笹雁新道、北雁戸山、笹谷古道 ~静かなGW~
毎度の事ながら、連休⇒他県⇒宮城県⇒不忘山の流れ。
いつまでもこれじゃ進歩がないなー、と言う訳で雁戸山へ行ってみた。
南蔵王が北蔵王になっただけじゃん!の声が聞こえなくもないですが、本人はこれがかなりの進歩!と思っているらしい。
川崎町の国道286号を笹谷方面へ。
「るぽぽかわさき」や「セントメリースキー場」を過ぎて行くと、右手に「湯元一乃湯」が見えてくる。そのタイミング(少し手前)で左手に道と看板。
そこが「笹雁新道」の入口(標高約470m)。
国道から左折してその道を行くと、山形道をくぐりやがて砂利道になる。
砂利道を少しだけ走り、少し広くなった路肩に駐車させていただいた。
※明確な駐車場はありませんが、路肩に何ヵ所かスペース有。
林道終点は3~5台くらいなら止められそうですが、満車の場合Uターンが困難になるかもです。
※トイレもありません。近い所では山形道の古関PA(外から利用可も時間等は未確認です)。

準備して出発!

林道を10分ほど歩き、林道終点(標高約600m)。

「行って来ます~」

序盤、切れ落ちてる区間有り。注意!!!

ニリンソウ(二輪草)

象ヶ沢噴水
山腹から多量の水が湧き出してる。
※登山道から高低差10m程の急斜面(ロープ有)

ワサビ(山葵)っぽいけど???

砂防ダムの横を登る。

ブナの森を九十九折に登る。

森を抜け、急登を登れば・・・・・

月山!

山形神室~仙台神室

前方も開けてくる。

セリバオウレン(芹葉黄連)

道の傾斜は緩むも、頭の位置に枝がきてうるさい。
腰を屈めながらの歩きがしばらく続く。

ニセ雁戸(1,410mピーク)で絶景が待ってた。

南雁戸と北雁戸

南雁戸山

北雁戸山

・・・・・直登らしい。

一旦下る。

何だこりゃ?
・・・・・キクザキイチゲ(菊咲一華)の咲き始めらしい。

ふー、登りますか・・・・・。
気が重い。体も重い。

ん?道沿いにキクザキイチゲがいっぱい咲いてる~♪

少し気持ちが軽くなる。

さすがに鼻歌交じりじゃ歩けないけど助けられた。

オオバキスミレ(大葉黄菫)

まだ続きますか・・・・・。

へろへろで分岐到達。

もう南雁戸を往復する余力は残って無かった。
(T_T)/~~~

北雁戸山山頂(標高1,484m)で昼飯。

熊野岳

月山

朝日連峰

二口山塊
他にも飯豊連峰、鳥海山、船形連峰等確認。
好天に感謝。
当初来た道を戻る予定も、カケスガ峰~笹谷古道経由に変更。

下山開始。

山頂下の急斜面(ロープ有)は浮石もあって怖い。

蟻の戸渡は段差が多いので慎重に・・・。

途中、擦れ違った方からの情報で、滑川コース分岐からカケスガ峰へのトラバース道はアイゼン等が無いと厳しいと知る。
・・・・・持って無い。

滑川コースの分岐から、登山道を外れ前山の雪庇を登る。

振り向いて元気をもらう。

雪庇は次第にグズグズに・・・。

・・・・・消えた。

藪へ突入!

少し頑張ると雪溜まり。
これを3、4回繰り返して・・・・・、

どーにか夏道へ。

カケスガ峰で独り反省会。
たまたま運よく来れただけ。無理をするべきじゃなかった。

山形市内

ありがとーございました。

油断できない道が続く。

雪が消えても落葉の下が滑る道。

12時ジャストにはハトが・・・。
夜中の12時にはフクロウが・・・。

大木を見上げ、

涸沢を渡り、

有耶無耶関跡の分岐
右へ折れ、笹谷古道へ。

人に見えて、ちょっと怖いお地蔵様。

有耶無耶関跡
「うやむや」の名は鳥の鳴き声からきてるらしい(看板より)。

東国山仙住寺跡
笹谷古道は名所旧跡が続く。

ミヤマカタバミ(深山酢漿草=片喰=方喰=傍食)

しっかりした道で傾斜も緩い。

化け石
看板には「真っ二つに割られた」とあるが、ちょっと地味な亀裂・・・。

イワウチワ(岩団扇)

脱出!

国道286号を行く。
※笹谷IC横断注意!

笹谷集落の八重桜。

笹雁新道入口から駐車地点へ戻って終了~。
反省すべき点があった歩きでしたが、ニセ雁戸から見た南北雁戸山の景色は思い出深いものとなりました。
行ってみた日 2023.5.4
この日の行程
駐車地点⇒(9分)⇒林道終点⇒(34分)⇒象ヶ沢噴水⇒(132分)⇒ニセ雁戸山⇒(39分)⇒北雁戸山(休憩49分)⇒(19分)⇒滑川コース分岐⇒(45分)⇒カケスガ峰(休憩13分)⇒(42分)⇒有耶無耶関跡⇒(52分)⇒笹谷古道入口⇒(26分)⇒笹雁新道入口⇒(11分)⇒駐車地点
以上7時間51分(休憩1時間2分含む)の行程でした。 歩行距離 約13.5km
地理院地図(電子国土Web)より
国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)北雁戸山
<この日の感謝録>
●北雁戸山頂で会った男性
道の情報ありがとうございました。
●北雁戸山頂下で会った男性お二方
道の情報ありがとうございました。
●笹谷古道で会った女性
花の情報ありがとうございました。
実は・・・今回お会いした登山者はこの4名様だけでした。
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