「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    壮大、雄大、器もデカイ岩手山 ~日本唯一、県名山名一致の山~



    シルバーウィーク前半の3連休で岩手山へ行ってみた。



    福島からずーっと下道で岩手山の麓、焼走り溶岩流に到着(広~い駐車場、トイレ有)。かなり遠い道のりだった割にはブログだとほんの1~2行・・・なんか虚しい。



    目の前にどっしりと構えた岩手山。で、でかい(^_^;)、そして高い。辿り着けるのだろうか?そんな不安を打ち消したくて、駐車場で隣り合わせた秋田のベテランさんに岩手山の聞き込みをして落ち着く。準備してしゅっぱ・・・・・、このタイミングで岩手山は雲に隠れた。うー・・・、気を取り直して出発~。






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    焼走り登山口(標高約570m、山頂まで約6.7km)



    樹林帯で曇り空も手伝っての薄暗い中(暗くて写真無しです)を行く。道の傾斜は緩い。

    登山口から0.7kmの標柱辺りに溶岩流へ出られる枝道。覗いてみる。






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    岩手山を隠してた雲は消え去り、荒々しく広がる溶岩流の先に再び雄姿を拝んだ。

    「行くぞ!」気合いを入れ直す。






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    道は高度を上げる毎に傾斜が増す気配。し・ん・ど・い・・・。

    気合いが続かない。






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    登山口から3.1km。第2噴出口跡の標柱に着く。

    道からちょっと左に外れ、見晴らしの良い場所で一息。

    もやもやっとした雲海の上に近隣の山々が頭を浮かべてる。






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    登山道へ戻ろうと振り返ったら山頂が・・・。ここまでかなり登って来たつもりの筈が、まだまだ目標は遥か上だった。






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    少し高度を上げると、ボタ山のような黒い小山が現れ第1噴出口跡。

    写真の左端は七時雨山だろうか?






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    下界を覆う雲海がうろこ状に変化。






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    砂礫の道を行く。ここもしんどい。足を動かしてる割にはなかなか前へ進まない。






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    砂礫の道の両側は国内最大のコマクサ(駒草)群生地。

    株の多さ、大きさに驚かされる。満開の時期に訪れれば見事だろう。ただその花々を楽しむ余裕があるかどうかは別の問題だけどねー。

    まだ咲き残った株に励まされる。「咲いてて良かったー」






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    振り返って、雲海の向こうに姫神山。






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    砂礫帯を越すと、少しの間だけ道は平坦になる。それだけで幸せな気分。

    上坊コースと出合う「ツルハシの分れ」に着く。






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    ツルハシを過ぎると再び登り。岩場も加わり、慎重に進む。

    途中、下山する方(地元の方?)から「天気は下り坂ですよ。午後から雨になるかも。」と教えて頂いたので、余力の範囲で急いでみる。



    やがて傾斜も緩みヒメコマツ(姫小松)の道に入る。






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    左手に山頂。稜線の登山者が確認出来る程に近づいていた。

    自分的には「ここで帰っても悔いは無いなー」とかなりの満足感。

    だからと言って帰りませんけどね~。






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    平笠不動避難小屋の前で休憩してた方々と挨拶を交わし、いざ山頂へ!






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    少し登って振り返る。平笠不動避難小屋。

    バックの神殿チックな岩山がカッコいい。






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    屏風尾根?、奥に見えるのは八幡平?






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    西に延びる山並み(多分、三ツ石山方向)

    もっといろいろ調べて来りゃ良かったなー。






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    イワギキョウ(岩桔梗)を愛でながら砂礫の急登を行く。

    ここ、辛い・・・・・。避難小屋付近で休憩してから挑むのが正解かも。






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    御苗代湖






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    染まり始めた草花






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    何度も足を止めながら登り、ようやくお鉢の淵に出る。






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    山頂(薬師岳)は直ぐそこ!






