「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島からの山歩き紹介ブログです。

    ぼぉーーーっと過ごす谷地平 ~心地良い風とワタスゲと~



    この季節になると行きたくなる場所、谷地平。

    昨年は行けず仕舞いだったから、今年は余計に行きたくなった。

    で、行ってみた。



    先週同様、磐梯吾妻スカイラインで浄土平へ。


    ※浄土平駐車場 今シーズン(2020)も普通車は500円です。

    ※トイレは使用可能でした。

    ※磐梯吾妻スカイラインは自然災害状況等により交通規制が多発しますので、直近の情報を確認の上でお出掛け下さい。

    ※一切経山周辺の登山道は噴火警戒レベル等により通行制限が出ますので、こちらも直近の情報を「浄土平ビジターセンター」のサイト等で確認の上でお出掛け下さい。




    浄土平に着くも思い描いた天候では無く、車内で30分程ふて寝・・・・・。




    周りの山々が見え始め、青空が広がり出したところで準備開始!





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    出発~!





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    イソツツジ(磯躑躅)





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    クロマメノキ(黒豆の木)



    たった1週間でも、植物の成長は早い。

    自分はこの1週間、何も成長してませんが・・・。





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    今日も元気な一切経山。





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    今日も左(姥ケ原方面)へ





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    トンカラトンカラ登ってく。





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    吾妻小富士

    まだ8時前だったけど、火口を歩く人がた~くさん。





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    駐車場も9割方埋まってて、料金所には車列も。

    県外移動解禁の威力って凄い。





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    東吾妻山

    相性が悪いから、絶対天候が崩れないって日を狙って行く予定。





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    姥ヶ原のチングルマ(稚児車)はまだ残ってた~♪





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    今日も沢山の人を楽しませて下さいな。





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    東吾妻山入口(十字路)

    これから向かう進行方向は雲・・・・・、中吾妻山も見えない。





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    姥神さんと地蔵さんに手を合わせ、気を引き締める。





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    いざ、谷地平へ!





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    バイカオウレン(梅花黄蓮)





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    苔むした岩が多いのでスリップに気をつけましょう。





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    涸沢等に迷いこまない様に気をつけましょう。





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    エンレイソウ(延齢草)

    漢字で書くと縁起良さげ。






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    吾妻らしい樹林帯が続く。

    薄暗い心細さもあるけど、森の香りが落ち着かせてくれる。





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    小沢を2本渡る。





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    いつも何だか分からない葉。

    よく見かけるカキドオシ(垣通し)でいいんだろうか?





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    そろそろ起こしたいけど、「あと5分・・・」って言われた。





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    ミニ湿原に出ると樹林帯が終わるサイン。





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    姥ヶ沢を渡る。





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    谷地平避難小屋





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    澄み切った流れ。







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    もう一回渡渉。

    濡れてる岩は滑ります。御注意下さい。




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    突き当たった分岐を右へ。





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    段々畑状の湿原にワタスゲ(綿菅)。





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    僅かの区間ですが笹が賑やか。隠れ段差に注意です。





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    たくさんのコバイケイソウ(小梅蕙草)が出迎えてくれる。





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    ズミ(酸実)





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    うっわっー!





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    ・・・・・言葉が出ない。





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    (人がいたので、スキップは自粛しております。)

    (いなくても、やりませんけど・・・・・)





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    キュイ!キュイ~♪





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    休憩に。





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    部分日食・・・・・。





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    青空の場面も。





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    右からニセ烏帽子山、烏帽子山、昭元山





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    陽射しのタイミングで木道を行ったり来たり。





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    あとは、





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    木道に腰掛け、





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    ただただ、





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    ぼーっと、





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    過ごす。





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    1時間ほど一人の時間が続き、やがて木道に響く足音。

