「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島からの山歩き紹介ブログです。

    春の二ツ箭山(2015)


    昨年初めて登ったいわきの二ツ箭山。

    その時のアカヤシオに染まる景色が強く印象に残っており、再びそれを味わいたくて行ってみた。


    昨年の二ツ箭山はこちらへ⇒二ツ箭山 2014.4.26






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    現地到着は9時30分頃・・・・・、駐車場はすでに満車と大人気!。

    駐車場と路肩合わせて、推定60台以上。

    仕方ないので路肩の広い場所に車を止めて、準備して出発!






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    最初は林道歩きです。

    風も無くポカポカ陽気・・・・・を通り越してちょっと暑いくらい。






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    今回は最初から尾根コースへ向かいます。






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    少し登ると平坦な道が続きます。

    尾根と言っても、見晴らしが良いわけでもなく、風があるわけでもなく・・・・・。






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    歩いてくと川の流れる音が聞こえてきて、〆張場の手前で沢コースと合流しました。

    ずっと尾根伝いに登って行くものだと思って歩いてたので、拍子抜け(゜_゜)






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    〆張場。ここから左の斜面を登り尾根コースを歩きます。

    沢コースは真っ直ぐ、右は月山新道、帰りは月山からここへ出ました。






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    「落石注意!」の看板を過ぎると、一枚岩を登ります。スリップ注意です。






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    その後、急登が続き踏ん張りどころ。






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    急登が終わると、一般コースと岩場コースの分岐(パート1)があり、左の岩場コースへ。

    ここは岩場のアップダウンが少しある程度なので大丈夫かと・・・・・思います。






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    この辺りからアカヤシオ(ヤシオツツジ)が登場!






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    今年も見れて良かった良かった(^o^)






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    岩場を降りた先で一般コースと合流。

    少し行くと、一般コースと岩場コースの分岐(パート2)があり、右の岩場コースへ。

    男体山の岩壁を左に見て進むと、女体山の岩壁も見えてきます。






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    すると、男体山と女体山の間に青空が見えて、そこからロープと鎖が1本づつ・・・・・見上げると、登る人影・・・・・どうやらこれを登るらしいです(約30m)。

    先行者が見えなくなってから登り始めます。

    「よいしょ、よいしょ」、意外にも体力的には苦労しませんでしたが、高度感があるのでとても怖かった。

    登りきる手前の足場が少しザレてて更に怖い。

    でも何とか登り終えました。



    で、何を血迷ったのか、「どうせ怖い思いをしたのだから、ついでに男体山も登っちゃえ!」って思って、やめときゃいいのにチャレンジ。⇐アホ、身のほど知らす!






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    勢いだけでクリアしようと臨んで、大きな段差のところで左足に体重が掛かった瞬間!・・・・・攣(つ)りそうになって、「ズルッ」と滑って冷や汗がドッと出た。

    幸い右足が直ぐ平らな場所に着いたので大丈夫だったけど、かなり動揺した。

    殆ど登りきっていたので、この先は腕の力も使って体を持ち上げました。

    まぁ腕の力って言っても、腕相撲で勝った記憶が無いほど非力ですけどね~






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    やっとの思いで登ったのに、どこの山だかわからない山名板(ToT)

    あまりにも風通しと見晴らしが良過ぎて、返って居心地が悪い(正直怖いです)ので直ぐに降りる予定でしたが、戻りも足が攣ると困るのでしばらく休憩します。






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    目の前には女体山の岩峰。

    気持ち的にはあちらの山頂で休憩したい。






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    登ってる方を見ているだけでハラハラしてしまう。心臓に悪い。



    360°の眺望を楽しんだふり?をして、25分ほど休んだ(下り方を考えた?)ので男体山を下ります。






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    こういう場所は足元の見えない下りのほうが何倍も怖い。

    左足をかばってたら、途中で右足攣りそうになった(*_*)

    又、腕の力に頼って下りる。

    岩の足場が終わり、土の上に降り立った瞬間、緊張感から開放されて「ホッ」とした。






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    今度は、さっきまで上から見ていた女体山の岩峰を登らなくては・・・・・。






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    でも、岩登りは懲り懲りなので、巻き道(一般コース)を登ります。






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    こっちは山名板がしっかりしてた。






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    振り返ると男体山の岩峰。






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    女体山は南側の眺望が抜群で、アカヤシオの向こうに平方面が見渡せます。






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    これから向かう先には足尾山の岩場、左に二ツ箭山の山頂が見えました。






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    修験台に立ち寄り、アカヤシオ越しの男体山と女体山の岩峰を楽しみます。






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    この辺り、アカヤシオが賑やかで見事でした。


    ただ、修験台から見た月山方向のアカヤシオは昨年のような華やかさは無く、ちょっと残念。

    地元の方のお話では、「今年は春先の雪の影響か花の付きが悪いうえに、急激な暖かさで既に花のピークを過ぎたのでは?」とのことでした。






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    修験台から山頂に寄り、月山へ移動して休憩です。





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    ん?男体山の上で、相撲でも始まるのかな?

    と、冗談を言ってみたものの・・・・・体調が優れない。

    胃がキリキリ痛み吐き気が襲う。恐らく、男体山での緊張が自分の思ってる以上に体にプレッシャーを与えていたのだと思います。

    吐くことはありませんでしたが、自分にはあのような怖い場所が精神的に合わないことがつくづくわかりました。



    ここ月山でお会いした方とお話しすることで気がまぎれたのか痛みも和らぎ、その方と駐車場まで御一緒させていただきました。






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    〆張場付近で、思いがけずイワウチワが咲いてて得した気分~♪。






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    御滝に手を合わせ無事を感謝して、駐車場へ戻り帰宅しました。



    3日足っても腕、肩、胸の筋肉痛、そしてこれを思い出して書いてるだけでも胃が痛む山歩きとなってしまいましたとさ。

    めでたしめでた・・・・・・・めでたくな~い!(-_-;)



    行ってみた日 2015.4.18




    行程

    駐車場⇒尾根コース(40分)⇒〆張場⇒尾根、岩場コース(50分)⇒男体山(休憩25分)⇒(15分)⇒女体山(休憩5分)⇒(10分)⇒修験台(休憩30分)⇒(15分)⇒二ツ箭山頂⇒(10分)⇒月山(休憩40分)⇒(20分)⇒〆張場⇒沢コース(35分)⇒駐車場

    以上4時間55分(休憩1時間40分含む)の行程でした。

    二ツ箭山
    地理院地図(電子国土Web)より


    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)二ツ箭山







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