「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    北海道<2013初夏-18> ~知床五湖~




     羅臼ビジターセンターから、国道334号(知床横断道路)を、知床峠に向かいます。

     道の両側には、かなりの雪が残っているようです(霧でよく見えません)。

     知床横断道路は、この年(2013年)、例年ならば開通を向かえるゴールデンウィークを過ぎても降雪があり、1989年以降で、最も遅い開通(6月1日)となったそうです。

     11月初旬には、また冬の通行止めになるわけで、わずか5ヶ月の通行期間となります。



     高度を上げるに連れて、霧が深くなります。

     この日は、根室海峡側から南風が吹きつけており、風と共にやって来た湿気は、残雪で冷やされ、濃い霧が発生しているようです。

     辺りの景色は全く見えず、真っ白な世界で、遠近感や方向感覚がおかしくなりそうです。

     こういうのを「ホワイトアウト」って言うんでしょうか?

     前を走行する車輌のテールランプも見えず、対向車のライトも、すれ違う直前まで見えません。

     かろうじて見えるのは、自車の右前のセンターラインだけで、それを頼りに前進します。



     これほど深い霧を走行するのは、初めての経験だったので、時速20km以下での、おっかなびっくりドライブになってしまいます。

     「大げさな」と、お思いの方も居るでしょうが、この時期の知床の霧は本当に怖いです。

     十分、お気をつけ下さい。





     知床峠が近づくと、霧は薄くなりましたが、今度は、雨と風が強くなります。



     



    001_201403101045548b1.jpg

     知床峠(標高738m)に着きましたが、濡れたくないので、石碑の前で車内から撮影。

     真横から、雨が叩きつけるので、石碑も、右半分しか濡れてません。

     そういえば、ここでは2年前もこんな天候で、同じような写真を撮った記憶が・・・・・。

     自分は、知床にかなり嫌われているのか、2回連続の暴風雨には気が滅入る。





     あきらめムードで、ウトロ方面へ下って行きます。

     すると、あら不思議・・・・・、空の様子が一変します。

     

     霧が晴れ、雨も止み、雲も切れ、日差しが・・・・・、先ほどまでの天候が嘘のように、青空まで覗いています。

     あまりに劇的な変化で、狐につままれたような気持ちですが、何はともあれ良かった良かった。

     道道93号へ入り、一度はあきらめかけた知床五湖へ向かうことにします。



     知床五湖の駐車場は有料で、普通車410円(バイク100円)です(2013年の料金)。

     かなりの混雑を想定してましたが、並ぶことも無く、すんなり入れました。

     天候といい、駐車場といい、運が向いてきたというか、知床に嫌われてなかったようです(^^♪



     五湖のうち、一湖は高架木道での散策が可能で、他の4湖(二湖~五湖)は地上遊歩道での散策になります。

     後者の地上遊歩道は、手続きが必要で、シーズンやヒグマの出没状況、人数制限など、いくつか制約もあるので、確認してからお出かけください。

     高架木道は、手続き不要なので、こちらを歩きます。



     


    002_20140310104553353.jpg

     木道は多少の勾配はあるものの、バリヤフリーになっており、高さは2~5mほどで、下には笹原が広がってます。

     高い場所なので、カメラの部品等、落とさないように気をつけましょう。

     又、風当たりもいいので、持ち物が飛ばされないように注意しましょう。



     帰り際に、突風で帽子を飛ばされた方を見かけました。

     その後、その帽子がどうなったかは分かりませんが、高い木道なので、拾うのは難しそうですし、ヒグマも居るかも・・・・・、そもそも立入禁止の場所に落ちたので・・・・・、どうしたのかなー?。



     それから、木道終点(片道800m)の、一湖畔に1ヶ所、途中に2ヵ所、計3ヶ所に展望台が設けられてます。

     但し、食べ物等の持ち込みは禁止なので、そこでお弁当を広げよう、なんて考えはいけません。

     ちなみに、ペットを連れて行くことも出来ません。



     それからそれから、木道には電気柵(7000V)が張り巡らせてあるので、ヒグマは上って来ないそうです。

     





    003_20140310104552b36.jpg

     進んで行くと、オホーツク海が見えてきます。

     海も青けりゃ、空も青い!

     上空には、「オホーツクブルー」が広がってきました。






    004_20140310104551df2.jpg

     笹原の向こうに、一湖も見えてきます。

     気持ちがはやり、急ぎたくなりますが、ここはゆっくり行きましょう。




     

    005_2014031010454991a.jpg

     高架木道入り口から、約15分で、終点の湖畔展望台に到着です。

     オホーツク海からの風が、緑の湿原と青い湖面を揺らしながら、残雪の知床連山へ駆け上がって行きます。




     

    006_201403101045497c5.jpg

     知床半島の背骨にあたる山の上では、こちら(オホーツク海)からの風が、根室海峡からの雲(霧)を、ブロックしています。

     それで、知床峠より向こうは、霧が凄かったんですね~。






    007_20140310104729b8f.jpg

     人の波が途切れ、急に静かになった展望台で、家族3人、思いっきり深呼吸します。

     新鮮な空気を体内に取り込み、木道を戻ります。

     もちろん、散策コースに含まれているかのように、売店内もしっかりと一周してから戻ります。

     

     車に戻り、ぜーんぶ!窓を開け、マイカーにも深呼吸させてから、知床五湖を後にします。


     

     


    ~「19オシンコシンの滝」へつづく~






    目次はこちらへ⇒<2013初夏の北海道>一覧

    前回の旅はこちらへ⇒<2011夏の北海道>一覧



    詳しくはこちらへ⇒知床五湖フィールドハウスのサイト

    詳しくはこちらへ⇒知床斜里町観光協会のサイト

    詳しくはこちらへ⇒北海道の道路情報案内サイト「北の道ナビ」








    大きな地図で見る
    関連記事
    スポンサーサイト

    Comments 0

    Leave a reply