「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島の観光案内で始めたつもりが・・・、現在は山歩きのブログです。

    船形山(御所山)染まる! ~幸せな時間~


    5年程前からだったろーか、行ってみたい山の地図を片っ端からプリントして「いつかは・・・」って思いと一緒に積み重ねてきた。

    時の流れと共にその地図も残り僅か・・・・・と言いたいところだけど、実は増える一方だったりする。

    その中でも初期の段階で印刷したと思われる紙色が目に留まる。

    宮城山形県境の船形山(御所山)のものだった。行ってみた。





    まずはいつもと同じで下道をどんどこどんどこ宮城県へ。

    仙台宮城IC辺りから国道457号を北上し、大和町に入る。

    標識に船形山の名を見つけ左折して行くと、やがて県道147号に出てそれを西進する。

    終盤の三叉路で悩むが「水産試験場」方向(右)へ進み、登山口のある旗坂キャンプ場に到着。

    駐車場は20台くらいで、道の反対側に更に15台くらいかな。トイレはキャンプ場へ向かう橋を渡った先に有り。



    今日は出発前にコースの説明を(升沢小屋の前に設置された地図を使用してます)。




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    右の旗坂キャンプ場から旗坂平、一群平、鳴清水を経て三光宮へ。




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    で、三光宮から瓶石沢、升沢小屋を経て千畳敷に出て山頂へ。

    下山は蛇ヶ岳経由で瓶石沢へ出て出発地へ戻るってな具合です。

    往路の升沢コースは片道約7.5km、コースタイム上りが4時間10分、下りが2時間40分とのことです。



    では準備して出発!




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    旗坂キャンプ場(標高約560m)から、車で走行して来た道の延長上の林道を少し行くと右手に升沢コース登山口。

    右の写真の赤い番号が歩いてて目安になった(№.30から始まって山頂が№.1でした)。

    コースタイムを単純に区間数の「29」で割ると、番号間は約8~9分になるので、見つける度に時間をチエックしてペースを確認するのもよろしいかと。

    ちなみに7と5が見つけられんかった。




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    宮城県の道にしては珍しく?(個人的感想です)九十九折の道で緩やかに高度を上げていく。

    粘土質なのか、少々スリッピーなので注意して歩く。




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    立派なブナ(山毛欅、橅、椈)だねー。




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    旗坂平(№.27)、やがて一群平(№.25)を通過。

    ここまで何の苦労も無いように見える・・・・・、が、蚊が多かった。

    もう手と顔がボコボコで、お岩さんだよ。

    「1かしょ~、2かしょ~、3かしょ~・・・」、お岩さんじゃ数えきれないほど刺されたんだよ。

    時期的なものか、雨上がりだったからかは分からないけど、対策を講じてお出掛け下さい。「かいぃー!」




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    少し笹のうるさい所もあった。

    「ガツッ!」、油断してたら笹の下に根っこが張り出してて、そいつが弁慶の泣き所(脛)に・・・・・、「イダッ!」(T_T)

    あーあ、擦り剥いたから今日も温泉は無し。

    「ヒリヒリ痛むなー」、お陰で蚊の痒みを感じなくなった。

    これが本当の「怪我の功名」か。

    鳴清水(№.21)辺りまで来たら、蚊の姿は見なくなった。

    ※鳴清水の名から水場かな?と思ったけど、それらしいものは不明でした。




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    水溜りや泥濘もあるので注意して通過。

    №.15の標示から少し行くと三光宮入口。

    三光の宮へは岩場をちょっとだけ登る。




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    こんな山ん中にお宮って怪しいなー。

    石碑の三日月マークから伊達政宗を連想してしまい、もしや伊達家の埋蔵金が・・・・・、船形山に宝、おー、宝船じゃん!

    手がかりを探すべく、下の岩をペシペシ叩いてみたけど空洞の音はしない。

    自分の頭を叩いてみる。「ポクポク」、軽い音が響く・・・・・。



    三光って日(太陽)、月、星なんだそうで、海上安全信仰の神様とのこと。

    だから船形山にあるのかなー?

    どうやら埋蔵金とは関係ないみたい。



    進行方向を見るもどんより天気でガスってるしー。

    「三光様~、ぐだぐだと醜態を見せてしまいましたが、どーか日(太陽)の力を御貸し下さいませー、にょんにょにょんにょ」とお願いをして先へ向かう。




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    本線に戻り直ぐ、大滝キャンプ場への分岐を通過。

    ちらほらと色付いた葉も見られるようになった。

    道はほぼ平坦のゆるーいアップダウン。

    途中、「不動石」の看板に「どれだどれだ?」と見回すも、分からないままに瓶石沢(№.10、蛇ヶ岳への分岐)を通過。




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    更に歩いて升沢小屋(№.8、トイレ有)。

    中はちょっとした写真館。




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    升沢小屋の先、「これが道ですか?」ってなる。

    沢の真ん中に目印があるので、飛石的に行くみたい。

    ドボンに備えて水温を確かめる。

    それほど冷たく無かったので、まあ安心して落ちられるなー、良かった良かった。

    全然良くない。

    ドボンしない様、スリップに注意して慎重に進む。集中!