    その方と交代するように重い腰を上げる。





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    去り難い、





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    けど、帰らなきゃ。





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    来てから2時間経ってた。

    又、来るよ。






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    分岐まで戻り





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    戻りは駕篭山稲荷経由で。





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    直ぐに渡渉地点。

    ピョン、ピョン、ピョーンと行けるイメージがわかない。

    ピョン、ズルッ、バッシャーン!のイメージ。






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    ちょっと川下へ移動して、なんとかジグザグに渡り向こう岸へ。





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    駕篭山稲荷への道は、前半傾斜緩め。





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    これも道。

    足下には植物が多数。足の踏み場に気を使う箇所も。





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    全体的に古道感漂うしっとりとした道。





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    傾斜がきつくなってくると駕篭山稲荷は近い。





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    鳥居(分岐)に到達。





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    駕篭山稲荷神社


    ※鳥居~神社の往復は10~15分ほど



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    鳥居へ戻り姥ケ原へ。





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    姥ヶ原へは多少のアップダウンはあるものの、ほぼ平行移動。

    こんな奥山なのに、きれいに刈り掃いされていることに驚く。2年前に倒木が塞いでた箇所も迂回路が出来ていた。感謝いたします。





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    ようやく「春」をむかえた所も。





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    高身長の方は頭上に注意して下さい。

    私は・・・、ご心配無く。





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    吾妻主稜線:右からニセ烏帽子山、烏帽子山、昭元山、東大巓





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    サンカヨウ(山荷葉)





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    石楠花はまだらしい。





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    パッと開けて岩場に出ると姥ケ原は近い。

    道は若干左へ岩をたどり登る。





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    岩場で振り返り、駕篭山を確認。





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    姥ヶ原へ出て、姥神さんと地蔵さんに無事を報告し、朝来た木道を戻る。





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    ベンチでしばし休憩。

    頭の中を「現実」に戻してから帰らなきゃ。





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    コケモモ(苔桃)





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    季節が変わるのは早い。





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    姥ヶ原を後にする。





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    次第に霧の中へ。





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    ゴゼンタチバナ(御前橘)





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    ふわふわのワタスゲに包まれたかのような浄土平へ戻り、おしまい。





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    オラの車どごさいったべ?






    行ってみた日 2020.6.21






    この日の行程

    浄土平⇒(60分)⇒姥神様⇒(60分)⇒谷地平避難小屋⇒(20分)⇒谷地平(休憩120分)⇒(65分)⇒駕篭山稲荷神社⇒(55分)⇒姥神様⇒(10分)⇒姥ヶ原(休憩60分)⇒(40分)⇒浄土平

    以上8時間10分(休憩3時間含む)の行程でした。 歩行距離 約11.4km


    谷地平
    地理院地図(電子国土Web)より



    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)谷地平








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    コメント一覧 2

    仕事人  

    お疲れ様です!

    谷地平、良いですね!
    数年前のレポートで行ってみたいと思ってましたけど、
    今回のレポートでさらに行きたくなりました。
    自分としてはトンガった頂上もそこそこ好きなんですけど、
    広々したお花畑でのんびりするのも大好きなんですよ。
    ただ、ここは帰りも若干の登り坂なんですね。
    この時期は行きたいところがたくさんありますが、
    お天気次第なのが辛いです。
    今週末は帰省するので、来週末に考えます。
    また、テルテル坊主をお願いします。

    2020/06/29 (Mon) 22:05 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: お疲れ様です!

    仕事人さん、こんばんは!
    そうなんですよねー。この時期って行きたい所が沢山あるんですよねー。
    でも、梅雨・・・・・。
    テルテル坊主も毎回ぶら下げてると効き目が無くなってくるみたいですー。
    6/28は雨で山はおあずけとなりました。

    帰省は慣れた道のりでしょうが、道中長いのでお気をつけて!
    機会がありましたら是非谷地平へも御出で下さい。
    ありがとうございました。

    2020/06/29 (Mon) 22:51 | EDIT | REPLY |   

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