「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島からの山歩き紹介ブログです。

    猫魔ヶ岳と磐梯山 ~梅雨の晴れ間と待ち合わせ~



    ネガティブ思考の自分は「県外の山へ」と考えると・・・・・。

    もう少し時間が必要らしい。

    コロナも怖いが、それ以前に体力、精神力がまだまだ伴っていない。
    鍛え直さなくては。

    今回は、取りあえず磐梯山の八方台へ。
    天気が悪けりゃ猫魔ヶ岳。天気が良けりゃ磐梯山へ。
    あわよくばどっちも登れりゃなーって思いで行ってみた。






    磐梯山ゴールドライン(県道64号)を八方台へ。

    で、到着。





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    八方台駐車場(標高1,194m)

    ※トイレ有

    ※この駐車場が満車の際は磐梯町側へ250m行った駐車場へ


    朝の時間、雲が広がり風も有り、車は少なかった。

    ここんとこ軽めにしてた荷物を通常に戻して(+2kg)、猫魔ヶ岳へ向け出発~。

    ※猫魔ヶ岳への登山口は駐車場西端です。標柱有り。





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    歩き始めはブナ(山毛欅)林





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    「ポキポキッ」、見上げると首が鳴る。





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    ツルアリドオシ(蔓蟻通し)





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    スリップ注意!





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    「しーんぱーい(心配)ないさ~」

    はいはい、シンバ=新葉って言いたいのね。





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    アップダウンを繰り返し・・・・・





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    猫魔ヶ岳山頂!





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    一等三角点(標高1,403.6m)


    こんな天候なので猫石へは向かわず、山頂で粘ってみる。

    じっとしてると寒いからネタ探し。





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    右上の岩がクマに見えなくもない。





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    スジクワガタ(条鍬形)のメス


    この方にインタビューしてみる。

    「バンダイクワガタ(磐梯鍬形)をどう思いますか。」


    ・・・・・ノーコメント。

    どうやら質問がまずかったらしい。





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    1時間以上粘り、その間、厩岳山(うまやさん)が30秒ほど見えた・・・。





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    時折、太陽や青空が覗くも、後はずーっとこんな感じ。

    もう・・・帰るよ。





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    下山開始5分後、下界の景色が広がり始める。

    最近こんなんばっかし・・・・・。





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    裏磐梯の景色も見えてきた。





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    秋元湖ってクロコダイルのロゴ(ワニ)っぽい。





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    猫魔八方台付近まで戻ると猪苗代湖!

    青空が広がってきた。





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    戻った駐車場は、8~9割方の埋まり具合。





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    すっかり青空。

    こりゃ磐梯山にも行かなきゃ。

    道路を横断しようとしたら・・・・・





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    キセキレイ(黄鶺鴒)





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    「チチュン、チチュン」、何か言ってる。


    ロクに日本語も理解できない自分には何が何やらさっぱり・・・・・。





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    では、磐梯山へ向けて出発!





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    ブナ(山毛欅)林を風が抜けて涼しい歩き。





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    ダラダラと登ってく。





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    森を抜けると硫黄臭が漂い「中ノ湯跡」

    ブツブツブツブツ、地球の愚痴が聞こえてくる。





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    磐梯山頂は雲の中。

    下が晴れて上は雲を集めるパターンかも。





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    銅沼(あかぬま)からの道と合わせると、キツイ登りが始まる。





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    急登が終わる辺りに裏磐梯展望所。

    余裕が無いとここには気づけないかも?





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    緩斜面区間





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    ここを登り、笹っ原へ出ると傾斜も呼吸も落ち着いてくる。





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    お花畑経由で。





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    グンナイフウロ(郡内風露)

    散り際ですけど・・・。





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    〇〇シャジン(ほにゃらら沙参)

    冠名分からず。





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    休憩してたら、山頂に梅雨の晴れ間到着~。

    急がなきゃ!





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    オトギリソウ(弟切草)





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    天狗岩(左)と櫛ヶ峰





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    お花畑っぽさを出したつもり。

    土手ですが・・・。





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    「かっけー!」





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    もうちょいだ。頑張ろ。





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    弘法清水でグビグビグビグビ。

    「ひゃっけー!」





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    山頂へのキツ~イ登り。





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    沼ノ平と赤埴山





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    テガタチドリ(手形千鳥)





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    ここに咲いてるの、知らんかった。





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    〇〇ユリ(ほにゃらら百合)

    冠名分からず。





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    やっとこさーで山頂!