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    沢は徐々に水が細くなり、傾斜が急になる。

    見るからに滑りそうな岩場が多いので、まだまだ集中!




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    トリカブト(鳥兜)




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    沢を詰め、その先も急登!

    ここまで来てなんですが、升沢小屋辺りで体力を回復させてから沢へ挑むのがよろしいかと。




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    リンドウ(竜胆)だよ。ちょっとだけ青空だよ。




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    「あららららっ!なんだこりゃー!」

    千畳敷の分岐(№.3)まで来たら、山肌の紅葉が凄いことになってた。

    もうね、急登の疲れも、脛のヒリヒリも、蚊に刺された痒みも、ぜーんぶどっかに吹っ飛んでったよ。(^_^)v




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    ちょっとテンションがおかしくなってきたので、山頂までの道の説明を。

    浮石に注意して登って行くと平坦になります。

    ただ、枝や根の張り出し、泥濘が多いので、景色を見ながら歩くと、足元ぐっちゃぐちゃになるかもです。

    それから強風時は色々と飛ばされない様注意しましょう。




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    蛇ヶ岳方向

    まだガスってて、ちょっと暗い。




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    山頂方向

    見事な染まり具合だけど、こちらもガスが・・・・・。





    てな感じで登って行くと、三光宮様の御利益か?一歩毎に天気が好転!





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    振り返って千畳敷。

    もう、言葉にならない・・・・・感激!





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    蛇ヶ岳方向




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    東の尾根




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    もう一回千畳敷




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    そして山頂方向~♪




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    船形山(御所山)山頂(標高1,500m)に着いた頃には青空ゾーン突入!



    御所神社に手を合わせ、風が冷たいので小屋(トイレ有)で休憩しようかと一旦中に入るも、やっぱ折角の景色を見ようと再び外へ。

    そーしたら風が弱まりいい感じに。




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    薬師森、御来光岩方向




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    歩いて来た稜線




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    陽光が雲に遮られ暗くなる。

    数分後、再びの陽光と共に輝きだす紅葉。

    キラキラ、キラキラ、幸せの時。




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    楽しい時間は@言う間、帰らなきゃ・・・・・。



    景色を眺めながら下山開始。




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    右が蛇ヶ岳、真ん中が三峰山(坊主岳)、左に泉ヶ岳と北泉ヶ岳




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    宮城山形県境を行く観音寺コース方向の険しい山並み

    左に薄っすら山形盆地を確認。




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    これから向かう蛇ヶ岳(左)への尾根




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    千畳敷分岐

    泉ヶ岳方面へ。




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    降りて来た稜線を振り返る。




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    蛇ヶ岳への道は笹がうるさい。/升沢小屋の赤い屋根めっけ。




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    この区間、前半は見通しが利いて紅葉を楽しめたけど、降りて行くと眺望が無くなる。

    段差が多かったり、若干獣臭のする箇所もあったりで少々気が滅入る。




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    歩くごとに濃くなる笹、笹、笹・・・・・。

    脱出したら、そこが蛇ヶ岳山頂(標高1,400m)だった。

    にょろにょろ嫌いの自分には最悪の名の山。

    そのお陰でここまでの道中、根っこやら棒切れやらがアイツに見えて何度もビビったんだよー。出来る事なら改名希望だよ、まったくー。



    でも山頂からの眺めは良かった。




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    振り返って船形山




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    後白髭山




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    三峰山(坊主岳)




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    少し歩いた先の分岐から瓶石沢へ向けて降りて行く。




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    小さな湿原が見えた~♪

    近づいたら木道が沈んでた・・・・・。

    ステッキで水や泥の中の木道を探り探り歩く。




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    辺りはひっそりしてるけど景色は賑やか!




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    湿原からイワショウブ(岩菖蒲)の咲く草原へ。




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    遠くには実りの秋を迎えた田園地帯が広がってた。




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    粘土質の道に滑りながらもどーにか転ばず瓶石沢分岐へ出た。

    ここからは往路を戻る。




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    三光宮分岐

    この先、三光の宮で休憩しようと思うも、調子が良いのでそのまま下る。

    入口で、「三光宮様、日の光をありがとうございましたー、じゃーねー」一応一礼。




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    山頂での紅葉風景を思いだしながらニコニコ顔で登山口へ戻った。

    帰りも3ヵ所ほど蚊に刺されたけどねー。

    そんなのも良い思い出になるぐらいに感動した船形山の紅葉だったよー!





