いわき市 ~二ツ箭山(標高710m)~



     いわき市北部の小川町、国道399号を川内村方面へ向かって行くと、中島バイパス県道41号(小野方面)丁字路から3km弱、右側に駐車場(50台くらいかな?、トイレ有り)があります。

     



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     駐車場にコース図があります。

     少しは調べてきましたが、どのコースを歩くかは決めないで来てしまったので、歩きながら考えます。



     先に言っときますと、このコース図以外にも道や分岐があり、悩んでしまいます。

     自分のように初めての方は、しっかり調べて、コースを決めて登ったほうが、時間のロスも無く、順調に歩けると思います。



     準備をして出発します。






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     正面に二ツ箭山の稜線を見ながら、北へ向います。






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     ヤマザクラやヤマブキ、足下にはスミレなどを見ながら林道を歩き、杉林へ入っていきます。





     

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     杉林の中に最初の分岐があります。

     両方に二ツ箭山の表示がありますが、女体山経由は道なり(写真左)で、自分はこちらを選択します。

     下山は、月山から(写真右)この分岐に出てきました。

     ちなみに、ここから月山への道は、駐車場のコース図には未掲載です。

     




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     道なりに歩いて行くと、杉林から沢沿いの道になり、御滝の手前に分岐があります。

     沢コースに向かうと、御滝の横を登るらしいので、怖がりな自分は尾根コースを選択して、左へ向かい、杉林を登ります。

     この分岐も、駐車場のコース図にはありません。


     


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     少し行くと、この小さな看板があります。

     前の標柱に尾根コース(沢巻道)とあったので、ずーっと尾根コースかと思いましたが、御滝だけ巻いて、沢コースに復帰出来るようなので、右へ進みます。

     御滝を右下に見ながら歩きます。

     道が細いので、滑落に注意しましょう。

     岩場で御滝からの道に合流して、沢を縫うように進んで行きます。

     
     
    ※濡れた靴で岩上を歩くと、滑りやすくなるので、沢を渡る際は、靴の底を濡らさないよう心掛けましょう。

     もちろん、岩が濡れてる場合も非常に滑りやすいので、細心の注意で歩きましょう。





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     それほど進んでない割には、道の説明がくどいので、ちょっとブレイク。

     ヒトリシズカです。

     他にエンレイソウ等も確認できました。






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     この場所は、ツル(蔓)に掴まり「アァッ、アァ、ア~~~!」と大きな声を出して、川を飛び越え・・・・・・・・・・ると、とっても危険なので、絶対してはいけません!



     休憩すると、アホなことばかり考えてしまうので、先へ進みます。






    009_2014042710501150d.jpg

     沢沿いの道を行くと、〆張場の分岐になります。

     ここには、もう一本右(東)の斜面を登る道があり、恐らくこの道が月山新道だと思われます。

     休憩中の方にお話を聞いたりしながら、どのルートを選択するか悩みましたが、次回来た時に、別のコースを通れば良いので、軽い気持ちで沢コースを選択して進みます。



     ここからの沢コースの道は、国土地理院の標準地図(25000)に載ってませんのでご注意ください。






    010_201404271050113aa.jpg

     勾配は緩いものの、岩が多く(ザレっぽい所も若干有り)歩きにくいので、時間がかかり、少々不安になります。

     でも一本沢なので、迷うこともないし、たまに、ピンクリボン(目印)もあるので、まぁ何とかなるでしょう、と進みます・・・・・・・。





     
     ところが、進んで行くと・・・・・・・、沢が右と左、二本に分かれていました。

     どっちだ????????




     

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     沢の真ん中に微妙な方向を指す、道標があります。

     若干、左側を指してるように見えますが、沢を見る限り右の方が登山道っぽく見えますし・・・・・、困った。

     両方の沢の先を見つめますが、ピンクリボンも見つかりません。

     仕方ないので、先行者の足跡を探します・・・・・、すると左の沢に、2、3、足跡が確認できたので、そちらへ向います。






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     これが左の沢で、どう見ても右の沢より険しくて、歩きにくそうなのですが・・・・・進みます。

     だめなら、戻れば良いだけですから。






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     岩を越えていくと沢が細くなり、徐々に不安が・・・・・そろそろ戻ろーかなー?、どーしよーかなー?

