「行ってみたい‼」と思わせ隊

    福島からの山歩き紹介ブログです。

    猫魔、猫石、雄国沼 ~白虹とキスゲ~




    今年も残り半年か・・・、早いよなー。

    てなことをいつも言ってますが、年内にこれはやっておこうとか、あれはクリアしようとか、特に目標があるわけじゃ無いから早かろうが遅かろうが全く関係無いんですけどね。

    来年は、「残り半年かー、遅いよなー」って言えるよにしよっと。

    来年の今日まであと365日か。早く来ないかなー。

    そう考えると、「遅いよなー」

    あっ、言っちゃった。

    どーでもいい話ばっかしてるから、半年もそりゃ短く感じるよ。



    その半年が過ぎた頃になると県下の新聞やニュースには雄国沼の話題。

    年々、キスゲの時期の規制が厳しくなってきてるような気がする。

    行ける時に行っとくか。

    雄国沼のニッコウキスゲを見に行ってみた。

    ・・・・・7年振りか。




    えー、雄国沼はですね、ニッコウキスゲの時期になると規制が敷かれます。

    しかも毎年流動的ですので下記サイト等でお調べの上お出掛け下さい。


    喜多方市観光物産協会

    裏磐梯観光協会




    いつもは磐梯山登山でお世話になる八方台登山口から・・・と思って来てみたが、まだ6時前なのにほぼほぼ満車の駐車場(50~60台)。

    探せば止められなくもなかったけど、車庫入れ苦手なもんで早々と諦め第2駐車場へ。






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    八方台第2駐車場(50~60台)


    トイレは八方台駐車場に有り。






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    位置関係です。

    戻った頃には第2駐車場も満車。こがね平も8割方埋まってました。

    朝の感じですと、磐梯山へ登る人よりも、雄国沼(猫魔ヶ岳方面)へ向かう人のほうが多かった気がします。

    それだけ雄国沼のキスゲ人気が高いってことかなー。



    準備して出発!

    まずは舗装路を八方台駐車場へ。






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    八方台駐車場(標高1,194m)から猫魔ヶ岳へ。






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    「行ってきまーす」






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    にゃんだこりゃ?






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    滑りやすい道が続く。






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    猫魔ヶ岳山頂!






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    標高1.403.6m






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    猫石へ






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    で、猫石(標高1,335m)






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    あーあ、真っ白。

    でも、予感があった。

    何かが見える・・・・・。



    ♪~待つわー 待つわー いつまでも・・・は待てないが待ってみる。






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    ・・・30分後。ようやく青空。



    ・・・そこから5分!






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    白い虹!!!





    ・・・更に5分後!






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    雲が割れた!






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    飯豊連峰~!






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    満足したので雄国沼へ






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    雨天後なもんで泥濘多発!

    帰りもこの道を歩くつもりだったけど、周回に変更。






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    広葉樹の森を抜けると、開放感!






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    心地良い風。






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    雄国休憩舎(標高約1,095m)






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    砂利道を歩き、分岐から湿原へ






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    雄国沼湿原へようこそ!






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    湿原の雰囲気をなんとなーく感じて頂けたら幸いです。

    ・・・皆様の温かい眼差しとそこそこの想像力で。



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    「ぱくぱく」・・・話しかけられた。

    翻訳アプリを起動も、「魚語」が無い。

    多分、こう言ってる・・・






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    「押すなよ、絶対に押すなよ!」






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    ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲)



    他にも、ヤマトキソウ(山朱鷺草)、サワラン(沢欄)等、咲いてました。






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    皆さん笑顔、笑顔の木道でした。






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    金沢峠へ


    198、199、200・・・・・もう無理。






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    会津盆地(金沢峠より)






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    南アフリカまで5分?

    まぎらわしい山名・・・。






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    喜望ヶ峰(標高約1,180m)






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    雄国沼の木道を見てると思い出すよ、運動会を・・・






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    「次のプログラムは、5年生によるフォークダンス、ジェンカです」



    ・・・帰ろ。






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    金沢峠から舗装路歩き。

    この日は風があるから良かったけど、風が無けりゃかなり過酷。






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    飯豊連峰がよく見えておりました。






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    林道入口(左)






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    こんな道が$$と・・・違った、¥¥と続く。






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    猫石を見つけてしまう。

    あの上まで行くのか・・・。






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    久々の山道






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    厩岳(うまや)山への分岐、そして猫石を経て・・・






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    猫魔ヶ岳に戻る。






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    雄国沼






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    磐梯山






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    猪苗代湖






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    桧原湖






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    木漏れ日の中を八方台へ






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    「ただいま~」






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    ゴール!

    ・・・こっちじゃなかった。






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    ゴール!



