霊山の秋 ~湧水の里から裏?ルート~


     


     阿武隈山地の北、新日本百名山の霊山(りょうぜん)へ、紅葉狩りへ行ってみた。



     霊山山麓の北に位置する「湧水の里キャンプ場」から登ります。

     「湧水の里」へは霊山神社、こどもの村経由林道「大霊山線」のどちらから行っても「工事通行止め」の標識がありました(2014.10.25現在)・・・・・ここは万年工事中っぽい・・・・・。

     ただ工事の看板をよく見ると、「大霊山線」の霊山閣跡入口(ここにも登山口が有り、前回はここに駐車して登りましたが、今回は工事のプレハブが建ってました)の通行止めゲートから「湧水の里」へは行ける様なので、そちらから入って行きます。






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     通行止めのゲート横を通過して少し行くと、目の前に霊山の紫明峰が見えてきます。

     更に進んで行くと「湧水の里」に到着。

     入口の所に広めの駐車場。







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     管理事務所がある坂(入口に案内図有)を上って行くと、もう一つ駐車場(写真右)があります。

     こちらは下に比べると狭いですが、この日は十分空きがありました。

     11時過ぎで2~3台の駐車でした・・・・・、今回はかなり遅めのスタート。


     準備して出発!


     舗装道路を行くと直ぐ管理事務所があるので、中に人が居れば一声掛けたほうがよろしいかと思います。

     登山マップも置いてありました。






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     事務所の前に「湧水の里」の由来となった湧き水と説明があります。

     飲んでみたところ、他にはあまり無い「やさしい」口あたりでゴクゴク飲める感じです。

     帰りにもいただきました(帰りは更に美味しく感じました!)。







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     キャンプ場敷地内には枝道も多いのですが、上へ上へ進んで行けばやがて登山道へ出るらしいです。

     ただこの敷地内の登りが結構きついです。美味しくいただいたばかりの湧き水も、直ぐに汗になりました。






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     登って行くと休憩所があり、この先に分岐がありました。

     丁度そこにおじさんが作業をしていて、「真っ直ぐは坂がきついから、右の方がいいよ」と教えていただき、急登を巻いて行きます。

     帰りに気付きましたが(^_^;)、このおじさん、多分ここ湧水の里を管理されている方だと思います。ありがとうございました。

     



     

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     登っていくと、少し横移動になります。

     足場パイプを組んだ橋や階段が多いのが、霊山登山道の特徴?です。







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     ちょっと歴史を感じるこんなものも、これも霊山の特徴かな?







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     ようやく「紫明峰入口」の看板。

     霊山山域はほとんどがこのパターンの看板です。

     行き先が2つ書いてあるのがポイントで、これに惑わされて迷う方も居られます。

     又、枝道、踏跡、廃道が多いので、初めて霊山を訪れる方は、次の行き先(○○岩等)を頭に入れてから確認しつつ歩くのがよろしいかと思われます。





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     現地の地図で説明しますと、右上の湧水の里キャンプ場から現在地(紫明峰入口)に着き、紫明峰の岩々を巡り、左の日枝神社跡へ抜けます。

     この看板は右が北で、書いてある数字は距離(メートル)です。1分≒40mが目安(参考値)とも記してありました。

     現在地から東(地図上は下)に50m進むと分岐が有り、帰りはここに出てきました。

     往路は曲がらず、階段状の登山道を登ります。







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     登って行くと大きな岩の下に出て、真っ直ぐ行ってしまいそうになりますが、ここは右(南)です。





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     岩の下を歩き振り返ると、もう少しで剥がれ落ちそうな感じ(゜o゜)なので、気持ち足早に通過します。

     この後、道は急登になり、鎖が垂れ下がってるような場所もあります。






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     階段もあります。脛(すね)をぶつけない(打ち付けない)よう注意して上りましょう。







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     階段をクリアすると、目の前に岩穴(賞仙洞?)があり潜ります。

