前向きに後烏帽子岳 ~秋から冬へ~
コロナ騒動が落ち着いてきたらしい。これは県外へ行くチャンス!
お察しの良い方は、私が「県外」と書くと「どーせまた不忘山だろう」と思ったはず。
フフフ、今日は違う。
ちょっと足を延ばして後烏帽子岳へ行ってみた・・・・・そんなに変わらんか。
白石市の国道4号から国道457号へ入り遠刈田方面へ約15km。えぼしスキー場の標識を左折し、更に約6km。

えぼしスキー場に到着(標高約675m)。
※駐車場、トイレ、ロープウェー等の詳細は、お手数でも「みやぎ蔵王えぼしリゾート」で検索してご確認下さい。
※駐車場は門限有り。この日の出庫は16:00まで!でした。
では出発!

まずは舗装路を下る。
上に見えてるのが前烏帽子岳。

700mほど歩き、前烏帽子岳登山口(標高約630m)。

早朝こそ5℃以下と冷え込んだものの、力強い陽射しで気温上昇中。

登山口から500mほどで渡渉。
朝一のドボンは避けたいので慎重にクリア。

麓の紅葉はこれから。

「ゴンッ!」
段差を登ったタイミングでこいつに脳天直撃・・・。
10年後、この木は「Ω」こんな形になるだろう。
人はこれを「オーム(Ω)の法則」と言う。

清々しい~。
既に汗だくですが・・・。

岩を縫うように歩く区間。

この先の紅葉に期待ふくらむ。

道の傾斜が緩むも、前烏帽子岳へはここからが遠く感じる。

6合目。
ひっくり返せば少しは近くなるかも?

すげー根っこ!
巨大なタコに捕まった感。

・・・・・雪。

紅葉どころか、葉っぱが・・・無い。

前烏帽子岳(標高1,432m)到着。

後烏帽子岳と雲の中に屏風岳。

後烏帽子岳

馬ノ神岳&水引入道

遠く仙台辺り

岩へ上ったはいいが、下りるのに一苦労。

後烏帽子岳へは、ゆるーく下って、ギューンと登り返し。

慰めの紅葉。

シラビソ香る道。

スキー場からの道と合流。

後烏帽子岳山頂(標高1,681m)(^^)v

西からの雲が屏風を越えて来る。

水引入道と不忘山(奥)

刈田岳と雲の中に熊野岳

ろうずめ平へ下りて行く。

陽だまりでパン休憩し、再スタート。

・・・帰りたくなった。

笹薮区間は短くてホッ。

ろうずめ平の分岐から股窪へ。

こっち側が後烏帽子岳の後ろ姿だろうか?

ゆるやかに下りて行く。

大きな針葉樹の森へ。
うまく表現できんけど、この森は『貴重』と感じた。

股窪十字路

倉石ヒュッテ、えぼしスキー場方面へ

区間前半、道が狭く左が土手、右に掴める樹木も無く足元は雪。
時間をかけて慎重に通過も、・・・精神的に疲れる。

雁戸山
左下に写るのは蔵王寺だろうか。

道上から雪が消えて一安心。
・・・ん? 何か変???

う、う、う、浮いてるー!\(◎o◎)/!

看板に「ガム」なんて書くから、食べられちゃうんだよねー。

見晴らしの良い岩

熊野岳方向

澄川は谷も深けりゃ奥も深い。

条件さえ揃えば見事な紅葉風景・・・かも?

「キャラメル」も喰われる。
※この46番から2分程歩いた先にゲレンデへ抜ける道の分岐有り。

見晴らしの良い岩Part2

すみかわスノーパーク辺り

雁戸山

大東岳

遠く泉ヶ岳やら七ツ森やら

倉石ヒュッテに出た。
小休憩後、白龍の滝方面へ向かうも100mほど歩いて気が変わった。

倉石ヒュッテに戻り、ゲレンデ⇒千年杉コースへ変更。

ゲレンデへの道は小刻みなアップダウンの連続。

ゲレンデはダラダラ登り・・・・・疲れる。

遠く太平洋に白い船。

レストラン建屋南から千年杉コースへ。

おっ、しりとりがリニューアル!
次の地名を予想しながら歩いた。

この辺りの紅葉もこれから。

歩きやすい道。

岐阜・・・、次は「ふ」
これはもう福島県人としては一択、「福島」しかない。

・・・・・(+_+)
次のチャンスを待つ。

沢は簡単に渡れるけど、この先の落葉に隠れた水溜りに注意!

ブナの森の中に、

ポツンと「えぼし千年杉」

利府・・・「ふ」、これは激熱チャンス!
もう次は絶対に「福島」しかない!
小走り気味に次の看板へ・・・

(+_+)
へなへなへな・・・もう、その場にへたり込んだよ。

千年杉コースは、旅行気分が味わえる楽しい道なのでありました。

そして、無事ゴール!!!
3週間ぶりの歩き、今シーズン初の雪道、ノートレース区間、笹薮・・・、数々の不安に直面も落ち着いて行動出来たつもり。
ただ、いつも上手くいくとは限らない。今回はたまたま上手くいっただけ。
寒さが厳しくなるこれから、気を引き締めて歩かなくては。
行ってみた日 2021.10.24
この日の行程
駐車場⇒(9分)⇒前烏帽子岳登山口⇒(55分)⇒6合目⇒(85分)⇒前烏帽子岳(休憩11分)⇒(63分)⇒後烏帽子岳(休憩8分)⇒(32分+途中休憩11分)⇒ろうずめ平⇒(30分)⇒股窪⇒(67分)⇒倉石ヒュッテ(休憩10分)⇒(18分)⇒千年杉コース入口⇒(51分)⇒駐車場
以上7時間30分(休憩40分含む)の行程でした。 歩行距離 約13.3km
地理院地図(電子国土Web)より
国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)後烏帽子岳
<感謝録>
●後烏帽子岳山頂で会った男性
短い時間でしたが、こちらの話にお付き合い下さりありがとうございました。
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