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    「パンッ!パンッ!」

    遅くなりましたが、今年も宜しくお願いします。





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    タッチ!(標高1,816.2m)






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    賑やかな山頂。





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    安達太良のみなさん





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    吾妻のみなさん





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    イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)





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    いつもの場所でひっそり休憩。

    会津盆地を眺めながら。





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    風に吹かれながら。





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    雲の走りを見守りながら。





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    ウスユキソウ(薄雪草)





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    猫魔ヶ岳





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    飯豊連峰





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    傍らにあった岩。

    ん?・・・・・




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    文字か刻んである。

    右側は「五十年」と読めるような気がするけど・・・・・。

    いつの時代のものだろう???





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    2時を過ぎたのでそろそろ戻りますか、八方台(写真中央)へ。





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    櫛ヶ峰に影絵。





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    桧原湖





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    岡部小屋にちょいと用有り。





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    直ぐ帰るつもりが四方山話で10分間。

    新たな繋がりが出来、ほっこり気分で下山。





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    暑さから守られ、





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    無事、下山。





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    「今の君はピカピカに光って~♪」

    ・・・木の下で着替えすると、やっぱ今年も唄うよなー。






    行ってみた日 2020.7.19






    この日の行程

    八方台登山口⇒(50分)⇒猫魔ヶ岳(休憩65分)⇒(45分)⇒八方台登山口(休憩5分)⇒(25分)⇒中ノ湯跡⇒(25分)⇒裏磐梯展望所(休憩5分)⇒(40分)⇒お花畑(休憩10分)⇒(10分)⇒弘法清水⇒(40分)⇒磐梯山山頂(休憩100分)⇒(20分)⇒弘法清水(休憩10分)⇒(25分)⇒裏磐梯展望所(休憩5分)⇒(20分)⇒中ノ湯跡⇒(25分)⇒八方台登山口

    以上8時間45分(休憩分含む)の行程でした。 歩行距離 約11.2km


    猫魔ヶ岳&磐梯山
    地理院地図(電子国土Web)より


    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)磐梯山



    <感謝録>

    えー、途中から足に痛みが出ておりまして、精神的に少々キツイ歩きとなりました。
    そんな中、出会う方々との一言二言の「何気ない会話」にたいへん助けられました。
    本来ならばお一人お一人書き記すところですが、多数につき省略させていただく事をお許し下さい。

    お話下さった皆様、本当にありがとうございました。







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    コメント一覧 6

    仕事人  

    ニッコウキスゲは10人ほどでした

    追い風さん、今晩は!
    予定通りに7/18土曜に雄国沼へニッコウキスゲに会いに行ってきましたよ。
    朝5時半起床で出かけたのが8時でした。
    雄国沼の開花情報をネットで調べたり、他の地区を調べたり、天気が不安だったり雨具を引っ張り出したり相変わらずのどかな私です。
    前回と同じ雄子沢コースですが、駐車場への到着が10時でしたが空きがありました。
    嫌な予感がしましたが、登りだしてすれ違う登山者にニッコウキスゲの状況を聞くと
    10輪ほどしか咲いてないとのこと。
    しかし、10輪だったら良いほうかも知れないと思い汗ビッショリになりながら進むと、なんと日差しが出て気温も上がり更に汗も吹き出しました。
    休憩小屋の手前の湧水で心身ともに癒され、湿地に向かうと本当に何も咲いてなかったです。
    一輪のニッコウキスゲが店仕舞の最中で、傍の木道でのんびり日差しを浴びてくつろぎました。
    数年前の満開の頃の喧騒が嘘のように誰も居なくて、独り占めでした。
    多分、その一輪は私が来るのを待っていてくれたのかな、なんて思ったりして。
    下山して、立ち寄ったラーメン屋で日帰り温泉を教えてもらったついでに優待券を頂き、
    早速行ってみましたが、なんと立派なリゾートホテルでビックリでした。
    桧原湖が目の前に見える露天風呂は最高でした。
    そして、愛車に戻ると丁度雲が流れて磐梯山が瞬間的に赤裸々の双耳峰が見られ、またもや感動です。
    今年のニッコウキスゲ見学は雨と新コロナで出遅れましたが、気持ちは大満足です。
    この連休は月山か鳥海山へ頂上を目指さず、ニッコウキスゲさんだけを目的に考えてます。
    以上、相変わらず長々コメントでしたが、報告を終わります。

