北海道<2013初夏-14> ~納沙布岬~



     霧多布から道道123号、142号(北太平洋シーサイドライン)を、東(根室方面)へ向かいます。

     カーブ、アップダウンは多いものの、最果て感があって、走りがいのある道です。

     但し、今回は霧の中の走行なので、慎重に進みます。


     
     しばらく行くと、父親の後ろの席に座っていた母親が、突然「ツル、ツル!」と叫びました。

     もちろん、父親の後頭部を見て、「ツルツル」と叫んだ訳では・・・・・ありません。

     通り過ぎてしまったので、少しバックしてみます。







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     いました!タンチョウ(ツル)です。

     柵があるので、牧場の敷地でしょうか?小さな沼の畔(ほとり)で、何か探しているようです。

     しばらく観察していると、沼を挟んだ茂みの中に、もう一羽いました。

     更によく見ると、まだ色の付いてない(茶色)タンチョウのヒナも一羽います。

     多分、ここを棲家にしている家族なのでしょう。

     じろじろとプライベートを覗くのも申し訳ないので、気付かれないようにそっと立ち去ります。

     




     根室の落石辺りまで来ると、突然、霧が晴れ、雲も薄くなり、青い空が見えてきました。

     昆布盛ウインドファーム(風力発電)のところにあるパーキング(トイレ有)で休憩します。




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     ずーっと霧の中だったので、青空が新鮮に感じられます。

     もう何日も青空を見てないような感覚でしたが、よくよく考えると、前日の午後一くらいまでは青空だったので、たった24時間ぶりでした。

     ただ、風は強く、蕗(フキ)の葉っぱがバサバサいってます。






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     風車は風が強すぎるのか、止まって様子をみているようです。

     一緒に様子を見ているわけにもいかないので、出発して更に東を目指します。






     



     今回の旅には、いくつかの(2~3個ですが・・・)目標というか、目的というか、がありまして、そのひとつが、両親の「東の端っこに行ってみたい」というリクエストです。

     なので、ずっと東に進路をとって、はるばる根室までやって来ました。

     福島県の自宅から丸3日、根室半島の南側を経由して(道道35号)、日本本土最東端、納沙布岬(本当の日本最東端は東京の南鳥島なんですけどね~)にようやく辿り着きました。

     



    004_20140227162511b5e.jpg

     青空に映える、真っ白な納沙布岬灯台です。

     これが日本で一番東の建造物かと思っていたら、この後ろに小さな建物が・・・・・。

     広い北海道で、ナゼ?こんな狭いところにと疑問符はつきますが、役に立つ建物なので、それが何かは現地でご確認ください(灯台右手から回りこむとあります)。






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     納沙布岬の端っこです(柵があるので越えない様に!)。

     しばらくの間、ロシア船の残骸があったはずですが、見えなくなっていて、本来の風景を取り戻したようです。

     残念ながら、北方領土の島々は見えませんでしたが、空を自由に飛びまわる海鳥のように、パスポートを持たず北方四島へ行ってみたいものです。



     

     

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     北方領土返還のシンボル、四島(しま)のかけはしでは、「祈りの火」が燈(とも)されています。

     「祈りの火」はアメリカ占領下から日本復帰を果たした、沖縄県波照間島から採火したものだそうです。



     恥ずかしながら、当時は広島の「平和の灯」から採火したと思っており、両親には「広島の火だよ」と、自慢げに話してた記憶が・・・・・、訂正して謝らなくては・・・・・。

     



     

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     両親がみやげ店などを見てる間に、車内から望郷の塔を見上げながらの休憩です。

     日も少し傾いてきましたが、まだ宿まで100km以上あるという、この旅一番のハードスケジュールな一日だったりするので、休める時に休みます。




     こんな時に限って、いつもはゆっくりのお二人さん(両親)が、早めに戻って来ます。

     もう少し休みたかったところですが、最東端に来られて、満足そうな二人の顔を見ると、疲れも吹っ飛びます・・・・・、と言うほど出来た息子ではないので、聞こえるように「ハァー」とため息をついて出発です(^_^;)。











     根室半島の北側を通り(道道35号)、根室市街へ向かいます。

     この辺りの道はイギリスっぽくて(行った事が無いので、勝手な想像です)、個人的には大好きです。



     途中の牧場で、牛の写真が撮りたくなって、路肩に車を止めます。

     そうしたら・・・・・、




    009_20140301171636bb2.jpg

     牛たちが、柵を飛び越えるんじゃないかと思うほどの勢いで、こちら目がけて走ってきました。

     牛が走るイメージが無かったので、呆気にとられるのと同時に、重量感にビビリます。

     何かもらえると思ったのか、観光客に慣れているのか、牛たちは柵の前で止まり、どうぞ撮ってくださいと言ってるかのように、草を食(は)み始めました。



     多分、退屈な日々の中で習得した、人間を脅かしてやろうという、牛たちの遊びなんですかね~。






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     この後、キラキラと輝く根室海峡を眺めながら根室市街へ入り、国道44号(道の駅で休憩)、厚床(あっとこ)から国道243号、244号と通り、今日の宿泊地標津町に到着です。

     この日お世話になったのは、ぷるけの館ホテル川畑さんで、田舎町のビジネス旅館風といった感じですが、温泉(露天風呂有)もあり、食事も地元魚介中心で、量も多かったです。

     ここまで、出来るだけ海産物は食べないように来ていたので、美味しく完食させていただきました。



     帰宅後の体重測定が、ちょっと気になるなーと思った頃には、眠りに就いてました・・・・・、鮭を何匹食えるか、ヒグマと競争する夢を見ながら・・・・・
     




    ~「15野付半島」へつづく~






    目次はこちらへ⇒<2013初夏の北海道>一覧

    前回の旅はこちらへ⇒<2011夏の北海道>一覧



    詳しくはこちらへ⇒根室市観光協会のサイト

    詳しくはこちらへ⇒北海道の道路情報案内サイト「北の道ナビ」







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