南蔵王縦走コース 刈田峠~屏風岳~不忘山(往復)
今月初め(9/1)、宮城県の南蔵王に出かけましたが、ガスガス(霧)で景色をご紹介できませんでした。
花が沢山咲いていて、自分的には満足でしたが、これだけでは宮城県の方に申し訳なく思い(本当は自分が景色を見たかっただけですけど)、又、行ってみた。
前回の模様はこちら⇒(南蔵王:往路・復路)
今回は文字少なめ、写真多めのパターンで・・・・・。

途中から見た南蔵王、雲のかかった辺りが不忘山。

蔵王エコーラインからハイラインへの宮城県側入口、この看板の手前(東側)のスペース(15台程度)に駐車します。
朝7時頃で4~5台ほどでした。
この看板の後ろ(西側)にもスペースが有りますが、ここは駐車場では無く、右折渋滞時の迂回用のスペースと思われますので駐車は避けたほうが無難と思われます。

駐車場所から5分ほどで南蔵王縦走コースの入口です。

スタートしてすぐに、赤や黄色に染まった葉がお出迎えで、テンションが上がります。
前山、重なるように杉ヶ峰、左に屏風岳と見えています。

木道には霜が・・・・・、寒さ対策もお忘れなく。

前山の斜面。

米沢盆地は雲の下、後ろに飯豊連峰が見えました。
上山市内や朝日連峰も見えました。

朝日に照らされたナナカマド、月も出てました。

吾妻連峰も見えてきました。

杉ヶ峰の山容。

杉ヶ峰山頂。

杉ヶ峰山頂から見た刈田岳、その左に月山も見えてきました。

芝草平と右に南屏風岳。

芝草平で軽食休憩、中央に吾妻連峰が見えます。

烏帽子岳への分岐。

太陽に向かって登る。

登りきると、東側に木々が無くなり見通せます。
写真は水引入道(右:標高1,656m)と馬ノ神岳(標高1,551m)です。

こちらは後烏帽子岳(標高1,681m)です。

宮城県最高峰、屏風岳到着です。

三角点は標高1,817.1mですが、屏風岳の最高点は1,825mです。
ここで休憩、登山口から前後して歩いてきたご夫婦に、おやつに甘~いみかんをいただき疲れも回復。
このご夫婦には、このコースの事も色々と教えていただき有難うございました。
花の咲き揃う6~7月もおすすめとのことで、さっそく来年の予定に組み入れなくては。

屏風岳山頂周辺はハイマツやシャクナゲの緑が多いようなので、赤が目立ってキレイです。

もちろん黄色もキレイですが、まだ少し早めでしょうか?

屏風岳の尾根道は東側が崖ですが、乗り出さない限り、それほど怖くはありません。

水引入道への分岐まで来ると、南屏風岳への展望が開けて爽快です。

左には不忘山も見えてきます。

南屏風岳山頂です。
屏風岳~南屏風岳の間の道は緩やかなので、お気に入りの道になりました。

雲の中に隠れそうな不忘山へは、中央に見えるピークへ向けて下りていきます。
ここから道の様子が変わってきます。

途中には、霜に負けなかったリンドウが、あまりの天気の良さに花びらを広げていました。

ザレ場もありますので御注意を。

不忘山は雲に見え隠れして、こちらの様子を伺っているような・・・・・。

一つ前の写真の右手のピークに到達。
登山口からここまで前後して歩いて来た、もうお一人とお別れです。
お天気の良さと、景色に引かれてここまでいらっしゃいましたが、予定があり、時間切れで戻るそうです。
ここまで、楽しく会話していただき有難うございました。
道はここから鎖のあるヤセ尾根を下りていきます。

下りた先には、ウメバチソウがまだ残っていました。

ここから不忘山へ登り返しです。

振り返り見る南屏風岳は絶景です。

祠の屋根のみが残るピークを越えて、

ようやく不忘山頂が目の前に。
鳥居のある神社に手を合わせてから山頂へ。

歩き始めて3時間20分、不忘山頂(標高1705.3m)に到達。
白石スキー場や硯石から登って来る人もいて、賑やかな山頂です。
南側の眼下に長老湖、その先に七ヶ宿ダムが見えました。
吾妻連峰や福島盆地(伊達市辺りか?)なども見えていましたが、南方向に雲が集まり、アッという間に見えなくなりました。
45分ほど食事休憩して、刈田峠へ戻ります。
のんびりと雲の流れを楽しんでいたら、写真を撮るのを忘れていた。
なので、山頂の写真は三角点の一枚のみでした。

不忘山から南屏風岳へ続く尾根はちょっと怖いけど、最高の景色。

ここを登っていく。

尾根から谷底まで400~500m位あるでしょうか。
手だけ伸ばして、得意?のへっぴり腰撮影。

山と同じ形をした雲の影が・・・・・、思わず一枚。

下りた分は登らなくては、「ズルッ」と滑るので注意しましょう。

青空に向かっての登り、ここを越えると・・・・・、

南屏風岳の紅葉した斜面が見えてきます。

南屏風岳山頂から。
右に芝草平と杉ヶ峰、左に見える平地は上山市、中央奥の雲のところが朝日連峰です。

屏風岳へ向かう。

屏風岳山頂はもうすぐ。

ちょっと立ち止まり、水引入道をアップで。
こちらも紅葉がいい感じです。

水引平の池の周りは黄色が多い。

流れる雲と、森林に写るその影に見惚れる。

屏風岳山頂、再び。

芝草平と杉ヶ峰。

青空に感謝。

芝草平でもう一度、青空に感謝。

杉ヶ峰に戻ると雲が・・・・・。

無事、登山口に戻り、振り返ります。
前山がわずかに見えるだけで、他の山は雲の中。
この景色を見て、改めて青空の有り難みが感じられる。
今回、紅葉にはまだ早いだろーと思い出かけましたが、見事にその期待?を裏切り、秋の装いで迎えてくれた南蔵王に感謝して、お・し・ま・い。
行ってみた日 2013.9.28
行程
駐車場⇒(5分)⇒刈田峠登山口⇒(30分)⇒前山⇒(25分)⇒杉ヶ峰(5分休憩)⇒(20分)⇒芝草平(10分休憩)⇒(30分)⇒屏風岳(10分休憩)⇒(30分)⇒南屏風岳⇒(35分)⇒不忘山(45分休憩)⇒(35分)⇒南屏風岳(5分休憩)⇒(35分)⇒屏風岳(5分休憩)⇒(35分)⇒芝草平(10分休憩)⇒(20分)⇒杉ヶ峰⇒(45分)⇒刈田峠登山口⇒(5分)⇒駐車場
以上7時間20分の行程でした。

地理院地図(電子国土Web)より

地理院地図(電子国土Web)より
国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)屏風岳
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