「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    飯豊目指すも切合まで ~一歩、又一歩~


    今回は憧れの飯豊山へチャレンジ!

    果たして・・・・・、ん?タイトルに切合(きりあわせ)までって書いてるから、飯豊本山は無理だった、ってばれてるしー(^_^;)

    まっ、とりあえず行ってみた。







    まずは川入の御沢野営(キャンプ)場へ。

    喜多方市山都の一ノ木と山形県飯豊町の中津川を繋ぐ大規模(スーパー)林道(舗装路)を行くと、「飯豊山登山口」と書かれた幟(のぼり)や標柱があるので、それに従い林道から折れ橋を渡り川入の集落へ入る。

    なんとなーく道なりに進むと、集落を抜け河原沿いの道(舗装路)になる。

    ※ガードレールの無い道です。夜間走行時の脱輪には注意しましょう。



    スーパー林道から2km弱、御沢キャンプ場(標高約550m)に到着(4時頃)。

    駐車場は30台?40台?もっとかなー?暗くてよー分からんけど結構広いみたい。

    空きスペースに駐車して目を慣らす・・・ウトウト、ウトウト・・・、眠っ!

    周りを見たら車内で準備されてる方が多数。

    自分も寝てる暇があったら準備!準備!と行動開始。

    用意周到とばかりに作成してきた登山届を管理棟らしき建屋へ持参するも、ポストが無い・・・、厳密に言うとポストはあるけど、それはキャンプ届け用で登山届用じゃ無いらしい。

    居合わせた方と暗い中を「何処だ何処だ」と探しても見つけられずに結局は持ち歩いたまま今回の山行を終え、作成した登山届とポストを探した時間は無駄骨となった。

    ※トイレ棟は管理棟の裏に有ります。



    そんな事をしてる間に、「カナカナカナカナ・・・、カナカナカナカナ・・・」とヒグラシが鳴き始めたので、慌てて出発!



    白っぽい砂利の敷かれた林道を御沢登山口へ。






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    300m程行くと橋を渡り、その先右に大きな大きな杉が並ぶ。

    杉の根元の小さな御社に手を合わせ、ここから登山道へ入る(御沢登山口、標高約570m)。






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    道はのっけから急登!

    ただ、傾斜が一定なので慣れてくれば苦にならない・・・・・かも。






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    登って行くと開けた場所に出て「下十五里」。

    この後、等間隔(500~600m間隔)でこのような場所が出現します。

    まぁ、休憩するなり、キャッチボールするなり、バドミントンするなり、どーぞ御自由に。

    ※古くは飯豊山信仰の修験の道で、この坂は長坂四十五里と呼ばれてたそうです。それを上中下で十五里に分けてこのような名前が付いたらしいです。






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    「中十五里」、「上十五里(標高約1,100m)」と高度を上げて行くと、道の様子が変化。

    朝早い時間のせいもあったけど、苔むした道はひんやりとして涼しかった。






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    左手に三国岳登場!






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    笹平付近からの眺め(鉢伏山、飯森山方向)。






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    横峰(標高1,334m)に着き休憩の後、地蔵水場道(地蔵山巻道)に入る。

    横峰から先、道の傾斜は緩む~♪






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    三国岳へと続く、これから歩かなきゃいけない道が見えてしまう。

    現地で目を凝らせば、三国小屋や斜面を登り降りする登山者が確認出来ます。






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    途中、恐ろしく冷たい峰秀水(地蔵の水場)を経て、川入切合(飯豊トンネル山形側)からの道と合わせ左(三国岳)へ。(地蔵山分岐)

    ※峰秀水は朝一の体には冷た過ぎるかも。お腹の調子と相談して飲みましょう。






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    一旦緩やかに降ってから、剣ヶ峰へ向かって登る。

    この辺りから小屋泊りの下山者と出会うようになった。






    高度を上げたら雲海が広がってた。






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    磐梯山






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    左に吾妻連峰(西、中吾妻山)、右奥に安達太良連峰






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    右から鉢伏山、飯森山、栂峰






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    剣ヶ峰は岩場が続く。前半はザレた箇所も・・・。

    段差の小さい所を選び、一歩一歩慎重に登る、四足歩行&三点支持で。






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    剣ヶ峰の標柱から引きの絵。

    中央遠くに磐梯山、左が吾妻。

    他にも、那須、蔵王、朝日を確認して、ここでかなりの満足感。






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    背中から朝日を浴びて暑くなる中、剣ヶ峰をやっつけて三国岳(三国小屋、標高1,644m)到着~。

