「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    鹿狼山と愉快?な仲間たち ~七峰へろへろ往復記~


     謹んで新春のお慶びを申し上げます

     皆様にとって良い一年であるよう心よりお祈りいたしております

    平成29年1月





    遅ればせながら一年の始まりなんで正月らしく挨拶させて頂いてからのスタート。

    個人的には平々凡々、2017年も普通に過ごせりゃそれでいい。



    食っちゃ寝食っちゃ寝を繰り返し、床に甌穴が出来るんじゃないのってーぐらいゴロゴロしながら駅伝観戦(テレビ)してたら休みは@言う間・・・・・。

    そんな中、地元の報道では「鹿狼山の日本一早い山開き&初日の出に3,500人!」てニュースを伝えてた。
    これ見てたら登り始めは鹿狼山で朝日をって気持ちになって、更に前回(2年前)途中までだった鹿狼山から北へ続く七峰縦走も一緒にって思い、行ってみた。






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    「おはよーございます・・・」

    寝起きドッキリばりの小声の挨拶が似合う夜明け前(AM6時頃)、鹿狼山の登山口に到着。気温マイナス5℃、顔が痛い。

    まだ暗い中、ペンライトを頼りにおにぎりの海苔が歯についてないか確認してから(他に確認することがもっとあるんじゃないの?)、出発!

    東の空は明るくなりつつあり、どうにかライト無しでも歩ける状況。樹海コースを選択して登る。

    出来立てホヤホヤの霜柱をザクザク踏みながら行く。

    鹿狼山は地元の方々にとっちゃお散歩コース。ヘッデンを照らしながら歩く数名とすれ違う。






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    かなり明るくなった頃、七峰最初の鹿狼山頂到着!
    神社に手を合わせ日の出を待つ。






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    出たっ!

    オレンジ色の光の眩しさに応戦。右ひじを立て、その手首に左手を水平にクロスして「シュワッチ!」・・・・・それじゃスペシウム光線でしょうが、対抗してどーすんの?

    御来光に手を合わせ感謝する。






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    全てがオレンジ色に染まる光景に暫し感動!






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    遠く吾妻連峰も染まってた。






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    山頂を後にして蔵王眺望コースを鈴宇峠へ向かう。

    残念ながらこの日蔵王は見えなかった。
    ただ、冷た~い「蔵王おろし」がその存在感を示していた。(一日中)






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    展望デッキから新地火力発電所






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    同じく展望デッキから鹿狼山






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    次のピーク五社壇、左はそん次の地蔵森。






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    土塁のような道を下り、やがて鈴宇峠。
    道路を横断して簡易舗装された林道に入る。

    日頃から「ブヒブヒ、フガフガ」言いながら歩く自分。
    猪と間違われてハンターさんに駆除されたらたまらんので、この先、鈴を鳴らして歩く。






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    林道は砂利道になり九十九折に高度を上げる。
    案内板を頼りに林道と分かれ杉(檜)林の登山道を登り、やがて分岐に着く。






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    分岐からちょっと頑張ると五社壇に着く。

    文字通り、五つの祠が壇の上に並び祀られている。






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    分岐へ戻り、次のピーク地蔵森へ。






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    地蔵森






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    下る。降る。くだる。

    途中でリス(栗鼠)に先導される場面もあった。
    ん?リスって冬眠するんじゃなかったっけ?






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    やがて福田峠に出る。道路を横断して林道に入り直ぐ左に折れると登山道がある。

    上の真ん中の写真の矢印が右だけど、実際には上(奥)です。直ぐに3枚目の写真の看板があります。
    なんとなーくだけど、2枚目と3枚目の看板、逆に付けてしまったのかも?






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    杉林、松林と登って行く。






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    お堂(地蔵堂)が見えて地蔵森到着!

    ※看板と三角点は地蔵堂裏手にあります。

    コーヒーブレイク後、次のピークへ。






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    チラッと見える次の権現堂山。

    実際の山頂はこの裏(先)かな?






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    ダーッ!と下って県境の細い沢を渡り、山賊の出そうな(いつの時代ですか?)暗~い杉林に入り登り返す。






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    倒木が目立つようになり、少し行くと権現堂山(権現森)に到着。






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    木々の向こうに次のピーク主義山。






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    また下って登る。

    右の写真は木の墓場・・・・・松くい虫の仕業かなー。
    ギシギシと音を立てて今にも倒れそうな木もあったので注意しましょう。






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    歩いてる最中と各ピークからの眺めですが、実はあんまり見えません。木々の間から太平洋や阿武隈川、天気が良けりゃ蔵王辺りが見える程度かなー。何れにしても「木々の間」からです。

    七峰中、眺めが良いのは鹿狼山だけと思って下さい。






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    進んで行くと小さな看板のある分岐に着き、そこから20mで主義山到着。
    前回はここで戻ったっけ。
    ここからは新鮮な気持ちで臨める・・・かな?