    スタート時は霧の中のキスゲを覚悟も、結果的には雄国沼で梅雨の晴れ間と待ち合わせた格好に。

    今年は遅霜の影響で花が少ないらしいけど、7年振りに見た黄色の湿原は変わらぬ美しさで一安心。

    いつまでも、いつまでもこの景色が続きますように。






    行ってみた日 2023.7.2






    この日の行程

    第2駐車場⇒(5分)⇒八方台登山口⇒(45分)⇒猫魔ヶ岳⇒(20分)⇒猫石(休憩46分)⇒(49分)⇒雄国休憩舎⇒(17分)⇒雄国沼湿原(散策23分)⇒(6分)⇒金沢峠(休憩7分)⇒(5分)⇒希望ヶ峰(休憩26分)⇒(4分)⇒金沢峠⇒(20分)⇒林道入口⇒(30分)⇒厩岳山分岐⇒(20分)⇒猫石⇒(20分)⇒猫魔ヶ岳(休憩10分)⇒(37分)⇒八方台登山口⇒(5分)⇒第2駐車場

    以上6時間35分(休憩1時間29分含む)の行程でした。 歩行距離 約15.1km



    雄国沼
    地理院地図(電子国土Web)より




    国土地理院のサイト⇒地理院地図(電子国土Web)標準地図(25000)雄国沼





    <この日の感謝録>

    猫石で待機中、数名の方とお話させて頂きました。
    お陰様で楽しく待つことが出来ました。ありがとうございました。






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    コメント一覧 2

    暇人  

    こんばんは!

    雄国沼のニッコウキスゲを楽しませてもらいました。
    ありがとうございます。
    追い風さんの今回のコースは4年前に初めて歩きました。
    それ以来ほぼ毎年歩いてますが、去年は喜多方方面のシャトルバスで一気に金沢峠へ楽チン歩きにしました(横浜からのスタートで雄子沢駐車場が満杯の情報だった)
    4年前は雄子沢から歩き出し雄国沼の木道を3回廻り自慢のカメラでニッコウキスゲを撮り狂っておりました。
    金沢峠への登り階段はきつかったですけど、頂上の爽やかな風と遥か下に見える喜多方の町に癒されました。
    金沢峠からは追い風さんと同じに外周を猫石まで歩きましたが、誰も歩いてなく熊が出そうでヒヤヒヤおっかなビックリでしたが、自慢の喉で歌いながら前進あるのみでしたね。
    しかし、暑い日だったので金沢峠からの舗装道路では照り返しでバテ気味でした。
    猫石からの雄国沼はニッコウキスゲの群落が黄色のカーペットのようでした。
    雄国沼への下りは人も多く熊の心配はなく、のどかに歩きましたよ。
    下り終わったら突然の雷と大粒の雨で、慌てて休憩舎へ逃げ込みました。
    小降りになってから雄子沢へと下り、無事に愛車へ戻りました。
    話は変わって、金沢峠で地元の人が言ってましたが峠の下の喜多方市の字名は熊倉と言うそうで昔から熊の名産地だそうです。
    3年前にニッコウキスゲの終わった頃の人気が少ない時期にも行きましたが、金沢峠の登り付近で小熊らしき動物を目撃しました。遠目に見て黒い犬かと思ったんですが犬にしては前足や首が太いし、犬が居るような場所ではないし犬だったら登山道を横切ることはしないだろうし。いろいろ考えしばらく立ち止まって様子を見てから前進しましたが、母熊に見つからなかったのが幸運と言えば幸運だったのかなと。

    追い風さんもあちらこちらの山を歩き回るでしょうが、熊には注意して下さい。
    また、暑い日が続くので体調にも注意してお願いしますね。
    ではまた、山行のご報告を楽しみしております。

    2023/07/19 (Wed) 19:47 | EDIT | REPLY |   

    追い風  

    Re: こんばんは!

    暇人さん(仕事人さん)、ありがとうございます。
    木道を3周もしちゃいましたか、凄いっすねー。
    私は何周もすると出口を見失しなって脱出不能になる恐れがあるので1周ですー。

    熊は怖いですねー。特に子を持つ母熊は・・・。
    遭いたくないのに2~3年に1度くらい遭遇してます。
    その度に冷や汗タラタラの緊迫感に襲われて・・・、もうあんな思いはしたくない!と思いつつ、また山へ登るのです。
    今までのところ、出遭った熊さんはみんな逆方向へ逃げてくれてるので助かってますが、いつかはこちらへ向かって突進してくるんだろーなー。
    その時は、「最初はグー!」と叫んでジャンケンに勝負を持ち込む予定です。

    体調等ご心配下さり恐縮です。
    夏は苦手なので回数を減らしてほどほどに山行を続けさせていただきます。
    同じ気温でも都会の暑さは過酷と聞きますから、暇人さんにおかれましてもアルコールの入ってない水分をしっかり摂取してお過ごしいただければと思います。

    2023/07/19 (Wed) 21:59 | EDIT | REPLY |   

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