    時計を確認したらここまで3時間55分・・・・・、想定タイムより25分も遅く、この時点で飯豊本山行きはかなり赤に近い黄色信号。

    ちなみに、前年の弥平四郎側から上ノ越経由で三国岳、も同じ3時間55分だった。

    次はどちらを歩けば良いのか悩む・・・・・。






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    大日岳






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    御西岳






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    眺めを楽しんだ後、七森、種蒔の向こうで手招きする飯豊本山へ向かう。






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    三国岳~七森~種蒔山は小刻みなアップダウンが続く。

    ちょっと険しい所もあったりして油断できない。

    が、この後、気持ちと体に油断が出てしまった。






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    のほほんとトンボと一緒に蔵王を眺めてる・・・・・訳じゃ無い。



    脚に疲労を感じストック準備のため小休止。

    再び歩き出すと今までに無く脚が重い。



    ・・・・・3分後、「ビクッ!」、大腿部に痛み。しかも両足同時に(゚Д゚;)

    攣ったみたい。

    立ってられずに、たまたま横にあった岩場にへたり込んで蔵王を眺めてるってことな訳で・・・・・。

    しかし両脚同時って、我ながらバランスのとれた体だなーと感心&苦笑しながら大腿部を揉み解す。

    飯豊本山は諦め、せめて切合(きりあわせ)小屋までは行こうと再び歩き出す。






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    脚の様子を伺いながら歩く。

    目的地を変更して時間から解放された為か、脚の重さは然程(さほど)感じなくなった。

    種蒔山を過ぎると道沿いに雪渓が残り、涼を感じながら行く。






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    大日岳

    少々雲が出てきた。






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    草履塚に導かれ、切合小屋(標高約1,740m)に到着~。

    小屋に引かれた冷たいお水を頂いて休憩~。






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    草履塚を行き来する登山者をぼんやりと眺める、・・・羨まし気に悔し気に。



    次こそは(多分、来年以降)、飯豊本山まで行きたいなー。

    でも、見えてる草履塚までかなー。

    本山は更に次の機会かなー。

    まあ、無理せず、一歩、一歩、歩いてりゃいつかは辿り着けるだろーなー。






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    「ファーアーーーーー」、大きな欠伸(あくび)が聞こえたのか、暫く隠れてた本山が姿を現す。

    「行けるかどーか分からんけど、又来ま~す!」、挨拶のつもりで軽く右手を挙げてから下山開始。

    まずは三国小屋へ戻る、のんびりと花々を楽しみながら。






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    タカネマツムシソウ(高嶺松虫草)






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    ウメバチソウ(梅鉢草)/ミヤマクルマバナ(深山車花)/アキノキリンソウ(秋の麒麟草)






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    ヤマハハコ(山母子)と雪渓






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    クルマユリ(車百合)/ツルリンドウ(蔓竜胆)



    ・・・・・イイデリンドウ(飯豊竜胆)に出会いたかったなー・・・・・。






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    シロバナニガナ(白花苦菜)/ヨツバシオガマ(四葉塩釜)






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    チングルマ(稚児車)






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    アオノツガザクラ(青の栂桜)/シラネアオイ(白根葵)






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    ノウゴウイチゴ(能郷苺)/ヒメサユリ(姫小百合)






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    ヤマブキショウマ(山吹升麻)/ハクサンコザクラ(白山小桜)






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    振り返って切合小屋(中央)

    景色は雲の中へ消えてゆく・・・・・。






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    ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)/センジュガンピ(千手岩菲)






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    ハクサンシャジン(白山沙参)/シラネニンジン(白根人参)/タテヤマウツボグサ(立山靫草)






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    モミジカラマツ(紅葉落葉松)/ニッコウキスゲ(日光黄菅)






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    ガスに見え隠れする三国小屋まで戻り休憩。

    居合わせた方々と各々のミニ反省会。

    楽しく話をして皆違う方向へお別れ。

    小屋番さんにも挨拶して、剣ヶ峰へ。






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    遠くに霞む御沢方向を見つめてから、剣ヶ峰を降りる。

    膝がガクガクしてたら怖いなーなんて思ってたけど、ここにきて脚の調子が良い・・・・・遅すぎる。

    下から登ってくる方が居ないか確認しながら、一歩一歩慎重に降りました。






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    地蔵山の分岐を経た頃には三国岳はガスの中。






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    キーンと冷た~い峰秀水を頂いてから、下って、降って、くだって、くだ~る~。






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    登山口の大きな大きな杉の木の下の小さな御社に手を合わせ、林道を駐車場へ戻って下山完了~。