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    火口を覆う秋色






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    想像以上にデカイお鉢(噴火口)。

    お鉢の中にも山がある。写真左の妙高山(岳)。






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    岩手山山頂(=薬師岳、標高2,038m)\(^^)/



    弱く冷たい風が吹く山頂。何故か若い方が多く、こりゃ岩手山じゃなく「若手山」じゃんと思い、賑やかさが「苦手山」の自分はお鉢を巡りながら休憩場所を探すため山頂を後にする。






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    振り返って山頂






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    お鉢には石仏が並ぶ。






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    雲海を眺めながら休憩。

    最悪、ガスガスで真っ白な山頂を想定して来たので、この景色だけでも十分な御馳走だった。






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    岩手山神社奥宮と妙高山(岳)

    水蒸気が立ち込める。地面に触れると温かい。






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    八合目避難小屋が見える。

    避難小屋?のイメージとミスマッチなとても大きな小屋。






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    噴火口とお鉢

    淵を歩く人の姿が絶えない。馬返から不動平を経て登ってくる方が多いようです。






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    お鉢を一周(約1.7km)して焼走りに下山開始。

    このタイミングで道はガスに包まれ、山頂も見えなくなった。






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    コマクサ(駒草)の群生地辺りまで降り、下界の景色が見えるようになった。






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    焼走り溶岩流(第2噴出口跡から)

    写真左上の白い小さな四角が駐車場。溶岩流(黒い所全部)の規模のデッカさに驚愕!






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    素晴らしい岩手山だけど、残念に思ったのが耳を劈(つんざ)く「爆音」。

    麓に自衛隊の演習場があり、訓練の音らしい。この日は日曜日だったけど、お鉢で休憩してる頃から下山時までずっとこの「爆音」にびっくりしながら歩いた。

    休日返上でお国の為に一生懸命訓練されている方々には申し訳ないと思うけど、何とかならないのかなーと考えてしまう。これじゃ周辺住民の方々も大変だろーなー。



    滝沢市のサイトに演習予定が載ってます。ちなみにこの日は迫撃砲の実弾訓練でした。

    滝沢市のサイト⇒たきざわ行政情報⇒情報発信⇒自衛隊情報






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    ナナカマド(七竈) 






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    ミズナラ(水楢)の森を経て無事登山口へ戻る。






    登山口の手前に腕章をした監視員らしき方を見かけて話しかける。

    まずは自然を活かし、しかも手作業で直して整備されてる道に感動しましたとお伝えする。聞けば、この焼走りコースと上坊コースを合わせ、たった3人で管理しているとの事。凄っ!

    続けて岩手山の話もしてくれた。県名と山名が一致する場所は日本で岩手だけな事。約20,000あると言われる日本の山で標高ランキング654位?(ちゃんと聞いてたつもりだったけど忘れた)な事、宮沢賢治も36回?(これも定かじゃない)登った事。そのつながりで宮沢賢治の事や焼走り溶岩流の事までいろいろと教えて頂いた。

    冷静な口調の中にも「岩手愛」が感じられる話に、聴いてるこちらも熱くなった。ありがとうございます。






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    姿の見えない岩手山にそっと一礼して焼走りを後にした。

    「ありがとー、又来ま~す(^^)/~~~」






    行ってみた日 2016.9.18






    この日の行程

    焼走り登山口⇒(75分)⇒第2噴出口跡(休憩5分)⇒(45分)⇒ツルハシの分れ⇒(50分)⇒平笠不動避難小屋⇒(45分)⇒岩手山山頂⇒(お鉢巡り40分+休憩40分)⇒平笠不動避難小屋⇒(30分)⇒ツリハシの分れ⇒(25分)⇒第2噴出口跡⇒(55分)⇒焼走り登山口

    以上6時間50分(休憩45分含む)の行程でした。

    岩手山
    地理院地図(電子国土Web)より


    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)岩手山







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