     向こう側に出たら振り返って見て下さい。「正面 八方観」の看板が岩の上にあります。

     岩に上がれば「八方観」の岩山が見えます・・・・・そこへ行けませんが。







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     でも、吾妻連峰(右)、安達太良連峰(左)の眺めが良いので、ちょっと一息。







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     こんな岩山の下や紅葉した木々の中を、上り下りしながら進んでいきます。







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     やがて不動岩の下に出ます。

     ここには滝とまではいきませんが、岩上から水が滴り落ちてくる場所があります。

     この水がどこから来てるかは不明です。

     前回訪れた際は春先だったので雪解け水?と思ってましたが、違うようです。







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     不動岩の先には「橋」があります。

     普通の道や家の廊下と思って歩けば怖くありませんが、BS-3で放映してるチャリンコで旅する高所恐怖症のおっちゃんとかには無理かも?

     この橋の上からの眺めも抜群ですよ。






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     橋を渡り終えると、紅葉が良い感じの岩も見えてきました。





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     もう一回岩潜り。





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     進んで行くと、こんな看板も・・・・・・・・・・どれどれ、






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     岩の上の紅葉が見事!でした。

     ワシ岩見るの忘れた・・・・・・(>_<)






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     紫明峰ルートは紅葉と岩山を楽しみながら歩ける道です。

     ただ、片側は斜面を意識しての歩きになります。チェーン柵がありますが、場所によっては柱が動く可能性もありますので、あまり頼らないのが無難です。

     それから、この時期は落葉の下に丸い小さな石が隠れてることが考えられます。これを踏んで、転ばないように注意してください。

     特に柵の無い場所では慎重に歩きましょう。







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     看板が無い所でも、何ヶ所か踏跡があり岩の上に顔を出せます。

     滑落に注意して、景色を楽しみましょう。






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     これから向かうルートが見えてきました。

     





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     ちょっと立ち寄り、左が天狗岩、右が稚児岩。

     両岩への入口の看板が日枝神社側に向いてるので、湧水の里側から行くと見逃してしまうかも?






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     バナナが似合う天狗岩。






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     自分の悪ふざけに、呆れたのか、頭にきたのか、無視する天狗岩。

     良く見るとかっこいい!・・・・・かな?





     登山道へ戻り、南へ下ると日枝神社跡の分岐に出ます。



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     日枝神社跡です。

     この辺りも分岐が連続します。しかも、行き先が霊山寺跡、霊山城跡、霊山閣跡、霊山神社と・・・・・初めての人には何が何やらさっぱりわからず???となりそうなので、慎重に落ち着いて歩きましょう。







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     現在地から左(南)へ向かい、霊山城跡に向かいます。






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     日枝神社跡から道幅が広くなります。

     道上の掘り起こした跡はイノシシの仕業です。

     遺跡発掘調査ではありません。






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     ここもちょっと寄り道。






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     釣瓶落岩の北側にある場所から顔を出すと、歩いて来た紫明峰の岩が見渡せます。






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     釣瓶落岩には階段が設置されており、上ると見晴らし抜群です。

     一番高く見える所が西物見岩付近です・・・・・本当はその左の、のぺーっとした所が霊山最高峰の東物見岩のはずですが、怖い場所なのでカメラがかなり斜めのようです。


     直ぐ手前に岩が見えますが、下を見るとこんな感じです⇓



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     あまりの高さ(怖さ)に体が固まって動けなくなります・・・・・ご注意を。







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     別な岩の上から護摩壇付近。

     西斜面の紅葉が美しい。



     この後、少し下り登り返して、西物見岩到着。




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     西物見岩から紫明峰方向

     奥に蔵王が見えてます。




     

