「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    障子ヶ岳の秋 ~心に残る稜線歩き~


    いきなりですが、「一週間」の歌 (日曜日は市場へでかけ~♪ってやつ)。
     ※都合により月曜日から


    ♪~
    月曜日は安達太良出掛け 紅葉見て感動したよ
    火曜日にブログを書いて
    水曜日は次どこ行こう?
    木曜日に月山調べ
    金曜日は朝日を調べ~


    ・・・・・そして土曜日、間をとって障子ヶ岳へ行ってみた。






    山形県西川町、国道112号月山IC辺りから県道27号を南下すること約7km。右折して大井沢川林道へ入る。

    入口に「天狗角力取山、障子ヶ岳」の小さな看板有。ただ自分のように南側からアプローチ(大井沢トンネル経由)すると看板は見えないので、その場合は大井沢郵便局や湯ったり館を過ぎて小さな橋を渡って直ぐ左折して林道へ。

    林道(途中から砂利道)を行くこと3km弱、橋のたもとへ出る。





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    直進して橋を渡り約1km行くと障子ヶ岳の登山口。

    左へ行くと約150mで天狗角力取山の登山口。

    反時計回りに周回して天狗角力取山方面から下山予定なので左へ折れ、林道終点のスペースに駐車(大小合わせて10台ほど、トイレ無、標高約520m)。

    基本、車は汚れると思います。そのおつもりで・・・・・。



    準備して出発。

    まずは先程の橋まで戻り、林道を歩き障子ヶ岳登山口へ。





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    途中、横を車が追い越して行く。

    現代文明の利器に負けてなるものか!と足を速めるも、直ぐに見えなくなった。

    朝から無駄に疲労。登山口(標高約560m)に着いた頃には早くも背中から汗が・・・・・。

     ※こちらの駐車スペースは6~7台かなー。

     ※木材の切り出し作業が行われてるようなので、平日はご注意下さい。





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    登山口から10分足らずでこの標柱にたどり着き渡渉。

    この渡渉を合図に急登開始!

     ※沢へ下りる箇所、非常に滑ります。ご注意下さい。

     ※この辺りからしばらく獣臭が多発。警戒して下さい。






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    登っても登っても登っても、金太郎飴的に現れる急斜面・・・・・。





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    「もーうんざり」と思った頃、前方が開けて道の先が見える。

    新たな強敵!ザレた急登を目の前に呆然と立ち尽く・・・・・してる暇は無いのでブーブー言いながらも登る。





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    左遠方に稜線が見えるも雲の中。

    この時点では分からなかったけど、左が栗畑で右の雲の中に障子ヶ岳。





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    更にザレた坂を登り松林のピーク。ここが「大クビト」だろうと思ったら、もうひと登りさせられた。





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    「大クビト」らしき峠(標高約1,180m)を通過すると、次なる目的地「紫ナデ」が見えてしまう。

    色付きへの歓びと高低差への絶望感。両者の戦いが始まるも勝負はあっさり、色付きの勝利!

    この秋景色見ちゃったら足も前に出るよ。





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    50m程(標高差)下りてから登り返し。

    左(南)側に切れ落ちてるザレた斜面もあるので、緊張感もプラスして登ってく。



    そして紫ナデが近づくと・・・・・





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    ここまでの苦労が一瞬で吹っ飛ぶ景色だった。

    (右が紫ナデ、左が障子ヶ岳)



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    ~感動中です。しばらくお待ちください~

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    来て良かったよ。





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    障子ヶ岳(右)~栗畑(左)の稜線

    ガスもとれて陽も射して、もう一回言う。「来て良かったー!」





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    紫ナデ(標高1,349m)



    休憩して爆発寸前(パンパンで攣りそう)の足を揉み解す。





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    大桧原山(左)から続く稜線





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    10分後、障子ヶ岳へ向かって歩き出す。

    ここからは鼻唄混じりで歩けると思っていたが、甘かった。





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    その前に立ちはだかる小障子(右)。

    自分には結構手強い相手だった。

    で、その小障子(標高1,304m)を越えると、眼前に・・・・・





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    障子ヶ岳

    「かっけぇーーーーー!」





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    雪深さを物語るスラブ地形。

    なんか、すげー所に来ちゃった感で満たされる。





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    恐る恐る覗き込むと、まだ雪渓が残ってた。





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    もうひと登りで山頂だ!と気合を入れて登る。

    急にガスってくるし・・・・・。





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    しかも登り切ったら、ガスの向こうにもっと高い所があった・・・・・。

    ショックは大きく、「ポキポキポキ・・・」心が折れた。

    割り箸とテープでペタペタペタ、心を修復して又登る。

    が、登り切ったらそれも山頂ではなかった。

    でも、ちょい先に佇む先行者を確認して一安心。

    こんどこそホントの山頂らしい。





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    山頂の前に振り返って小障子を見下ろす。

    我ながらよく歩いて来れたもんだなー。





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    で、やっとこさーの障子ヶ岳山頂(標高1,482.0m)(*^^)v

    先に登頂されてた方々と喜びを分かち合う。



    5分程でガスに包まれ真っ白に・・・・・、障子が閉まる。

    下山される方々を見送り、パンとコーヒーで休~憩。





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    10分後、再び障子が開き、陽射しも(^^♪





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    北の方向に目を凝らして庄内平野や日本海を確認。





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    以東岳(左)の並び。



    残念ながら以東岳より南の朝日主稜線は雲の中。

    でも今日はこの景色を見られただけで十分満足でした。





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    休憩後、栗畑(左)へ向けて出発。

    急傾斜の道を慎重に下りて行く。





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    谷を見下ろす。

    右に栗畑、左に竜ヶ岳。





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    振り返って障子ヶ岳。

    南斜面は彩り豊か。





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    稜線の道は下り一辺倒では無く、起伏が有ったり岩が有ったり。





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    眺めは良くて、右にはずーっと以東岳。





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    やがて、右も左も崖じゃ無い場所に着いてホッとする。

    何時間振りだろ?