    今回、飯豊本山は失敗に終わり悔しさはあるけれど、反省&課題が見つかったし、景色も花も楽しめたし、明るい時間に無事戻って来れたし、良かった良かった。






    行ってみた日 2017.8.5






    この日の行程

    御沢キャンプ場⇒(45分)⇒下十五里⇒(40分)⇒上十五里⇒(45分)⇒横峰(休憩10分)⇒(35分)⇒地蔵山分岐⇒(60分)⇒三国小屋(休憩20分)⇒(85分+途中休憩15分)⇒切合小屋(休憩60分)⇒(95分)⇒三国小屋(休憩30分)⇒(45分)⇒地蔵山分岐⇒(25分)⇒横峰(休憩15分)⇒(20分)⇒上十五里(立話10分)⇒(20分)⇒下十五里⇒(30分)⇒御沢キャンプ場

    以上11時間40分(休憩2時間40分含む)の行程でした。



    切合-2
    地理院地図(電子国土Web)より

    切合-1
    地理院地図(電子国土Web)より



    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)切合小屋






    <感謝録>

    ●三国小屋の小屋番さん
     飯豊山日帰りのアドバイスありがとうございました。次回は参考にさせて頂きます。

    ●往路の三国小屋&切合小屋で会った那須の男性
     脚が攣って切合も怪しくなった自分。しかしこの方との切合での再会の約束があったから頑張れた。
     お陰で、景色も花も楽しめました。ありがとうございます。

    ●復路の三国小屋で会った郡山の男性と福島の男性
     自分も含めて各々に反省点があった今回の山行。みんな体や体力の不安や悩み、そして失敗はあるんだなーと、なんか安心しました。これからの歩きに役立てたいと思います。ありがとうございました。

    ●復路上十五里で休憩されてた茨城の男性
     お疲れのところ、小屋泊の話、大日岳の話をして下さりありがとうございました。

     












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    Comments 4

    ノイファン  

    お疲れ様でした。

    今週の私の先導をして頂きありがとうございます。
    私が10年前に登ったのは大日杉からです。
    往復ならこのコースもご検討ください。
    日帰りの人に、ざんげ坂の先で抜かれた覚えがあります。

    三点支持をすると普段使っていない筋肉を使います。
    また最近の週末は雨模様で歩き不足、ということで
    足が攣るのは当然です。
    私の場合、芍薬天草湯(ツムラ68番)が手放せません。
    即効薬の漢方薬です。試してみて下さい。

    11日川入の民宿泊、翌朝小白沢まで送迎してもらうので
    三国岳まで3時間の予定、出来れば初日は御西小屋に宿泊。 
    2日目は大日往復後頼母木小屋泊。3日目は杁差岳を往復し
    丸森尾根を下山します。当然、体調や天候で変更するかも。

    私は左右が切れている場所が苦手、つまり今回の場合、
    剣ヶ峰が不安なのですが、先行レポート感謝します。

    2017/08/09 (Wed) 20:04 | EDIT | REPLY |   

    福島大好きおじさん  

    No title

    追い風さん

    それでも、あの剣ヶ峰を往復して、切合せ小屋まで日帰り旅とは、凄いです! 次に、本山や大日を目指すときは、小屋に泊まれば余裕がでます。是非、余裕を持って! 福島の百名山のなかでも、飯豊山は、他より一桁難度が高いと(少なくとも経験の浅い私には)思いますので。

    峰秀水は、本当にうまかったですね、つらい中の救いでした。

    それでは、お気を付けて。   福島大好きおじさん

    2017/08/09 (Wed) 20:58 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: お疲れ様でした。

    ノイファンさん、こんばんはー
    縦走楽しそうですねー。自分が行くわけじゃ無いのに、なぜかワクワクします。
    川入宿泊の特権、小白沢ルートはさすがです。ぬかり無しですね。

    私の場合、登りならずっと登りで問題無いのですが、アップダウンがあると脚の動きが対応できずに痛めてしまうんです。
    剣ヶ峰は何とかなったんですが、三国~種蒔のアップダウンが堪えました。
    他の登山者の顔色を見ても、この区間が実は一番辛いようです。
    次回行くときは、大日杉ルートに漢方薬、検討したいと思います。
    ありがとうございました。

    御健闘をお祈り申し上げます。

    2017/08/09 (Wed) 21:28 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: No title

    福島大好きおじさん、こんばんはー

    峰秀水の美味さ、冷たさ、有難さ、あの場所にあの名水、あれが有るのと無いのでは天国と地獄ですね。
    いやー、ホントあの水には助けられました。

    やはり飯豊は他とは違いますねー。
    福島大好きおじさんの仰る通り、余裕を持って臨まないと痛い目にあうのがよーく分かりました。
    ただこちら、一晩寝ると忘れてしまうすっとこどっこいなので、今後同じ過ちを繰り返さぬよう気をつけたいと思います。
    ありがとうございました。

    2017/08/09 (Wed) 21:41 | EDIT | REPLY |   

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