「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    川俣町、二本松市 ~口太山(標高843m)~



     二本松市の東部、旧東和町の道の駅ふくしま東和から、国道349号を北へ6kmほど行くと、口太山(くちぶとやま)トンネルがあります。

     そのトンネルの手前右側に、口太山への案内板があり、夏無沼(市役所東和支所交差点右折でも行ける)からの登山口へ向かえるようですが、今回はトンネルを抜けて川俣町側から登ります。

     トンネルを出て0.6~0.7km川俣町側へ下ると、右側に「口太山入口」の白い標柱が見えてくるので右折(斜め)します。

     ※右折の際、対向車、後続車に十分注意してください。この辺りの国道349号は震災後、大型車輌の往来が多いので危険です。


     右折して0.1km弱、更に右折して行きます。





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     1kmほど進んで行くと、左側に駐車場(簡易トイレ有り)があります。



     準備して、ここから口太山登山開始です。

     写真の奥に向って、舗装された道を上って行きます。

     




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     舗装道から砂利道になり間もなく、正面に口太山が見えてきます。

     周りの畑には、イノシシの仕業と思われる穴がボコボコあいてます。

     遭遇の可能性もあるので注意しましょう。




     

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     駐車場から0.5km弱、キャンプ場があります。

     





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     キャンプ場の奥にある案内板です。

     往路は左の猿の首取りコース(1.3km)を登り、復路は右の石尊(せきそん)神社コース(1.0km)を下る予定です。







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     開花直前の桜の木の下を歩き、猿の首取りコースに入ります。






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     コースの始めは杉林で、先の木橋を渡り、この沢沿いを上って行きます。






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     歩いて行くと、杉林の先に猿滑りの滝が見えてきます。

     陽の光を浴びて、輝いています。



     昔話なら、キラキラ光ってるこんな所を正直爺さんが掘ってみると、大判小判がザックザク・・・・・なんてことになるんでしょうが、自分が掘ったら、貝殻や食器の欠片(かけら)が出てくるんだろーなー。

     まぁ、それはそれで、今の時代では、貝塚とか古墳とか呼ばれ、ある意味宝物か?、などと、いつも通り下らないことを考えながら、下らないだけに上ります。






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     少し行くと、この看板と分岐があります。

     要所要所にこのような道標があるので迷うことは無いと思います。


     折角来たので、乳子岩(ちごいわ)へ寄り道します。



     3分ほど歩くと、杉林の中に岩が見えてきます。






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     これが、乳子岩です。

     中には、良い表情をされた仏さん?(石像)が居られました。

     言い伝えによりますと・・・・・悲しい出来事(川俣町の公式サイトに載ってます)が・・・・・、手を合わせ、戻ります。







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     猿の首取りコースは、乳子岩から登山道へ戻る所(写真)がちょっとだけ急ですが、他に急な所も無く、ナラが多い林の中を九十九折りに上って行きます。



     しばらく行くと、右側(西)の眺めが良くなり、安達太良や吾妻の峰々が目に入り、足を止めます。

     




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     北西の方向に目を凝らすと、UFO基地疑惑がある、ピラミダルな山容の千貫森(標高462m)が見えました(写真はズームしてます)。

     ここまででお疲れの方は、この山を探す振りをして、ゆっくり休憩してください。






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     少し行くと、コースの名前にある猿の首取り(ここにも伝説があるようです)と呼ばれる、ヤセ尾根です。

     岩場ですが距離は短いので、さほど時間は要しません。






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     更に行くと、「迷い平」です。

     ここは、大きな木が多く、少しですがまだ雪も残ってました。



     この後、本日最初で最後の登山者2名と言葉を交わしすれ違い、山頂へ。






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     駐車場から70分、口太山山頂(標高843m)に着きました。

     山頂には、三角点、ベンチ(3脚)、見晴らし板(見える山々を記した板)などがあります。

     周りにはツツジの株が多いので、これから迎える開花期は、朱色に染まるのかな?。






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     西側が刈り掃(はら)われていて眺めが良く、木幡山(標高666m)越しに、安達太良連峰(左)、吾妻連峰(右)が見えます。





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     ベンチに腰掛け、安達太良連峰を眺めながら昼食にします。

     4月も半ばを過ぎ、白い部分も少なくなりつつあります。

     その残雪部への光の差し加減で、山が近づいて見えたり、遠のいて見えたりと、不思議な感覚になります。






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     目線を近くに戻すと、ベンチの横には、こぶしでしょうか?、陽射しを受け、蕾(つぼみ)を開き始め、口太山の山頂まで春が届いたことを知らせています。

     その影響なのか?、周りの木々では「ホォーホケキョッ!」と、ウグイスが鳴きまくって、賑やかでした。

     里よりも遅い春の訪れを感じて、下山します。






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     下山は石尊神社コースです。






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     山頂のすぐ下に、石尊神社はあります。



     

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     こちらのルートは、北西に延びる尾根を、真っ直ぐ下ります。

     勾配はきつく、足下も滑りやすいので、油断禁物です。

     松ぼっくりを踏んだだけでも、滑りますのでご注意を。





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     下りた後、振り返ってみますが、これを上るのはちょっと・・・・・。

     まぁ、下りも神経を使うので、猿の首取りコースを往復するのが無難かと、個人的には思います。






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     下って行くと、先程手を合わせてきた、石尊神社の表示が何故ここに・・・・・???。

     とりあえず、看板の写真だけ撮って下ります。

     帰宅後調べたところ、昔、村人が、ここの岩場に2mほどの細い岩を建て、御神体としてお祀りしたらしいです。

     で、写真をよ~く見たら、看板の後ろに、剣状の岩が写ってました(写真の石の字の左上)。

     これが、石尊神社の御神体だそうです。

     「ありがたや~ありがたや~」、写真に手を合わせます。

     


     登山道は、この後0.5kmほど尾根を下り、登山口(キャンプ場)まで0.3km地点から右手の沢へ下っていきます。

     下って行くと、杉林に入り、案内板(4枚目の写真)にあったニリンソウの群生地があります。






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     時期が少し早いのか、葉や蕾はあるものの、花が・・・・・、日が当たる場所で僅かに咲いてるのを見つけました。






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     エンレイソウもありました。






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     それから、ネコノメソウもありました。






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     小さな春を楽しんでから少し歩くと、キャンプ場に戻りました。




     
     以前、口太山は富士山の見える北限の山かも?と、同じく川俣町内にある花塚山(標高918m)と共に評判になりましたが、その方向には木が育ち始め、確認するには困難な状況になりつつあります。

     伝説の多く残る山ですから、白黒はっきり分かるよりも、謎めいた感じの方が浪漫があり、人を引き付けそうな気がします。

     なので、山頂の景観はそのままに「富士山が見えた!」ではなく、「富士山が見えるかも?」と、伝説っぽく後世に残し、楽しみたい山ではないかなと思いましたとさ。

     めでたしめでたし






     行ってみた日 2014.4.19






    行程

    駐車場⇒(10分)⇒登山口(キャンプ場)⇒猿の首取りコース(60分)⇒口太山山頂(休憩40分)⇒石尊神社コース(50分)⇒登山口(キャンプ場)⇒(10分)⇒駐車場
     
     以上2時間50分の山旅でした。

    口太山地理院地図(電子国土Web)より

    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)口太山






    詳しくはこちらへ⇒川俣町の公式サイト

    詳しくはこちらへ⇒二本松市観光ガイド









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