    行ってみた日 2017.9.24





    この日の行程

    旗坂キャンプ場⇒(70分)⇒鳴清水⇒(40分)⇒三光宮(休憩5分)⇒(30分)⇒瓶石沢⇒(15分)⇒升沢小屋⇒(55分)⇒千畳敷⇒(20分)⇒船形山頂(休憩50分)⇒(15分)⇒千畳敷⇒(40分)⇒蛇ヶ岳⇒(30分)⇒瓶石沢⇒(20分)⇒三光宮⇒(20分)⇒鳴清水⇒(40分)⇒旗坂キャンプ場

    以上7時間30分(休憩55分含む)の行程でした。



    船形山
    地理院地図(電子国土Web)より

    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)船形山






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    Comments 4

    にゃ  

    今年は紅葉が早く進んでる感じですね。
    24日に猫魔ヶ岳からみた磐梯山も上が赤く
    色づいてました。雄国沼も草紅葉と一部山も
    染まり始めてましたね。
    こうなると、次の休みにどこに行こうか
    迷ってしまいます(笑)

    2017/09/27 (Wed) 07:20 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    にゃさん、こんにちは!

    磐梯山の紅葉も始まったんですね。
    やっぱ今年は早いのかなー。朝晩やたらと冷えますもんね。
    今の季節の猫魔とか雄国沼って、ちょっと静かでゆっくり景色を楽しめたのでは?
    ホント次の休みの行先に迷う季節ですねー。
    地図の上で鉛筆でも倒して決めますか。
    「パタンッ」、えーと何て書いてある・・・・・「オーストラリア」
    世界地図じゃ駄目じゃん!
    ありがとーございましたー。

    2017/09/27 (Wed) 18:40 | EDIT | REPLY |   

    修  

    崩れてつぶされないように・・・

    “行ってみたい山の地図を片っ端から・・・”、、それは大変ですねぇ。
    10年ほど前の宮城地震でつぶされそうになり、終活を始めた私でした。
    う~ん、、御所山とは渋いところをつきましたねぇ、流石に追い風さんです。
    山形に住む私も計画した事がありますが、、それも宮城側から、、未だ実現できていないトホホな私なのです(涙)
    おおおぉ、「怪我の功名」、「怪蚊の巧妙」は如何でしょうかねぇ。
    なるほど“三光宮”ってそういう謂われなんですね、感心しました。
    紅葉、そして緑との対比が綺麗ですねぇ。
    ホントに綺麗ですねぇ。。
    振り返って千畳敷から後、山頂まで、ホントに言葉が少ないですねぇ(笑)
    “根っこやら棒切れやらがアイツに見えて”、、わかりますわかります、私も大嫌いなのでよ~くわかりますねぇ。
    相変わらずの健脚追い風さん、、「今日は泉ケ岳が目的で~す」なんて誤魔化して先に行かない私とは雲泥の差、、来年の紅葉の時期、足をのばして御所山まで行こうっと、、と決意を新たにした私です。。

    2017/10/01 (Sun) 08:20 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: 崩れてつぶされないように・・・

    余り大きな声では言えないんですが、ホントは渋滞覚悟で栗駒へって思ってたんですよー。
    でも前夜に御所山の地図をめっけて急遽行先変更で、行ったら「大当り!」の紅葉で思い出に残る山旅となりました。
    これも「怪蚊の巧妙」ですかね?
    うー、思い出したら顔と手に痒みが・・・・・。
    強烈な紅葉に気の利いたコメントが、なーんも思いつきませんでした。
    己のボキャブラリーの無さにがっかりして言葉を失ったってのもあるんですけど。
    大滝キャンプ場(アプローチが砂利道らしいですけど)から登るともっと近いらしいですよー。是非お出掛け下さい。

    片っ端からの地図ですが、近場の山ばかりで、枚数も50枚足らずですし行ってない山も残り僅かだったりします。
    範囲を広げれば無限に増えるんでしょうが、身の丈に合わせて潰されない程度にのほほ~んとやって行こうと思います。
    おんなじ山ばっかで飽き飽きするかとは思いますが(書いてる本人はたまに思ってます)、今後もお付き合い&適度なつっこみを頂けたら幸いです。ありがとうございました。

    2017/10/01 (Sun) 18:13 | EDIT | REPLY |   

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