこは流して・・・)登って下りて来たばかりですが、又、登りたくなる山です。次回は歴史の勉強を(ほんの少し)してから登ってみようかなー。と思いながら帰宅しました。



    行ってみた日 2012.11.3



    詳しくはこちらへ⇒伊達市観光情報サイト「だてめがね






    霊山
    地理院地図(電子国土Web)より

    <国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)霊山









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    tag : 福島 中通り 紅葉

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