「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    安達太良山へ ~その1~ 沼尻口~鉄山避難小屋





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     2013年5月26日、安達太良連峰からは昭和33年(1958年)のプロペラが、磐梯山の山開きを見守っていた。












     猪苗代町の沼尻登山口から安達太良山を目指します。



     まずは登山口へ。

     中ノ沢温泉から沼尻温泉方面へ向かいます。

     沼尻温泉からはスキー場の間を通る砂利道になります。

     この道、ちょっと砂利が深めなので底の低い車では厳しそうです。

     10分ほど砂利道を走ると、広い駐車場に着きました。

     すでに10台ほどの車が。

     登山者だけではなく、山菜採りの準備をされている方達もいました。



     ここの駐車場には、登山口が隣り合わせで2つあります。
     
     向かって右側のルートがこれから歩く道で、左側のルートは沼尻鉱山跡に直接向かう道(旧作業道?)のようです。

     左側のルートが近いようですが、崩落箇所があるようなので右側の登山口(白糸の滝登山口)から出発です。








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     最初は広くてなだらかな上りの道で、カッコウの声♪~も聞こえてきて、ピクニック気分です。

     






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     出発して5分足らずで、白糸の滝(写真は拡大しています)が見える展望台に着きます。



     ここから道は階段の上りが続きますが、10分も登ると坂の傾斜も緩やかになってきます。






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     まだこの辺りでは、咲き始めたツツジを見る余裕もあります。





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     駐車場から30分、船明神山コース(右)の分岐に着きました。

     ここから沼尻鉱山跡(左)へ向かいます。







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     眼下に沼尻鉱山跡が見えます。

     そこから、写真右上辺りにあると思われる胎内岩へ向かう予定です。


     今まで登ってきた貯金を使い切るように鉱山跡へ下りていきます。

     下っていくと、硫黄の臭いが鼻をつき始め、地面も白に変わっていきます。



     


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     今の鉱山跡は、温泉があちらこちらから湧き出していて、そこからパイプが延びています。

     下流にある旅館には、ここの温泉が供給されているようです。

     




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     イワカガミが咲いていました。

     温泉の影響か?他より温かいようです。







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     露天風呂のようなところがありました。

     この辺りで、今日一番の硫黄臭さを感じて、足早に通過します(風が無かった)。




     

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     落石注意の看板があるザレ場を通り抜けると、正面に岩山が見えてきます。

     あそこまで、どこをどう歩いたらたどり着けるのか?、ちょっと不安になります。





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     大きな岩には、赤と白でマーキングしてあるので、それを頼りに進んでいきます。

     




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     沼ノ平へ近づくと、立入規制の看板があり、平成9年に発生した遭難事故の事が書いてあります。

     そういえば、出発した沼尻登山口の右手に、この事故の慰霊碑が建立されていました。

     沼ノ平は今でも、かなり危険な場所らしいので、絶対立ち入らないようにしましょう。




     

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     この辺りには、ミネズオウの小さな花がたくさん咲いていた。






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     ここから道は急斜面に・・・、大きな岩の間を登っていきます。

     一つ大きい岩をクリアすると、次の岩が、又クリアすると、次の岩が、登っても登っても景色が変わらない。

     ふと気が付くと、赤と白のマーキングが無い!

     どうやら道を外れたらしい。

     少し小高い岩に上がりルートを探していると、上の方から声がした。

     先を歩いていた方が、自分を見つけてくれて、「左にトラバースしてください」と声を掛けてくれた。

     一度下まで降りなくてはと思っていたので、この一言に助けられました。

     なのに、自分は御礼の言葉も言えずに・・・、情けない事ですが、道に迷ったことに少なからず動揺していたのは否めません。


     ご指導頂いたように、左へ移動すること約5分、マーキングのある道に出ました。

     集中力も落ちていたようで反省しつつ、ここから気を引き締めて再出発です。




     

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     マーキングだけに集中して登っていくと、○だったマークが△に。

     どうやらここが胎内岩の入口らしいです。

     出発してからここまで、1時間55分経過しています。






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     胎内岩です。この岩の下を通ります。

     思っていたよりも狭く、リュックを背負ったままでの通過は厳しそうです。

     リュックは潜り抜ける岩の上に一度置いて、潜り抜けた後に回収可能です。





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     胎内岩のもう一方は、こうなっています。

     下から登って来た人は、みんなこの穴から顔を出します。






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     穴から出ると、西側には磐梯山や秋元湖が見えました。






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     北側には吾妻の峰々が見えました。

     ここからは見通しの利く低木地帯のなだらかな道を歩いていきます。

     所々に、穴や、窪みがあるので、注意が必要です。






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     沼ノ平や安達太良山頂も見えてきます。





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     ほんの少しですが雪の上も歩きます。

     鉄山と避難小屋が見えてきました。






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     鉄山避難小屋の手前に、プロペラの付いた石楠花(しゃくなげ)の塔があります。




     昭和33年(1958年)、訓練中の自衛隊機が消息不明になり、1週間後、この付近で墜落した機体が発見されました。

     発見当時、隊員の方は操縦かんを握ったまま亡くなっていたそうです。



     この壮絶な事故の供養碑として建てられたのが、石楠花の塔との事です。

     磐梯山を見つめるように建っています。


     
     

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     オレンジ色のスライドドアがお洒落な鉄山避難小屋に着きました。

     沼尻登山口から2時間40分経過しています。




    ~つづく~




    行ってみた日 2013.5.26






    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)鉄山避難小屋






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