    2020/07/21 (Tue) 21:55 | EDIT | REPLY |   

    HITOIKI  

    僕のそう思います

    遠征できません。飯豊に行けません。朝日連峰も無理か。いつの間にか、体力はなくなってました。コロナ禍でメンタル不調か。それで、「鍛え直さなくては」、です。差し当たって、今までにいい印象のある山行をまた繰り返して、今の体力を自覚したいと思ってます。それと、日々の鍛練ですが、まずはスクワットなどを始めてみたいです。

    2020/07/21 (Tue) 22:56 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: ニッコウキスゲは10人ほどでした

    仕事人さん、こんばんは。
    蒸し暑~い中の雄国沼お疲れ様でした。
    たとえキスゲの数が少なくとも、梅雨時の貴重な陽射しを浴び静かな湿原で一人寛ぐお姿を想像して羨ましく思いました。
    あの賑やかな湿原を見てしまうと、静かな湿原の方に違和感を感じてしまいがちですが、後者が本当の雄国沼なんですよねー。

    ラーメン食って、リゾートホテルで温泉入って、磐梯山まで眺めて、なんと素敵な休日!
    連休もキスゲを愛でる旅は続くんですねー。
    東北にどっぷりとはまって下さいねー。
    そして仙台での勤務継続願いを提出・・・・・アハハ冗談ですー。

    もしよろしければ、又、旅の続きをこちらで聞かせて下さい。
    ありがとうございましたー。

    2020/07/21 (Tue) 23:54 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    HITOIKIさん、こんばんは!

    昨秋からのちょっとした病気プラスここ最近の自粛で、ここまで落ちるかって程の体力低下にショックを受けております。
    再開後、以前はスタスタ歩けた坂がイメージ通りに登れず、過去の自分の背中が次第に遠ざかり見えなくなる感じです。
    仰る通り、メンタル面でも大きく落ち込んでいるようで凹むことが多いです。
    今の自分に合った山歩きを探さなくては。

    先日の蔵王歩きの写真を拝見しまして、HITOIKIさんが雨の中を歩いて駒草を届けてくれたんだなーと勝手に思い込んで、勝手に感動しておりました。
    どうにか今秋ぐらいまでにはコロナ騒動が落ち着いて、体力を少しでも戻して、山形蔵王と瀧山に挑戦したいと思っております。
    その為には・・・・・、私も日々の鍛練を何か考えてみます。
    アドバイス、ありがとうございました。

    2020/07/22 (Wed) 00:23 | EDIT | REPLY |   

    仕事人  

    続ニッコウキスゲ

    追い風さん、おはようございます。
    連休の初日に月山へ行ってきました。
    西側の弥陀ヶ原にニッコウキスゲを見に行っただけで、頂上は踏みませんでした。
    想像とは違って、ニッコウキスゲは満開に近いほどで感激でしたよ。
    雄国沼の分も咲いてくれたんでしょうか。
    しかし、天気はガスガスで霧雨。
    霧雨も途中から本降りになり下半身はずぶ濡れでしたが、風もなく寒気はなかったです。
    木道の隙間からも顔を出して、なんと賑やかに咲いてくれてるのが嬉しかった。
    天気のせいで混雑もなく、のんびり歩けました。
    そして、長かった東北の勤務の素晴らしい思い出になりましたよ。

    エッ、勤務継続願・・・・・・・・!?
    ウウウウ・・・・・・・・!
     
    追い風さんもご自身の体調をご慈愛しながら少しずつ、無理をせず歩いて下さいな。

    2020/07/25 (Sat) 10:33 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: 続ニッコウキスゲ

    おはようございますー。
    有言実行、素晴らしいです。
    そんな仕事人さんをニッコウキスゲは裏切らなかったんですねー。
    山形県の方にお伺いすると、ガスる月山は最も月山らしい風景なんだそうです。
    だから一番の景色だったのでは?
    きっと月山のキスゲは仕事人さんの東北勤務が短いことを察して咲いてくれたんでしょうねー。
    ご人徳ですよ。

    ご心配下さり恐縮です。無理をせず、長ーい間、山歩きが続けられるように心がけます。
    お疲れのところ、ありがとうございました。

    2020/07/25 (Sat) 11:11 | EDIT | REPLY |   

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