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     霊山城跡(トイレ有=非水洗)で休憩。

     グリーンの葉も多いので、まだ紅葉は楽しめそうです。

     通常であれば昼食の人々で賑やかな場所ですが、日が傾きかけた時間になると休憩する人も疎(まば)らです。

     遅い出発が幸いしました(遅れた理由=スーパーで天狗岩に登場するバナナを買っていたから・・・・・)。



     休憩後、日没まで時間もないので、ダイジェスト的に紅葉を楽しみながら周遊して戻ります。




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     現在地から下へ向かって、東物見岩、蟻の戸渡り、左に向かい弁天岩、上へ向かい国司沢、護摩壇はパスして現在地へ戻ります。






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    霊山城跡から東物見岩へ向かう道







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    蟻の戸渡りから東物見岩方向






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    弁天岩から見た日暮岩






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    弁天岩から五百羅漢岩方向






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    弁天岩から錦霞渓






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    建設中の高速道路

    開通したら走行する車の音でうるさくなりそう・・・・・。

    折角の景色が台無しにならなきゃいいけど。






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    天狗の相撲場






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    国司沢西側







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    国司沢東側






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    西日を浴びた紅葉







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    虫の仕業か、穴が空いてて山の紅葉って感じがして良かった。







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     ぐるっと回って霊山城跡に戻り、更に日枝神社跡まで降りてきました。

     ここから地図の上(西=霊山閣跡方面)へ向かい、途中の点線の辺りを右に折れて、湧水の里へ戻ります。




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     道は広いのですが、小さな石で滑り易いので気をつけましょう。






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     日枝神社跡から500mで湧水の里への分岐です。

     ここで紫明峰って書いてあると、道を間違えたかな?って思ってしまうのは自分だけでしょうか?





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     この区間を歩く人は少ないのか、この足場板、1ヶ所「ベコッ!」っと凹んで焦りました。

     ここを歩く方はお気を付け下さい。

     ちなみに写真は通過後、振り返って撮ってます。






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     降りて行くと湧水の里への看板が倒れてました。

     右が湧水の里で、少し行くと往路の道に出ます。

     左は霊山閣跡方面へ下ります。

     看板を起こして、せめて矢印を正しい方向へと試みましたが、う・ご・か・な・い・・・・・鉄筋コンクリート柱、重過ぎ!






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     往路の道に合流して、それを戻り、明るいうちに湧水の里へ無事戻りました。

     



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     麓から見た紫明峰は、夕日色に染まり、秋の深まりを見つめています。

     今回は、道中出会った方みんな笑顔で、霊山の紅葉を楽しんで居られました。

     紅葉は自然なのでタイミングが難しいですが、登る際にはのんびりゆっくり景色を楽しみながら歩いていただきたい山です。

     是非、一度訪れてみてください。

     ゴリラ岩もそのように申しておりました・・・・・アッ!(゜o゜)天狗岩だった。



     おしまい




    行ってみた日 2014.10.25




    行程(今回のタイムはいつも以上に参考になりませんのでご注意下さい)

    湧水の里→(25分)→紫明峰入口→(30分)→不動岩→(35分)→天狗岩(休憩10分)→(5分)→日枝神社跡→(10分)→釣瓶落岩(休憩10分)→(20分)→霊山城跡(休憩10分)→(10分)→東物見岩=霊山山頂→(20分)→弁天岩(休憩10分)→(15分)→国司沢→(20分)→霊山城跡→(15分)→日枝神社跡→(20分)→紫明峰入口→(20分)→湧水の里

     以上4時間45分(休憩40分含む、実際もっと休憩してます)の行程でした。


    霊山

    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)霊山




     過去の関連記事です。よろしければ日付に注意して参考にして下さい。

     秋の霊山 ~こどもの村側から~ (行ってみた日-2012.11.3)

     春の霊山 ~こどもの村側から~ (行ってみた日-2013.3.16)

     春の霊山 ~霊山閣跡口から~ (行ってみた日-2013.3.17)

     冬の霊山 ~こどもの村側から~ (行ってみた日-2014.1.5)




    ⇓林道「大霊山線」が載ってないので参考にならないかも?です。




    大きな地図で見る


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    tag : 福島 中通り

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