安達太良山(沼尻口から途中敗退編)



     昨年とほぼ同じ日に、沼尻側(猪苗代町)から安達太良山へ向かってみました。



     中ノ沢温泉から沼尻スキー場へ向かい、その先は砂利道(立入禁止の看板があるので自己責任でお願いします)です。

     スキー場内の道(昨年より走行し易くなっていた)を上って行くと広い駐車場(トイレ無)があります。

     この日は7:30頃で7~8台ほど、昨年と比べるとかなり少ない気がしましたが、戻った頃には倍以上に・・・・・(バス1台有)、でも半分は山菜採りかな?




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     今回は、白糸の滝展望台の登山道ではなく、谷側の道から入ります。


    追記(2015.6.20)

    崩落箇所が広がりつつあるように感じましたので、このルート(温泉会社の管理するパイプ沿いの道)を通るのは控えて下さい。
    誠に勝手ながらよろしくお願い申し上げます。


    沼尻口~鉱山跡間は正規のルートでお願いいたします。






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     道は狭く、右にパイプ、左は谷です。





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     少し行くと白糸の滝が見えてきます。

     これを見に来るだけでも、価値があると思います。





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     ただ、こんなところもあるので・・・・・、2ヵ所あります。





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     滝の上を歩く頃には、川の水も白く濁ってきます。




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     湯煙が立ち昇る湯華採取場に入って行きます。

     硫黄臭がきついところもあるので、苦手な方はご注意ください。

     自分もあまり得意ではありませんが、この日は風があり大丈夫でした。



     

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     駐車場から白糸の滝展望台を経て、船明神山への分岐から下りて来た道との合流地点まで来ると、ようやく登山道の目印が出てきます。




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     湯華採取場が終わる頃、「落石注意地帯」に入ります。

     左(北)斜面の岩を気にしつつ、足下にも注意して通過します。





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     「落石注意地帯」を進んで行くと、視界が開けてきます。

     この後、目印を見失わないように集中して行きます。




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     沼ノ平入口まで来ました。

     もちろん直進(沼ノ平)は立ち入り禁止なので、左(北)の岩山目指して登ります。

     このルートで一番きついと思われるのが、ここから胎内岩までの登りなので、ここで息を整えて臨みます。





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     少し登ると、前方に大きな岩が見えてきます(写真右上)。

     ルートは、岩の下まで登り、一旦左へ向かいます。

     前回この辺りから急斜面を避けるように写真の右側を登り(写ってない所)、結果的にあの大きな岩も右から巻いてしまった為、ルートを見失いそのまま進んでしまうという失態を犯しています。

     幸い先行者に上から見つけて頂き無事でしたが・・・・・、今回はその失態の検証も兼ねて来ているので、何故迷ったのか?自分なりに原因がわかり納得して、改めて反省して先へ進みます。




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     大きな岩の下から左へ進むと、ザレっぽくなり滑り易いです。

     登りはもちろんですが、下る場合も油断できません。





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     その後胎内岩までは、丸い石が多い道なので、踏んで「ズルッ」といかない様、注意して進みます。





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     ナナカマドの新芽/シャクナゲのつぼみ

     ミネズオウ/イワナシ



     つらい登りは植物を見て力をもらいます。

     特に今回はイワナシが目の前に現れ、何度も助けられました。





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     胎内岩の直下は段差が大きいので、余計な筋肉を使わされます。





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     胎内岩は写真中央右のくぼみにザックを押上げてから、潜り抜け回収します。

     くれぐれもザックを忘れないよう注意しましょう・・・・・そんな人は居ません・・・・・、いや自分ならやりかねない?





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     岩の上に出ると、歩いて来た道が確認できますが、ガスで霞んでいます。

     天気が良ければ、磐梯山や吾妻連峰などの景色が広がる場所ですが・・・・・雲の中。





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     こんな場所も通るので、靴紐が低木に引っかからないよう、胎内岩を抜けたら念のため(靴紐を)確認することをお奨めします。





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     靴に限らず、他も引っかかり易いので注意しましょう。




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     それからこの辺りは、穴や岩の隙間が多いので、道から外れて落ちないよう注意しましょう。

     胎内岩から鉄山避難小屋までの間に急な坂道はありません。

     のんびりと景色を楽しみながら歩ける区間です。天気が良ければですが・・・・・。

     避難小屋で1時間待ったけど撤退しますと言う方と途中でお会いして、自分も小屋まで行って様子を伺い考えることにします(6割くらいは戻る気持ちです)。




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     まだまだ残雪もあります。雪解けは、昨年(2013)と比べると若干遅い気がします。