     自問自答しながら、沢の奥に見える、こちらに転がってきそうな岩のところまで行ってみます。



     その岩の先にピンクリボンが有り、ホッとします。

     でも、沢の更に奥は、切立った岩の谷になり、滝なのか?水の落ちる音が聞こえてきます。

     進めそうもないので、見回すと・・・・・、






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     ありました!左側に真上を指す道標が・・・・・。






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     無駄なところに力を入れて、無駄な筋肉を使い、無駄な呼吸をして、苦手なロープを登ります(僅かな距離です)。

     この時点で、明日の筋肉痛は確定・・・・・、ハァー、ちょっと憂うつ。




     


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     ロープを登り終えると、やっと、自分のイメージする登山道らしくなり、歩く気力が戻ります。

     




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     高度を上げていくと、道にはきれいな星(花冠)が・・・・・徐々に数も増えてきます。






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     開(ひら)けた場所で足を止めて、見上げると、薄紅色のアカヤシオ(ヤシオツツジ)が満開!

     思わず笑顔に!





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     進んで行くと勾配は緩くなり、左手に大きな岩肌が・・・・・、これが修験台でしょうか?






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     岩の先へ進むと、ここにもアカヤシオが満開で、空には夏っぽい雲も浮かんでいます。
     




     岩にしがみつき、頭だけ出して、覗いてみます。





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     アカヤシオでピンクに染まる月山が目の前に見え、感動して立ち尽くしてしまいます。

     

     でも半分は、高所の怖さで動けなくて・・・・・、2~3分程この体勢で高さに慣れてから、岩に上がります。

     上には祠か何かの土台のようなところがあります。

     へっぴり腰スタイルで、岩上を移動して、月山とは反対の方向を眺めます。

     




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     アカヤシオ越しに、(右から)女体山、男体山が見えます。

     
     
     ちょっと足場が悪い場所ですが、この景色を見ながら休憩します。

     2つの岩峰からは、話し声が聞こえてきて賑やかそうです。

     女体山(高い方)までは、自分でも行けそうですが、男体山の岩肌をよじ登るのは無理そうです。

     もし登れても、降りるのに苦労しそうで・・・・・、次の機会の楽しみ?に取って置きます。

     なので、今回は女体山だけと早々に決めて、そちらへ向かいます。




     

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     二ツ箭山山頂からの道へ合流し、抱石を潜り、下って行きます。



     

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     女体山の下まで来ると、鎖&ロープです。

     それほど急ではありませんが、周りのアカヤシオに気をとられて、ひざ等を岩にぶつけないよう注意して登りましょう。

     ここをクリアして行くと女体山で、南側に腰を下ろせる休憩ポイントがあります。

     少し移動すると、男体山も目の前です。





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     女体山頂からは、南方向のいわき市内(平方面)の眺めが良いようですが、この日は霞んでました。

     北西方向には、大滝根山や矢大臣山が確認できました。

     ここには見晴らし板(どっちの方向に何が見えるか記した板)がありますが、ハワイの表示までありユーモラスです。

     個人的には、対抗してハワイアンズの表示も欲しかったところですが・・・・・。

     

     風が心地よく、しばし休憩して、二ツ箭山頂へ向います。




     修験台への分岐まで戻り、ここから山頂方面へ登っていきます。

     少し行き、戻るように岩場へ向う踏跡を見つけたので、ちょっと寄り道。






    026_20140427105759d12.jpg

     岩場を進むと、祠と錆びた鎖の上に出て、女体山と男体山が重なって見えます。

     ここが足尾山と呼ばれている所だと思われます。






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     登山道へ戻り少し登ると、緩やかな尾根道になります。





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     分岐に出て、三角点の表示に従い左へ向かいます。

     ここから、屹兎屋(きっとや)山(女体山から北に見えます)に行けるとは、知りませんでした。






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     分岐から僅かで、二ツ箭山山頂(標高710m・現在は709.3≒709mかも?)です。