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    草紅葉と障子ヶ岳





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    障子池を添えて





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    ロープのお世話になり小高いピークへ。

    ここから栗畑へは標高差約60m下り、約100mの登り返し。





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    危険個所もあったりで、油断出来ない道が続く。





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    何度も何度も振り返る。

    人生もこんぐらい振り返ってりゃ、もうちょいマシな生き方してたかなー?ってぐらい振り返る。





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    歩いて来た稜線





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    下山ルートをなんとなーく確認。

    奥に竜ヶ岳。





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    栗畑(標高1,397m)の分岐に到着。

    天狗角力取山(右)と天狗小屋を眺める。

    当初、あちらまで足を延ばす予定も、体力的にも精神的にも厳しく断念。

    この決断で時間に余裕が出来たから、ここからはのんびりゆっくり戻る。



     ※栗畑???なんでこんな山名(地名)なんだろう? 
     麓、大井沢にある日本一の大栗と関係があるのだろーか?
     それとも栗ヶ岳が訛って栗畑???、分からん。





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    石畳の道を竜ヶ岳へ向かって下りて行く。

    この石畳の道を見ると(鳥海山や月山でも見た記憶が)山形県の方は仕事が丁寧だなーと思い感動しまう。

    「ズルッ!」、しっかりとした道ですが、歩く人間がしっかりしてないので滑ります。しっかりと歩きましょう。





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    ん?小屋と広場(そんなに広くないか・・・)が見えた。

    小屋はロボット雨量観測所だそうです。

    自分ら世代のロボットと言えば地球の平和(とは言いながらいつも日本)を守るために大きくなったり合体したりで敵と戦ってた。時代が変わって色んなロボットが登場してる。いつになったら猫型ロボットは出来るのかなー。



    時間に余裕が出来ると悪い癖で、下らない発想が増えて頭に養分を持ってかれる。

    広場で休憩~、栄養補給。





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    障子ヶ岳山頂でお会いした女性が先に休まれてて、お話しさせて頂きながらの楽しい休憩。

    後に天狗小屋へ向かう男性(小屋の関係者?)も休まれて、良い雰囲気の中のんびりした時間が流れた。





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    お二方が別々の方向へ発たれ、一人残ってボーっとする。

    男性が栗畑を越えて見えなくなったタイミングでこちらも下山開始。





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    いろ葉を集めた道をカサコソと下りて行く。

    障子ヶ岳に別れを告げながら。





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    こちらの道は緩斜面の区間が多く歩きやすい。

    ただ、なかなか高度が下がらないので、地図で見るより長く感じてしまうかも。





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    竜ヶ岳の北側辺りまで下りると、沢や濡れた区間もあるのでスリップに注意しながら歩く。水場(猟師の水場=沢水)もあった。





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    今朝歩いた稜線(紫ナデ辺り)を眺め、あれは昨日の事だったのか?と思える距離感で何か不思議。





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    途中で休憩の際お会いした女性と再会して、御一緒させてもらうことに。

    曇天で薄暗い道も、この方の笑顔と笑い声で照らされる。

    おっさんとしては情けない話ですが、歩きでも精神面でもずっと引っ張って頂いた。

    感謝申し上げます(下記の感謝録にも記載)。





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    麓の森/「焼峰」のプレート

     ※プレートは何と書いてあるか分からず、帰宅後に気づいた。





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    季節を巻き戻すように緑の森へ。

    右手に砂防ダムを見つけると程なくしてゴール!

    ここで女性とはお別れ。

    お世話になりましたー(^_^)/~~~



    朝の急登、紫ナデの紅葉、障子ヶ岳の雄大なスラブ、山頂からの眺め、稜線からの以東岳、彩りの道、そして出会い。

    たった1日の歩きだったけど1週間分の思い出が出来た障子ヶ岳の歩きでした。

    テュリャテュリャ テュ リャ リャ~~~♪

    一週間の歌まだ続いてたのね・・・・・。






    行ってみた日 2018.10.13






    この日の行程

    天狗角力取山登山口⇒(25分)⇒障子ヶ岳登山口⇒(90分)⇒大クビト⇒(40分)⇒紫ナデ(休憩10分)⇒(65分)⇒障子ヶ岳(休憩40分)⇒(50分)⇒栗畑分岐⇒(10分)⇒雨量観測所(休憩35分)⇒(60分)⇒猟師の水場⇒(105分+休憩5分)⇒天狗角力取山登山口

    以上8時間55分(休憩1時間30分含む)の行程でした。

    障子ヶ岳
    地理院地図(電子国土Web)より


    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)障子ヶ岳




    <感謝録>

    ●紫ナデ&山頂で会った男性
     短い時間でしたがお話下さりありがとうございました。

    ●山頂で会った男女ペア
     山頂からの眺め&感動を共有出来て光栄です、ありがとうございました。

    ●雨量観測所で会った男性(小屋の方かも?)
     紅葉の見頃は1週間前だったこと、そしてその様子、教えて頂きありがとうございました。又、来ます!

    ●山頂&雨量観測所&下山時に御一緒した宮城県の女性(ヤマレコユーザーさん)
     宮城の山のこと、焼石岳のこと、ヤマレコのこと、沢山の情報ありがとうございました。 それから美味しもの頂戴しましてご馳走様でした。キュウリ漬け、美味かったっすー。 とにかくこちらは頼りっ放しで(^^ゞ、深く感謝申し上げます。