     ここは斜め(写真左方面)に横切ります。右(南)は崖なので近づかないで下さい。




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     石楠花の塔です。

     強風の中ですが、プロペラが回転することはありません・・・・・。

     ガスの中に、鉄山避難小屋が見え隠れしています(写真右)。




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     一段と風が強まる中、鉄山避難小屋に到着です。

     到着と言ってもここが目標ではなかったのですが、この天候ではここが目標になってしまいます。

     普段は通り過ぎてしまう避難小屋に、ありがた味を感じて中に入ります。

     先客は1名で、自分とは反対の船明神経由で来られた方でした。

     お話によると、牛の背、馬の背はかなり強風なようで、ここも風の音が鳴り止まず・・・・・

     その後、小屋の中の人数も増える一方、皆さん口には出しませんが、恐らく少ない休憩でここまで辿り着いた方もいると思われます。

     この日の予報では平地は気温は30℃前後の晴れでしたが、山の上では気温が低下するばかり、小屋の中でも吐く息が白くなってきました。

     40分ほど食事などをして様子を伺い、少し風が治まったようなので小屋の外に出て見ます。





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     すると、先程よりガスが(雲)上がり、沼ノ平が見えてきました。

     こりゃ行けるかな?と思い、鉄山方面へ100mほど歩きますが・・・・・、「ビューッーーーーー!」っと強風が・・・・・。

     やっぱり、戻る事にします・・・・・、無理して進んでも楽しく無さそうですし、疲れそうですし、一番怖いのはこの状況を克服すると変な自信がついて、自分の安全の基準が変わってしまう事です。

     強風の中、戻る人より進む人のほうが多かったのですが、人は人、自分は自分ですし・・・・・。

     たっぷり言い訳をして、未練がましく戻りま~す。





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     岩の間に沼ノ平入口(立入規制の看板があるところ)、その奥(写真上)には湯華採取場が見えています。

     この道を下るのは初めてなので、思ったほど退屈しません(強がりに聞こえますが)。 




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     胎内岩です。この存在を知らずに上から来た場合、ここで迷いそうです。

     時間が余り退屈なので、上からソロ(一人)で来た場合の胎内岩の潜り方を申し上げておきます(※ふざけてますので真剣に読まないで下さい・・・・・当ブログ全体に言えることですが)。

     1.まず写ってる矢印の上の岩にザックを置きます。

     2.矢印の下を潜り、ザックを置いた岩の向こう側に出ます。

     3.ザックを回収しようとすると届かないので、もう一度潜り、戻ります。

     4.ザックを岩から落ちるか落ちないかギリギリの場所に移動させます。

     5.もう一回潜ろうと思った瞬間、「ドサッ!」と音が聞こえて、ザックが下に落ちて汚れます。

     6.潜り抜け、ザックを回収して「パンパン!」と砂ほこりを払い落とします。

     7.一連の行動を誰にも見られてない事を確認して、何事も無かったような顔で立ち去ります。

     以上です(^^ゞ


     
     この後も小ネタを探しながら戻ります。もう少しお付き合い下さい。




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     本物には辿り着けなかったので、「ミニ安達太良」で我慢します。

     乳首山の感じとか、残雪の感じ、ちょっと似てますよね?



     

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     湯華採取場付近のツツジは、つぼみの色が硫黄の色と同じでした。





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     温泉パイプは温かいので虫が寛(くつろ)いでいます。

     この虫には、パイプのジョイント部がカエルに見えないのかなー?





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     最後に白糸の滝を眺めながら、駐車場に戻りました。


     
     今回は、強風とガス(霧)の為、鉄山避難小屋で引き返しましたが、自分的には何故か満足感がありました。

     長く楽しく安全に山歩きを続けて行ける、コツみたいなものを感じた、安達太良山の途中敗退劇でした。






    行ってみた日 2014.5.25






    行程

    沼尻登山口→(30分)→湯華採取場→(70分)→胎内岩→(35分)→鉄山避難小屋(休憩40分)→(25分)→胎内岩→(40分)→湯華採取場→(25分)→沼尻登山口

    以上4時間25分の行程でした。

    鉄山避難小屋2014
    地理院地図(電子国土Web)より

    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)鉄山避難小屋









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    tag : 福島 中通り

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