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    次のピーク音羽山。






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    降りてった鞍部に「花嫁峠」の標記。

    昔はこの峠を越えて、農村から漁師町へ、漁師町から農村へと嫁いだのだろうか?
    そんなことを考えてしまう名の峠道。

    数年後、里帰り時に「鬼嫁峠」にならなきゃいいけど・・・・・。

    登り返す。






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    音羽山到着!

    七峰最後の金華山へ。






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    また当然の様に下る。
    この一連の行動に正直なところ飽きが来てた。

    でも正月から苦労してりゃ、見通しの良い一年になるかな?って気持ちで行く。






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    登り返して行くと分岐のところに祠発見!

    ※分岐から小斉峠までは10分程らしい。






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    その祠(分岐)から僅かで金華山到着!

    ホントに七峰あったかな?念の為数える。
    1.鹿狼山、2.五社壇、3.地蔵森、4.権現堂山、5.主義山、6.音羽山、7.金華山、おぉー!7座あった。

    まぁ、これはこれで達成感があって喜びが込み上げたのは間違いないんだけど、「さて帰らなくっちゃ」って思った瞬間に不安がよぎる。

    実はちょっとヒザ(両足)が痛む・・・・・。
    やっぱ直ぐ先の小斉峠に念の為、チャリ等の「足」を確保して臨むべきだったかなーと後悔したり、車道を歩いて戻ろーかなーと考えてみたけど、想定してた時間より早かったし、まだ昼飯も食ってなかったし、同じ道を戻ることにする。

    気持ち新たに鹿狼山へ向かって出発!






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    同じ道を戻るんだから、往復割引適用でせめて登りの距離だけでも3割引きでお願いしたいところだなーなんて思ってたら、蔵王おろしの風が3割増しになった。
    ビュゥーーーーー!(+_+)






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    昨秋に間違って咲いたツツジがそのまま凍み残ってた。

    今春にもう一度咲くのかな?






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    仙台湾を望む。

    写真中央の建物って鳥の海の温泉施設だろうか?



    予定では地蔵森まで戻ってから昼飯だったけど腹が鳴るもんで(^_^;)、主義山で飯。






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    食うもん食って主義山から権現堂山へ向かう途中、これから越えてかなきゃならない山々が見えてしまう。

    写真右上に霞みながらもポチッと鹿狼山が確認出来た・・・・・「と、と、遠い・・・」



    権現堂山への登り返しで左膝上の筋肉に鈍い痛み・・・・・、不安が増す。
    歩く度に痛みが増して脚が前へ出ない。
    歩幅を狭めたり、歩き方を変えたりと試行錯誤しながら痛まないポイントを見つけて前へ進む。

    下りに入れば入ったで両膝だけでなく股関節まで痛む。
    ここも内股で歩いたり、外股で歩いたりと、苦しいながらも痛まないポイントを見つけることに楽しみを覚えながら騙し騙し歩く(厄介な捻れた性格がこの時は役に立った)。






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    「にょんにょにょんにょ・・・」と呪文を唱え、一気にワープ!・・・・・する筈もなく、歩く事だけに集中して、どうにか福田峠を通過。

    五社壇への登りで今度は右膝の上の筋肉が痛みだし焦る。
    立ち止まり振り向いたら阿武隈川と青麻(あおぞ)山が見えた。
    自分の知ってる場所が見えると落ち着ける。

    再び歩き出す。

    前回は五社壇の登り途中から林道が直ぐ右下に見え、それを利用し楽をして福田峠に出たけど、今回はもう意地になって分岐からわざわざ五社壇に立ち寄り「帰宅報告?」してから降りる(厄介な捻れた性格が災いしたパターン)。






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    福田峠を通過。

    あと残るは一座、鹿狼山のみ。






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    薄っすらと牡鹿半島の山並みが見えた。
    体力的に辛いけど、ちょっとしたことで精神的に余裕が出来る。

    「がんばろ」






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    展望デッキに着いてホッとする。
    ここでコーヒーブレイクしながら考えた。

    山歩きは3週間ぶりとはいえ、何故こんなに疲れたのかなー。
    地図を確認する。距離的には片道10kmの往復20km。自分にとっちゃ長い距離だけど、初めての距離でもないし、200~400mの低山だし、なんでかなー???。

    ここでいつもは気にしてない累積標高差をどんぶり勘定的に登りだけ計算してみた。
    そしたら、往路で約950m、復路で約850m・・・・・合計で約1,800m!
    今まで登山口と山頂の標高差しか気にせず歩いてたけど、今回の疲労した原因はこの累積標高差かも知れないなー。
    片道で終えるべきだった。

    帰宅後調べたら、新潟の平ヶ岳往復で累積標高差が約1,850mだそうです。
    疲れる訳だねー。
    そうとは知らず自身の体に迷惑と負担をかけてしまった。
    次回からは注意しなくちゃ・・・・・。






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    鹿狼山を眼前に、もうひと一踏ん張り!と歩き出す。

    そしたら体が冷えたせいか、腰、背中、肩、横腹と上半身までバッキバキに痛い。

    もうこうなりゃ後は精神力で勝負!






