「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    北海道<2013初夏-20> ~天に続く道~



     オシンコシンの滝から、右手にオホーツク海を眺めながら、国道334号を南下すること17~18km、「峰浜」地区の右カーブの交差点を左折します。

     真っ直ぐで緩やかな上りの道を2.7kmほど進み、右折します(直進は砂利道になる)。



     右折した瞬間、目に飛び込んでくるのは・・・・・・・









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     「スッコーーーン!」と突き抜けた、一直線の道です。

     
     ・・・写真が下手なので、今一感動が伝わらないと思いますが(^_^;)、実際に現地でご覧いただければ、背中が「ゾクゾクッ!」と、するはずです。





     本当は、夕日に照らされるこの風景を拝みたかったのですが、知床五湖で見えていたオホーツクブルーの空は、雲の中・・・・・残念。

     



    ※ダンプカー等、大き目の車輌も通過しますので、邪魔にならないように停車しましょう。






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     少し左に寄ると、オホーツク海も見えてきます。



     出来れば、某テレビ番組のように、目を閉じたままでこの場所まで来て、目を開けた瞬間にこの景色だと、感動も増すのでは?(運転手は無理ですけど・・・・・)





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     最近では、「天に続く道」と呼ばれています。(「天国に続く道」とも呼ばれています)

     道の先が、空と同化して見えません。

     

     地図上で確認すると、一直線の道(ちょっとだけ角度があります)は、約28.5km続きます。

     この道の突き当たった先に、「天」とか「天国」って名の喫茶店とまでは言いませんが、野菜の無人販売所とかあると、文字通り、「天に続く道」で、面白そうだな~なんて、勝手なことを思ってしまいます(土地の所有者様には、本当に勝手なことを言ってしまい、誠に申し訳ございません)。


     


     車に乗り込もうとすると・・・・・、道の先で何か動いた?






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     どこから来たのか、キタキツネがこちらを見て、警戒しています。

     足下には、明らかに人間のゴミである、弁当のふたか、スナック菓子の袋のような物が落ちてました。

     においは嗅いだものの、食べられない事が分かったのか、捕らずに道路右側の、草むらに消えていきました。
     
     (写真はズームしています)






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     ところが、キタキツネは、草むらから同じようなものを銜(くわ)えて、戻ってきます。

     落ちてた物の前で、こちらをにらみ、「おいらの獲物だから盗むなよ」って感じで、小走りに去っていきます。





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     その後姿を見ながら、行く末を案じます。

     このキタキツネは、食べられないであろう人間のゴミを持ち帰り、お腹が満たされるのか、この先、自然の餌を獲る事を忘れないだろうか・・・・・、唯一の救いは、まだ人間を警戒していた事ですが、観光客の多いこの場所ではいずれ・・・・・。



     羅臼ビジターセンターのところでも少し触れましたが、知床に限らず、北海道全体で、野生動物への餌を与える行為や、人間のゴミが問題視されています。



     今回の旅行でも、道路走行中の車に、脚を引き摺りながら近づいてくるキタキツネや、駐車場で観光客に寄り添ってくるキタキツネを見ました。

     どちらも、人間から食べ物を与えられた経験ゆえの行為と思われます。

     そのキツネたちは、痩せこけて、毛並みも悪く(生え変わりかも)、「野生」では無くなっていて、餌の獲り方も忘れてしまったようです。
     


     更に別の場所(駐車場)では、現れたキタキツネに、「かわいい!かわいい!」と連呼して、パンを与えている若い女性観光客(2人組)が居ました。

     「そりゃー、あんた達より、キタキツネのほうが可愛いに決まってるよ、人から餌をもらったキツネは、餌の獲り方を忘れて、この先苦労するから、やめなさい!」と、いつものように一言多い感じで、注意をする勇気は・・・・・ある・・・・・はずも無く・・・・・。

     そうしたら、そのキツネと若い女性の周りを、高そうなカメラを持ったおっさん達が取り囲み、緊急撮影会?

     本来なら、注意する立場の年配者がこの状況では・・・・・、キツネの行く末だけでなく、日本の行く末も案じてしまう。

     まあ、注意できなかった自分も同罪なのは、間違いないので、心苦しくなり、その場から立ち去る事しか出来なかった。

     我ながら、情けない・・・・・。




     話がそれてしまいましたが、とにかくマナーやルールは守りましょう。








     少し下ると、右手に展望台があります。



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     階段の支柱にニポポ人形を施した、人の温かみを感じる展望台です。

     この展望台、正式名称はわかりませんが、一部のライダーさん達の間では「名もなき展望台」と呼ばれているそうです。






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     上からは、天に続く道はもちろん、広々とした田園風景、更にオホーツク海と、抜群の眺めです。






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     どんよりとした空の下、天に続く道と、展望台の間には、道を照らすようにルピナスの花が揺れていました。



     手造り感のある展望台と、彩りを添えるルピナス、地元の方の「もてなしの心」も感じられる、天に続く道です。





    ~「21清里宇宙展望台と道道857号」へつづく~






    目次はこちらへ⇒<2013初夏の北海道>一覧

    前回の旅はこちらへ⇒<2011夏の北海道>一覧



    詳しくはこちらへ⇒知床斜里町観光協会のサイト

    詳しくはこちらへ⇒北海道の道路情報案内サイト「北の道ナビ」








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