     三角点と猫鳴山方面へ続く道以外は特に・・・・・。



     先程の分岐まで戻り、月山方面へ向かいます。





    031_20140427110004326.jpg

     月山までは、緩やかなアップダウンの尾根道ですが、倒木が多いので、この山の行く末に少々不安を感じる道です。






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     月山到着です。

     祠に手を合わせ、またまた休憩です。





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     今度は女体山、男体山を眺めながら、寛ぎます。

     ここからも、2つの岩峰に人の姿が確認できます。



     後は下りだけなので、ここでのんびりする予定でしたが、「ゴロゴロゴロゴロッ!」と雷鳴が響き渡ります。

     どうやら、写真上部に見える雲からの音らしいです。

     時系列で女体山、男体山の写真(このページの22枚目と26枚目とすぐ上の写真)を見ると、雲が発達しているのが確認できます。

     雷雲は離れてますが、念の為、下山します。



     (この後3~4回雷鳴は聞こえたものの、雷雲がこちらには来ることはなかったようです。)




     月山から下って行くと、すぐに桐ヶ岡への分岐があり、更に下ると、月山新道(〆張場)への分岐があります。

     この2つの分岐の間に、アカヤシオが多く見られました。


     (どちらの分岐とも駐車場と記された方へ下りました。)



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     咲き始めの濃いピンクから、散りかけの薄紅色まで、様々なアカヤシオを見かける度に足を止め、見入ってしまいます。






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     散ったアカヤシオも春の足跡のようで、風情を感じながらの歩きです。

     でも、岩や、木の根が多く、急な傾斜もあるので注意してください。




     月山新道(〆張場)への分岐を過ぎると、アカマツの多い林を下ります。

     やがて、沢音が聞こえる頃には杉林に入って行きます。






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     そして、杉林の中の最初の分岐に出て、駐車場へ戻りました。





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     今回、二ツ箭山で出会った方々のお話によりますと、今年(2014)のアカヤシオは、例年以上に花付きが良かったそうです。

     数年周期でこのような当たり年がやって来るような話も聞きました。 

     どちらにしても、毎年登らないとそのありがたみが分からないので、二ツ箭山は、この時期は外せない山になりました。

     来年は、男体山も登らなくては・・・・・・・、やっぱり、それとこれとは別な話にして置きます。






    行ってみた日 2014.4.26






    行程

    駐車場⇒(55分)⇒〆張場⇒(45分)⇒修験台(休憩30分)⇒(10分)⇒女体山(休憩20分)⇒(25分)⇒二ツ箭山頂⇒(15分)⇒月山(休憩10分)⇒(60分)⇒駐車場

     以上4時間30分の山歩きでした(今回はいつも以上に、あっちウロウロ、こっちウロウロしてますので、あまり参考になさらないで下さい)。

    二ッ箭山
    地理院地図(電子国土Web)より

    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)二ツ箭山






    詳しくはこちらへ⇒いわき市観光情報サイト









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    tag : 福島 浜通り

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    No title

    標高710mとあったので、気軽に行ける山かと思ったんですが…
    うーん… ここは、ワタシじゃ道に迷いそうです。!!(゚ロ゚屮)屮

    でも、
    ツル(蔓)に掴まり「アァッ、アァ、ア~~~!」と大きな声を出して、川を飛び越え・・・(*^m^)o==3
    その後の景色がご褒美みたいですね^^

    アカヤシオって名なんですね。
    アカヤシオでピンクに染まる月山…
    写真からも、おぉ~っ!な眺めが伝わってきました。
    さぞ、感動するだろうと思うけど…
    ワタシじゃ、ツル(蔓)に掴まった瞬間、蔓がブチッと!ヽ(゚ロ゚)ノ
    追い風さんの「アァッ、アァ、ア~~~!」じゃなくて
    落ちゆく悲鳴「アァッ、アァ、ア~~~!」に変わりそうです(^▽^;)

    ありがとうございます

    ごんばさんのお言葉の通り、苦労した後の「ご褒美」が山の楽しみですかね~。

    沢を渡る件は悪ふざけが過ぎて、すいませんでした。
    山も沢も岩場が多いので、低山ですが油断はできません。

    アカヤシオの季節は登山者も多いので、他人様の後をついて行けば迷わないとは思います。
    但し、帰りは他人様の玄関先までついて行かないように気をつけて下さ~い。

    ありがとうございました。
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