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    鹿狼山頂!

    朝登った時より何百倍も嬉しかった、ここへ戻れた安堵感で。



    久々に人と挨拶を交わし元気を頂き下山する。

    ちなみに鹿狼山を除いて人と会ったのは、往路では地蔵森で高校生?くらいの山岳部らしき団体さん。
    復路では金華山付近と主義山で各1名の以上3組でした。



    戻りは眺望コースを慎重に降りる。






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    航行する大型船を遠くに望み、暫しその風景に痛みを忘れながら降りる。






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    そして、とりあえず無事?に登山口に戻った。

    休憩所の掲示板には今回の七峰や小斉峠から更に北の深山までの詳しい情報が貼り出してある。
    鹿狼山にお出での際には覗いてみてはいかがでしょうか?
    覗いて興味を持ち、実際に歩くも良し、歩いた気分になるも良し。

    トレーニング的に長い距離を歩きたい方にはうってつけのコース!
    低山だけど急坂の連続に驚かないでねー。

    自分はトラウマで暫くは近づかないと思いますけど・・・・・。






    行ってみた日 2017.1.7






    この日の行程

    登山口⇒(35分)⇒鹿狼山(休憩20分)⇒(10分)⇒展望デッキ(休憩5分)⇒(30分)⇒鈴宇峠⇒(30分)⇒五社壇⇒(20分)⇒福田峠⇒(25分)⇒地蔵森(休憩25分)⇒(30分)⇒権現堂山⇒(20分)⇒主義山⇒(20分)⇒音羽山⇒(20分)⇒金華山⇒(25分)⇒音羽山⇒(20分)⇒主義山(休憩30分)⇒(20分)⇒権現堂山⇒(30分)⇒地蔵森⇒(25分)⇒福田峠⇒(35分)⇒五社壇⇒(20分)⇒鈴宇峠⇒(45分)⇒展望デッキ(休憩20分)⇒(15分)⇒鹿狼山⇒(25分)⇒登山口

    以上10時間(休憩1時間40分含む)の行程でした。

    鹿狼七峰-1 鹿狼七峰-2
    地理院地図(電子国土Web)より

    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)鹿狼山






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    Comments 4

    修  

    新年そうそうに・・・

    あけましておめでとうございます。
    昨年は嬉しく面白く楽しみに読ませていただき、新年早々に、早速に拝見できますこと、追い風さんのご努力も何の其の(笑)有り難く存じます。
    鹿狼山、、良い響きですよねぇ。
    鹿と狼なんて、いわば天敵同士なのに、、思わず鹿狼山の謂われをキーボードカチャカチャとしてしまいました。
    なるほど追い風さんが新年に登られる訳がスッキリハッキリわかりました。
    それにしても七峰縦走までとは、あの平が岳を日帰りされた健脚、、今年も健在ということですねぇ。
    綺麗ですねぇ。。
    本当に綺麗ですねぇ。
    私も来年の初日の出は鹿狼山で、、、、無理無理無理、、暗いうちから登るなんて、
    冬眠する私には到底無理です。
    また来年も追い風さんの写真でかしわ手を打たせてもらうことにします。。
    今年も下らないコメントに呆れながらもお相手をしていただけることを目刺し、宜しくお願い申し上げます(礼)

    2017/01/12 (Thu) 17:00 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: 新年そうそうに・・・

    修さん今年もよろしくお願いいたしますー。
    御来光を拝んだまでは良かったのですが、その後の歩きがグダグダで・・・・・。
    テレビで駅伝見て、自分の心肺機能も高まったかなーなんて調子に乗ってたら散々な結果でした。
    正月早々疲労困憊で、今年一年が少々不安になる登り初めとなってしまいました。
    まだ本格始動とはいきませんが、お付き合い頂けたらと思っております。
    ありがとうございました。

    2017/01/12 (Thu) 21:02 | EDIT | REPLY |   

    修  

    祝 花塚山!!

    おめでとうございます。
    富士山遠望北限308Km実証!!
    計算上で“見える”と言われていても実際に見えたのでは嬉しさが全く違いますねぇ。
    福島県の宝ですねぇ。

    2017/01/17 (Tue) 07:44 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: 祝 花塚山!!

    福島県内だけのニュースかと思ったら、そちらまで届いてましたか。
    撮影された方は花塚山からの富士山を狙って、7年で約40回登ったそうです。
    その間に何度か富士山を確認したものの撮影に至らず・・・、で、昨年の11月26日に見事撮影成功!
    執念ですねー。
    ちなみに撮影成功の6日前に私は同じ山に登っていたんですねー(なんか嬉しい!)。
    これで富士山の見える北限に決着がついたとのことで、めでたしめでたし。
    ありがとうございましたー。


    2017/01/17 (Tue) 18:46 | EDIT | REPLY |   

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